現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

桜の蕾と苗箱への土入れなど


23日(水)
春の花は黄色からです。昔、そんなことを教えてくれた人がいました。サンシュユも菜の花もタンポポも。もちろん他にもあるわけですが。
そういえば、って一度書いた気もするが、昔、車の運転中に「あの黄色い花はなんだろう」って窓から見えた花のことをつぶやいたら、「あれはヤマブキ。」ってすぐに答えてくれた人のことは忘れられない、ということを思い出した(笑)。だって答えが出てくることを期待してなかったんだから。
世の中というか、巡り合わせというか、なにが一生忘れられない衝撃を与えるかわからないものですね。ホントにそう思います。小学校の時の絵の具に「やまぶきいろ」があったことも思い出し、なにか頭の中の歯車がグリグリギリギリと回ったような感触があったのを鮮烈に覚えております。うーむ。思い出してしまった。


朝のうちはバタバタと農協へいって、あれこれ手続きをしたり、振込をしたり。それから苗箱に入れる土をもらってきたり。
午後は苗箱に土を入れる。長男や長女が手伝ってくれる。
それから次男の高校へいって面談。終わってから30分ほど次男の野球部の練習の様子をこっそりと見てみる。
帰ってきたら次女が本屋へ連れて行けというので、ついでにブックオフも。いやはや。


しかしなんだな。ジャズも昔のように目をつむって聴くことなどなくなってしまった。でもジャズで聴くことが多いのは、マイルス絡みのものが多いのはまちがいない。マイルスと一緒にやっていたとかね。でも唯一というか、マイルスっぽくないのが、クリフォード・ブラウン。クールなジャズでなくてまだバップ時代なんだけど、トランペットの音も響きも伸びやかさも、まあ、スバラシイです。マックス・ローチとのクインテット、いわゆるローチ-ブラウン五重奏団というやつですな。僕もレコードを何枚か持っているのですが、レコードですから、いささかかけるのが面倒で、もう何年も鳴らしていませんが、CDで買ったアートブレーキーとの『バードランドの夜』が、これがまた、あーた、いいんだ。炸裂!というような表現は、僕はクリフォード・ブラウンのトランペットのためにあるような言葉だと思っています(笑)。いや、ほんま。
今、日本語版のウィキペディアで、「ビバップ (bebop) 」を見てみたら、代表的なアーティストの中にクリフォード・ブラウンの名前がない。あ、もしや、と思って「ハード・バップ」で日本語版のウィキペディアで検索したら、クリフォード・ブラウンの名前がしっかり出てきてました。まあ、いいけど。
YouTubeで高野雲という人のクリフォード・ブラウン特集の番組を見つける。高野雲って、誰?ま、あんたに言われなくても知ってるわい、と言いたくなるが、なんだか魅力をわかりやすく語っているような気がして、貼り付けておきます。それに僕の持っているレコードより音質がいいような気がして(笑)。一時間ほどもある番組なので、時間のあるときにでも。



そういえば、読売新聞に滋賀県のスーパーの平和堂と洸陽電機の電力小売事業がスタートするという記事が載っていた。うーむ。洸陽電機って、まったく知らない会社だけど、再生可能エネルギーの会社なのかな?平和堂はなじみのスーパーです(笑)。安くて、ポイントがついて、風力や地熱なんかの発電だとうれしいけど、どうなのかな?



24日(木)
今日は晴れましたが、終日、冷たい風が強く吹いておりました。
今朝は伊吹山山頂からの日の出かな、と思っていたけど、うーむ。かすかに右肩か。どうなんだろう(笑)。
朝一番に、お米の精米など。
その後は昨日の続きで苗箱に土入れ。うーむ。まあ最近の大規模農家はこういう作業はしないのだと思います、播種時に空っぽの苗箱に土を入れて、水をかけて、種を蒔いて、覆土する、という工程を一気にしてしまうのですが、ま、フレコンの土を吊るせ、長い播種機を設置する場所もない、小さな作業所では、ま、それなりの工夫がいるわけです(笑)。ま、工夫というのは、要するに、子供たちを動員しての人海戦術ですが(笑)。