本当につらかったこと

ちょっと前に「日記を書くと物事がいい方向に向かう」という意図のポストを見かけて(探したらあったので貼っておきます)、

以下の反応をしたら、ちょっと反応をいただけた。

1999年くらいからWeb上で日記を書いていた私は、一時期毎日なんでもかんでも書いていたくらい日記を書くことが好きだったけど、自分が本当にしんどかったりつらかったり悲しい思いをしたことについては、うまーく書かないようにして生きてきた。ポストにも書いた通り「文字や文章としてそれが固定化してしまう」方が怖くて、自分の記憶が薄れていく方に望みをかけている方がまだありがたいと思っているのだ。

がしかし、「日記の書き手としては自分の弱みとなることを書かないのはマイナスではないか?」という気持ちに一瞬なったのと、有料部分に押し込んでおけば自分でもひと手間かけないとアクセスできなくなるのとで、ちょっとだけ書き出してみることにした。

あとから思い出したものを有料部分に書き足していくかもしれません。自傷行為?どちらかというと成仏を願う感じですかね。

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「買い物依存症」に近かったのかもしれない

GWに入って部屋の片付けを始めた。夫婦共に物持ちが異様によく(良い表現)、買い物が好きで、家には「物」があふれている。夫のものには手をつけず、自分のものをとにかく減らそうと試みている。

本屋さんで片付けに関する本もいろいろ見て回ったが、「汚部屋」脱出、素敵な暮らし、シンプルな生活、という流れのものが多いので、いったん「ESSE」の「これからの暮らし」という雑誌を買った。特集は「心も体も老けない人の暮らし方」。要は「自分を丁寧に扱おう」っていうやつだ。

ちょっと前なら「それができてれば苦労はせんよ」と反発混じりの感想を抱いたものだが、今は「まあこういうことをしないと身体と生活を維持するのは難しいよね」と半ば諦観して読んでいる。50代向けなのでフォントサイズが少し大きめ。消費を煽り立てるような言葉は少なめ。こういう雑誌が合う年齢になったなぁとしみじみした。

それにしても登場する皆さん、本当にシンプルな生活をしているように見える。水面の下は必死で水をかいているのだとしても。そういう「見せ方」を知らないまま、私は大人になって、人生の残り時間を考える年頃まで来てしまった。

家に物があふれても、買い物をするのが楽しかった。普通の人はスマホを何台も買わない、カメラもタブレットも何台も持たない。気になった本は物理でもKindleでも買った。ガジェット好きが昂じてさまざまな周辺機器もよく買った。旅行にもよく行った。その全てを後悔していない。私には「誰かのためではなく自分のためにお金を使う」経験が必要だったと心から思っている。

そしてやっと、「もうそんなに物を買わなくてもいい」くらいに思えるようになった。

生活が破綻するまではいっていないが、買い物をすることに依存していた部分は大いにあった。使いこなせなくても欲しい、積ん読でもいいから欲しい、その欲求のコントロールが、私にはまだ難しい。これは意図して変えないと変わらない部分ではあるが、もし依存なのだとしたら、依存の元を断たないと、死ぬまで(文字通り)この暮らしが続いてしまう。

とりあえず「部屋を片付ける」というところが、ひとつ引き金になって、買い物をセーブすることにつながっている。うまく片付けが進むといいのだが、ブログで宣言するほど、私の心は強くない。

記事末に「空メール」ならぬ「読了しました」ボタンを付けてみました(スマートフォンビューだと見えないかも!!)

ジャズボーカリストの平麻美子さんが、ご自身のブログに「読了ボタン」を設置したことをFacebookで書いておられました。全体公開だったので、当該部分を引用。

「懐かしの読了ボタン」を設置しました。はい、日記猿人日記才人時代のHTML日記によく見られた「空メール」ボタンです。HPの全体から入ってしまうとボタンはでませんが、個々の記事に埋め込みました。日記猿人・才人時代のボタンと違う点は、ボタンを押して下さった貴方様のメアドは、一才私には見えない、単純に匿名の貴方様の存在だけをワタシに伝える、秘めやかなカウンターのようなもので、ソーシャルメディアのLIKEとも違うものです。

空メールボタン懐かしいですね!!!

私もなんとか再現したくて、ChatGPTに聞きながらボタンを作ってみました。平さんのボタンと同じく、メールアドレスや個人名は一切見えません。また、フォーム送信を代行してメール通知してくれるサービスとして「Formspree」を使っています。ChatGPTがなかったら知らなかった……。

formspree.io

↓こんな感じのボタンを記事の最後に付けています。

記録される情報はこれくらい。

なので、もし押してやってもいいよという方がいらっしゃれば、ボタンをぽちっとして「読んだよ」のメッセージを送っていただけるとうれしいです。はてなidがわからないので、はてなスターとも役割は違いますね。かといってnoteの「スキ」ほどメッセージ性は高くない。それくらいがちょうどいいです。

追記

もしかしたらスマートフォンビューだと見えないかもしれません!!!ChatGPTに聞いて直すことを考えますができないかもしれません!すみません!

松屋銀座でミッフィー展が始まったよ

Xで知人がURLを流してたのをたまたま見つけたんですが、今日4/23からだそうです。

www.museum.or.jp

で、職場から歩ける範囲内なので、帰りに撮ってみました。でかくてかわいい。

こんな感じの日常の話はXではもう無理だし、かといって長めにBlueskyに書くのも大変(Blueskyは好きなプラットフォームです)、写真ならInstagram……って感じもするけど検索性皆無なので、やっぱり原点に戻ってはてなブログで書こうと思います。私はスマホから「:embed:cite」とかのはてな記法を打つ人間なので……。

自分の目で見てみたい

ChatGPTに作ってもらった「木製の大きな輪」のイメージ

大阪・関西万博を、開幕までこっそり楽しみにしていた。今は開幕しているから、「こっそり」の枷ははずれた。

1970年の万博の様子を、大阪に住んでいる時に万博記念公園へ行って、見たことがある。衝撃的だった。日本にいるハイスペックな方々が結集して、40年くらい前(当時)にこんなすごいことをやっていたのか、すげえ、と単純に思った。だから、いろいろありつつも2025年に開催されることになった万博を、その時の世間の人々のように楽しんでみたかった。

しかし、万博を巡るニュースは、どうもあまりよくない流れになっていた。「楽しみにしている」などと口にしようものならあちこちから斧や槍が飛んできそうな向きだったし、実際いろいろひどかったから、ある程度はしょうがない。

でも、もし世間がもうちょっとだけ、このでかいイベントについてやわらかい雰囲気で、単に直前で間に合うのか間に合わないほらやっぱり間に合わなかった――という論調ではなく、今Xに善意でよいところをポストしてくれている人たちのように、ちょっとしたTipsやパビリオン巡りのコツなんかを説明してくれたらありがたかったのになぁ……などと考える。

Xでポストされる「ちょっとしたトラブルにもくじけない、旅行や文化を不思議な角度で好む人たち」が心から万博を楽しんでいる様子、美しい写真の数々、美味しそうな食べ物……それらは一気に、しおれていた私の万博への好奇心を呼び覚ました。こんなにおもしろいところに毎日入場できる「通期パス」がたった3万円で売られている。私が今も大阪在住だったら――それは限りなく可能性が低いのだが――大喜びで毎週土日に通い詰めていただろう。

もちろん東京に住んでいれば新幹線があるから、土日に行って帰って、ということはできなくはない。ただ、宿を確保するのは結構難しいのだろう。個人的な環境でいえば、転職したてなので、7月まで有休が発生しない。会期は10月13日まで、それまでにはどうにか数回行けるかな、などと呑気に考えているが、なんだかんだいって日本人はお祭りが好きなので、会場はどんどん混雑していくだろう。

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toyaの冬休みアディショナルタイム

昨日の日記に書いた通り、今日は冬休みアディショナルタイムです。

日野駅近くの「カフェ&ギャラリー大屋」で、ブログを拝読している地図子さん(id:chizuchizuko)の個展、「水辺で取り戻す私の時間 - 日野の川と用水路で豊かさを考える」の最終日にお邪魔しました。

詳しくは、地図子さんと、同じく個展を訪れたOKPさんのブログをご覧ください。というていで詳しく書けなくてすみません。

chizuchizuko.hatenablog.com

moognyk.jp

外観と中はこんな感じ。

カフェでコーヒーとスコーンをいただきました。ZINEを3冊(新刊含む)買っておいとましました。地図子さん、お話ししてくださってありがとうございました!!日野、また訪問したいと思います。

その後はお昼ごはんを食べてのんびりして過ごしました。

これで正真正銘、冬休みはおしまいです。ぎりぎりまで予定を入れていないと緊張で今日の午後あたりはえづいているところだった(ウンナンの内村さんと同じ)!!!お付き合いいただいた友人の皆さま、ありがとうございました。また、今日を迎えるにあたってDMをくださった方!!ビッグラブ!!

明日から新しい環境でやっていきます!うおおお!とりあえず早寝早起きするぞ!!!!!

toyaの冬休み(ラヴィット!風に)

1/30に最終出社を終えて、本日(日付変わったけど)2/15付で現職を退職することとなり、「toyaの冬休み」が終わりました。

(明日の日曜日から次の会社所属になりますが、それはアディショナルタイムということで)

いろいろな方から「もう少し休まないんですか?」と質問いただいたのですが、間を置かずに働きます。年金とか社会保険料とかの各種手続きの煩雑さに耐えられる気がしない、というのが最大の理由で、その次に「早く次の会社で働きたい」、さらにその次に「立ち止まると二度と動けなくなりそうだから」という理由が続きます。

夫がシフト制ということもあり、フルでのんびりした日はほぼなく、何かしら外に出たり予定を作ったりしていました。二度寝はよくしたけど。身体を動かしておかないと次の勤務に差し支える気がして、コンディションを整えておきたい気持ちが強かった。特に寒波だのなんだのあって、うっかりすると閉じこもってしまいそうだったのでした。

旅行の予定を2つ入れて、会いたい人に会いに行き(それでももっといろいろ出かけたかったし会いたい人もいた!!さすがに半月では時間が足りなかった)、あまり「まとまった休暇」扱いをしないように努めました。

そうこうしているうちに次の会社の準備も進み、スムーズにシフトチェンジできるんじゃないかと思っています。気力はあっても年齢という現実はあるので、無理をせず、でも周囲を良く見てアクセルとブレーキはメリハリをつけて……ってバイクの運転と似ていますね。

とにかく健康と身体に気をつけて頑張っていきたいと思っています。