ボッチャニアンと言う遊び
キンダイチストと言う遊びに続く第二弾(^^?
今回は夏目漱石の小説
「坊っちゃん」の主人公の着物姿を考察してみましょう
キンダイチストと言う遊びでは
http://d.hatena.ne.jp/ttanabe_com/20080617#p3
http://d.hatena.ne.jp/ttanabe_com/20080619#p2
http://d.hatena.ne.jp/ttanabe_com/20080620#p2
金田一耕助の絣姿と
坊っちゃんの絣姿を重ねましたが
改めて調べてみると
坊っちゃんが着物を着た描写は
小説「坊っちゃん」の最終章でしか登場していません
小説の坊っちゃんは洋服姿で登場し
洋服姿と着物姿が半々描写されますから
「坊ちゃんは着物と同じくらい洋服を着ている」
もしかすると「洋服の方が多かった」可能性もありそうです
最終章で登場する着物は
飛白(かすり)の袷
玉子を入れた描写がありますので
しっかりと袂はあるようですね
ただ袷と言う事ですから
着物は「坊っちゃんスタイル」として
良く描かれる白絣では無く
紺絣の可能性が高いようです
また坊っちゃんの赴任期間は
1年ほどだったと言うこともあり
「赴任先の地織」では着物は誂えなかったと推測されてしまいます
弱りましたね(^^;昨年とは真反対の結論になりました
【参考】
「何にでも坊っちゃん」
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/doinaka/kenmin/best/bochan.html
土井中照のモンドえひめ
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/doinaka/
逆(?)に赤シャツですが
赤シャツは着ていましたが
洋服を着ていた描写は皆無のようです
詳細は下記ブログを参照願います
【参考】
漱石の「坊ちゃん」を"読んだ"ことがありますか?
http://haluhico.exblog.jp/1499055
社怪人日記2009
http://haluhico.exblog.jp/
洋服姿の坊っちゃんに
衿元から赤シャツを覗かせた
書生スタイルの赤シャツ
一見するとアベコベのように感じるかもしれませんが
これも一つの「答え」なのかもしれません