仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

Anais Nin

英検二次試験の後、日本橋丸善(丸の内は休み)に寄り、Anais Ninの本を買いました。

40数年前、Henry Millerの本を夢中で読んでいたときに、Millerがパリ放浪時代に知り合ったenigmaticな女性と書いていて、それで知った作家です。当時はインターネットはなく、洋書は、丸善か神田の古本屋街を探すしかありませんでした。「北澤書店」という洋書専門店で何冊か見付け、買いました。日記の存在も知っていましたが、何処を探してもありませんでした。Henry Millerの本も、Anais Ninの本も、コスタリカに定住するときに、全て処分してしまいました。後の祭りですが、本当に泣きですね。

Amazon.comを見ると、Anais Ninの日記は全7冊が入手可能のようです。読みたいとは思いますが、試験勉強もあるので、悩みます。Anais Ninを知った頃に取ったCPEも、取り直したいし、気持ちは複雑です。

ちなみに、2月21日はAnais Ninの誕生日でした。何かの縁ですかね。

Henry MillerとAnais Ninの対談を見付けました。夢のようです。場所はHenry MillerのBig Sur, CAの家のように思えます。

http://www.reinventingyourself.com/odysseysample.wmv

第3回英検1級二次試験

新幹線に乗り、背広・ネクタイ着用で、2009年度第3回英検1級二次試験を受けてきました。

日本人試験官は初老の男性、外国人試験官は中年の女性でした。

始めの日常会話は、前回と同じ、What do you usually do in your spare time?でした。大学は英文科でThomas Hardyを卒論でやった。その関係もあり、今は英語、英文学の勉強をしている。というような話しをしました。

Topicは「文学の研究は現代で役に立つか」というようなものを選びました。現代は人間性が欠けているので、それを補うような意味で、また、若者には将来の生き方の参考になり、私のような者には過去の評価の参考になるので、役に立つ、というような内容でスピーチをしました。勿論、終わりは、Thank you.で締めくくりです。

日本人試験官は、ここは高校だが、もしあなたがここの校長だったら、どんな本を読むように学生に勧めるか、という質問。Thomas HardyTess of the d'Urbervillesで、その理由はこうこうです、と答えました。

外国人試験官は、もっとやさしいレベルで、若い学生に勧めるとしたらどうか、という質問。Mary ShelleyのFrankensteinで、その理由はこうこうです、と答えました。そして更に外国人試験官が次の質問を喋っている途中で時間切れとなり、それで終わりとなりました。

一応、喋りましたが、出来はどうでしょうか。あっけなく終わった感じです。内容のあることを喋れたと思いますが、試験官がどう受けとめたか、それはわかりません。一応自分としては前回と同じ程度のつもりですが、どうでしょうか。合否及び評価のオンライン発表は約10日後です。

また、明日はTOEIC#152の結果がオンライン発表されるはずです。