dock days

2017-10-19 治療しました

ギター病治療の為、楽器屋巡りをした。

横浜駅前で1軒。おー、なかなか。

高いギターは目の保養になりますな。

フルアコの上位機種はボディが大きい

ものが多いので、金額的にも取扱い的

にも全く手に負えない。

だから見るだけ。おー、すげえ。


それから渋谷へ。なぜか混んでいる。

ようやく外に出たが、駅前が大工事中

なので、自分がどこに出たのか一瞬

分からなくなる。

でもなぜか、「ああ渋谷の匂いがする

なあ」と思った。どんな匂いかは説明

できないけど、独特の空気がある。


ギター屋にも独特の匂いがあって、

入った瞬間に「おお」と思った。

早速あちこち見て廻る。やはりネット

では分からなかった事が色々ある。

「これ実際見ると作りが安っぽいなー」

とか、その逆も。


片っ端から見る。試奏したいと思ったが

最近あまり弾いてなかったのでちょっと

気が引ける。

何より、一度弾いてしまうと買わずに

いられなくなるのが怖い。

なので見てるだけー。


何軒か廻った。至福のひととき。

だが、ずっと気になっていた事があり、

何軒目かに入る時、とうとう声が出る。

「この辺いいなあ。写真撮りたいなあ!」


雨に濡れた渋谷の路地がめちゃくちゃ

良かったのである。オリンパスμズーム

で数枚撮ったが、もう少し腰を据えて

撮りたくなった。これはいい!


そしてそれを声に出した瞬間に、

ギター熱が一気に醒めた(ははは)。

もういいです。帰ります。

「DOG RUN」シリーズでやるか

デジタルでやるか、家で考えよう。

頭は一気にそちらへ飛んだ。


かくして病気はとりあえず収まり

ました。完治はしてないけど。

写真に戻ります。

2017-10-18 ギター病

「ギター病」が再発している。

ヒマさえあれば楽器店の在庫を

チェックしたり、気になったギターの

音をYouTubeで確認したりしている。


ここ最近はアコースティック・ギター

ばかり見ていたのだが、今回はエレキが

気になってしょうがない。

きっかけは岩手でずっと聴いていた

アルバート・キングだ。

「カッコいいなあ、こんなの弾いて

みたいなあ」と。弾けやしないのに。


ギターが欲しくなる時はいつもそうだが、

「あの人が弾いてるあれ、欲しいなあ」

である。何度その間違いを犯したか。


カメラの場合、そういう事は全く無い。

「好きな写真家の、あのカメラ!」

とか全く興味が無い。長年リコーGRを

愛用しているが、森山大道さんが使って

いるのは後から知った。

「あー同じだー」くらいの感覚だった。

多分みんなそうだろうなあ。


さてギターだが、アルバート・キング

言えばフライングVである。かつて友達

に借りて弾いた事があるが、あれは僕

には大き過ぎる。でも渋い音色のギター

っていいよな、と思ってたら今度は

星野源が弾いてるギブソンES-125が

気になってきた。


こういうフルアコースティックのギター

って今まであまり興味がなかったけど、

良い音だなあ。

欲しいなあ、ってこらこらこらっ!

やめろ!破産する!


気を取り直して、「あまり高くない物

で良いのがないかなー……おー、これ

結構良いじゃない」とか思いながら

探していたのだが、やがて視線の端に

何か引っかかってくるのである。


「ES-125、1956年製かあ。もう一度

YouTubeで音を聴いてみよ……わあー

全然違うー!これはすごいなあー!」

バカバカバカ。


その他にはやはり、ES-175はやはり

素晴らしいなーとか、でも元々一番

欲しかったのはES-330なんだよな、

ビートルズの使ってたエピフォンの

カジノと同じスペックだが、今まで

弾いたエレキで一番好きな音だった

な、とか。やめろやめろやめろ!


明日は休日である。

多分僕は、楽器店に行く。

2017-10-16 2ヶ月

昨日は久々に蒼穹舎の搬入へ。

と言っても何の手伝いもできず、

見てるだけであった。まあ、元から

あまり手伝ってないけど。


その後いつもの中華屋に行く。

写真の世界に入って初めてだと思うが、

この時間に新宿に居て、一滴も飲まな

かった。すごい。歴史的な一日で

あった(何言ってんだか)。


そして今日で、怪我をしてから2ヶ月

になった。

身体は少しずつ良くなっている気がする。

医者に、プレートが痛みの原因の一つ

だよ、と言われた事がかなり大きかった。

あれ以来、気持ちがすごく楽になった。

医者の言葉というのは良くも悪くも

大きい。


相変わらず寝起きは痛むけれど、痛みで

目が覚める事は無くなった。前よりも

長い時間、眠れるようになった。

時々不意に襲う痛みも、だいぶ減って

いる。まだ50°位しか上がらないけど、

少しずつ左腕を使い始めている。


生活はだいぶ変わった。

食事は昼以外は自炊で、酒も煙草も

相変わらず止めている。コーヒーか

盛岡で買ってきた粉茶を飲んでいる。

歯みがきもマメになった。おかげで?

歯痛はだいぶ収まっている。


昨日は会った人達みんなに「痩せたね」

と言われたが、体重は変わっていない。

飲んでないからむくみが取れたのだろう。


怪我をしたから生活が変わった訳だが、

その前から自分の暮らし方に疑問を

感じていた。大量のビールとコンビニ飯

と煙草とイライラ。散らかった部屋。

出口が無かった。

何とかしなきゃと思っていたので、

良い機会であった。


こないだ久々にコンビニ弁当を食べたら

不味かったなあ。高いし量も多過ぎるし。

この習慣が怪我が治ってからも続くか

どうかは自信が無いけど、食事を自分で

作る事だけでも続けたいなと思っている。


では今日も早めに寝ます。

2017-10-12 移り変わり

今日は午後から外に出た。営業だ。

まだバイクには乗れないので車で現地

まで送ってもらって、歩いて回るのだ。


年末恒例の販促月間に入った訳だが、

僕は外に出られないので営業が

できない。なので半日外に出させて

くれ、とお願いしたのである。

その為には雨樋イエティ頭ではまずい

ので、昨日床屋に行ってきた。


順番にお得意さんを廻る。大好きな犬

ロックの家の前に来た。

「おーい、ロックー」

ロックは小屋の中で寝ていたが、

ゆっくり起きて僕の前に来た。

そして、力なく吠えた。


「君も歳を取ったなあ」

顔を見てしみじみ思った。かつて

何年も撮り続けていた「釜石の犬」の

晩年を思い出した。

そうか、君もそんな歳か。


営業をしようとベルを鳴らす。

奥さんが出てきたので「いつもお世話

になっております、今年も…」と挨拶

したら、奥さんが静かに言った。

「今年はねえ、ダメなのよ。不幸が

あって」


ハッとした。旦那さんの姿が見えない

事に今更気付いた。すぐに謝った。

奥さんが少し涙ぐんだように見えた。

本当にごめんなさい。

何も言えなくなり、何度も頭を下げた。


その後も何軒か廻ったが、喪中のお宅が

さらに2軒もあった。いずれも古くからの

お客さんだ。亡くなった方も面識がある。

分からなかったとは言え、「営業なんか

するんじゃなかった」と思った。


この区域はすごく愛着がある。お客さん

にもだいぶ顔を覚えてもらったのだが、

ここ数年こういう事が増えた。

人だけじゃなくて犬や猫もいなくなった。

このブログで何度も書いたヌシも既に

いない。配達しながら思わずクスッと

笑ってしまうような、楽しい出会いが

無くなった。


「ここを離れる時期が来たのかなあ」

そんな事をフッと考えたが、すぐに頭を

切り替えた。

移り変わりの時期が来たのだ。

また新しい事が起こるかも知れない。

考えるヒマがあったら働けー。


途中、事故に遭った場所にも立ち寄った。

あんなとこで、なんで転んだんだろ?

なんでこんな大怪我したんだろ?

ま、いいか。


考えても仕方がない事ばかり考えながら、

バスに乗って帰った。

2017-10-10 イエティ

鏡で自分の姿を見て「げっ」と思った。

頭がボッサボサじゃないか。


くせっ毛なので伸びると天然アフロ、

というか単にチリチリのめちゃくちゃ、

制御不能になる(絶対長髪にできない

髪質なのだ)。

しかも外側に、反り返るようにカール

しているので、雨樋みたいな頭に

なってしまう。ひどいなー

(あ、ダジャレだー)。


先週までは鏡を見て、「わあイエティ

みたいー」なんてバカな事を言ってた

のだが、もう雪男どころのレベルでは

ない。見た目が大変見苦しい。

なんか危ない人に見える。切らねば。


最後に髪を切ったのは確か7月。

個展の前だった。で、「来週あたりに

そろそろ切ろうかな」と思ってた時に

転んで怪我したのである。


その時点でそこそこ伸びていたので、

怪我をしてからがめんどくさかった。

左腕が使えないので、髪を洗うのも

セットするのも大変だった。

外に行くときはずっと帽子をかぶって

いた。


岩手に帰った時、髪を染めてもらって

少しまともになったのだが、それも

そろそろ限界だ。来月末にまた手術

だし、切らなきゃ。


なんで切らなかったかと言うと、

お金が無かったというのもあるが、

なんか怖かったのである。

マッサージはまあ、断ればいいだけ

なのだが、床屋の椅子に座り続ける

のが怖かった。痛くなったら

どうしよう、と。


でも、そろそろ覚悟を決めなければ

ならない。あまりにみっともない。

あーめんどくせ。