津堅信之のアニメーション研究資料図書室 このページをアンテナに追加

2017-02-23

日本アニメが100年

| 17:24 | 日本アニメが100年を含むブックマーク

 今年は、日本で初の国産アニメーションが公開されて100年にあたっている。業界では盛り上がりに欠けるが、周辺ではそれ相応に動きがあり、私もいくつか声がかかっている。その一つがこれ。

 UCカードの会員向け情報誌「てんとう虫」3月号の「特集・日本アニメが100年」 りんたろう監督や神山健治監督へのインタビューを含む25ページもの特集で、かなり読み応えがある。テキストの大半は氷川竜介さんの担当で、私は戦前から東映動画設立までの解説を担当した。

 カード会員向けの雑誌だが、一般でも「バックナンバー」として、下のサイトから購入できる。

 http://www2.uccard.co.jp/tentou/index.html

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2017-02-15

新版 アニメーション学入門

| 23:45 | 新版 アニメーション学入門を含むブックマーク

 新刊のご紹介です。

 「新版 アニメーション学入門」(平凡社新書

  https://www.amazon.co.jp/dp/4582858368/

 

 2005年に出版した「アニメーション学入門」の、約10年ぶりの全改訂新版です。

 この10年のアニメ界は本当に話題が多く、デジタル技術の発達、深夜アニメの定番化、スタジオジブリの動向、クールジャパンなどなど、枚挙にいとまがありません。そうした話題を盛り込み、現在のアニメ界を考えるにあたって最も基本的な知識・情報を集めました。

 もちろん、字数には限界があり、また私の能力が追いつかないところもありますので、「書いてあること」と「書いていないこと」のバランスには、いろいろなご意見もあろうかと思います。本書をご一読いただいて、自分ならば何を書き加えるかを考えていただくことも意味があろうかと思います。

 そうは言っても、『君の名は。』『この世界の片隅に』『映画 聲の形』など、様相がまったく違う形で大ヒットした長編アニメが相次ぎ、日本のアニメ界にとって記念碑的な年になった2016年の諸状況に触れることができたのは幸運でした。

 海外のアニメーション事情に多くのページを割いていることも本書の特色ですが、少しずつながら、『アナと雪の女王』、『父を探して』、イゴール・コヴァリョフ、ドン・ハーツフェルトなどについても触れています。

 「新たなスタンダード」として、ご一読いただければ幸いです。

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2016-10-05

マチ★アソビ Vol.17

| 10:01 | マチ★アソビ Vol.17を含むブックマーク

 恒例の徳島「マチ★アソビ(Vol.17)」が、今週末の10月8日から3日間、開催されます。私は今回も参加しますが、いつもは2日目で撤収するところ、最終日まで滞在します。

 

 http://www.machiasobi.com/

 

 このマチ★アソビの公式ウェブにはまだ掲載されていないようですが、最終日の午後1時から、東映アニメーション創立60周年を記念して、トークイベントを開催します。東映アニメーションのスタッフのほか、私も登壇します。

 その他、いつものように、物販用のパラソル(ブース)で、自分の著書を販売します。

 徳島へ来訪のみなさま、現地でお会いしましょう。

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2016-08-25

広島フェス 論評記事

| 16:16 | 広島フェス 論評記事を含むブックマーク

 先日終了した、第16回広島国際アニメーションフェスティバルに関して、どちらかというと論評記事になるのだが、「アニメアニメ!」にて発表した。

 

 http://animeanime.jp/article/2016/08/25/30160.html

 

 字数制限もあり、十分書ききれなかった部分もあるが、私がもっとも強調したかったのは、「上映」という手段の位置づけや役割が、ここ数十年を経てずいぶん変わったはずなのに、相変わらず上映を中心に、というか上映ばっかりをやっている点である。

 短編アニメーション作家の地位向上を図り、その手段として広島フェスを活用するのであれば、現在のやり方では実現困難だろうと思う。現状は、作家たちの交流の場にとどまっており、それはそれで良いのだが、少なくとも、バイヤーや配給業者、プロデューサーなど、買い手を引きつけ、フィルムマーケットが形成される場でありたい。

 そのための一手段として、テレビ、劇場、ウェブ、CFなど、商業アニメ界との連携を図る方法を考案するべきではないだろうか。

 それから、これも「アニメアニメ!」の論評記事には書かなかったが、晴れてコンペティションに入った日本人作家8名(7作品)のうち、3名が会場に来ていなかった。栄えあるコンペ上映に、国内開催であるにもかかわらず作者が3人も来ていないというのは、私にとってはちょっとしたショックだった。しかも欠席3人(3作品)のうち1作品は、結果的に受賞している。

 広島フェスが、肝心の国内の短編アニメーション作家にとっても、(本業など)何を置いても優先して参加すべきだと考える場になっていないのではと危惧するのだが、これは的外れ、考えすぎだろうか。

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2016-08-18

広島国際アニメーションフェスティバル開幕

| 14:39 | 広島国際アニメーションフェスティバル開幕を含むブックマーク

 きょうから5日間、広島市で恒例の広島国際アニメーションフェスティバルが開催されている。

 

 http://hiroanim.org/

 

 2年に一度、主にいわゆるアート系の短編アニメーションが集められ、新作を審査しグランプリを競うコンペティションがメインプログラムとなる。

 前回、2014年大会では、日本人作家の新作が1本もコンペに入らず、物議をかもしたのだが、今回は無事(?)7本が入った。今夜から、4日間かけてコンペが行われる。

 私も5日間、全日程参加し、取材する予定だが、コンペ以外のプログラムでは、日本のアニメーションの大規模な特集が組まれていることに注目だ。やはり主に短編アニメーションが集められているのだが、この種のフェスティバルで、過去から現在に至る日本の作品が230本以上、一挙に上映されるというのは空前のことで、また古い作品の中には、めったに見られない作品も混じっている。

 コンペティション部門のグランプリを含む受賞作は、最終日の22日夜に発表される予定。

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