帰国

昨日日本に帰ってきました。
帰ってくるまで11時間長かった〜。さらにその後は、
新幹線に乗りホントに疲れました。でも、アメリカには
もう少し居てもよかったかもって思ってたりもします。
楽しかったしあっという間の研修でした。

今回のこの研修は不安なことばっかりでした。
初海外だし、行く人数は4人と少ないこと、そして
その4人のうち3人は、顔は知っていたけど話したことは
ほとんど(というか全く)無く、仲良くなることができるかどうか。
しかし、この不安は意外と早くなくなりました。4人での初顔合わせのとき
結構しゃべることができたので、大丈夫かもと思いました。そして
アメリカに来てからは、そんな不安はどこかに消えてしまいました。

今回の研修はたくさんの人にお世話になりました。
まずはじめに、ライトハウスのＫさんやそこにインターンで来ていた
学生のＣさん、いろいろなところに連れて行ってもらったり、
買い物にも付き合ってもらったりしたこと。この人たちが居なければ
今回のこの研修は成り立っていなかったと思います。
ホントにありがとうございました。

Ｓ先生には、ワークショップで使う4人それぞれのプレゼンデータを
パワポで作ってもらったり、何より一年間もの長い間CGについて教えて
もらったこと。
ホントにありがとうございました。

今回の研修で出会った、海外で活躍する日本人や、
リズム&ヒューズやGNOMONを案内してくれた人やそこの社員や学生の人。
ここでは、CGや映画を作る上で大事なことや、気持ちの大切さを
教えてもらったこと。
ホントにありがとうございました。

今回のこの研修では、いろいろなものが見ることができたし、
多くの人に会うことができ、たくさんの刺激を受けることができました。
この研修で得たことを、すぐに行動や結果に出すことは難しいかもしれない、
しかし、少しずつでも変えていけたら良いと思う。
最初にも書きましたが、ホントに楽しくあっという間の研修でした。
今は行くことができてよかったと思っています。

本当に本当にありがとうございました。

専門学校と買い物

今日はGNOMONとサンタモニカに出かけた。
GNOMONというCGを学べるところに行った。
ここは、現役で活躍しているフリーランスの人たちが
来るようなところのようだ。
始めにここを紹介するデモリールのようなものを見た。
映っていたものは、とても綺麗で当たり前のことだがレベルが全然違った。
その次に簡単にここを案内してもらった。外観は見ていてまったく
学校というようには感じなかった。教室の中はコンピューターの教室が
５つくらいあり、一教室１２人くらいの人が入れる、この人数が教えるには
ちょうどいいらしい。ここで教えているインストラクターは、どの人も
それぞれの業界のトップで活躍する人たちと言っていた。
他にも掲示板があり、そこには仕事を紹介する紙がいっぱい貼ってあって、
その中には、先日行ったリズム&ヒューズの紙もあった。
ここでは、CGだけを学ぶのではなくデッサンや粘土を使って人？などを
作ったりする授業もあり、こういうこともCGをする上では大切なようだ。
今回はマヤというソフトを少しだけ触ることが出来た。
今の日本人はほぼ同じスタイルの人が多いらしい、だから幅広いスタイルを
持つこと、そしてそのために視野を広げろと言っていた。そうすることによって
世界を相手に仕事が出来るようになるようだ。

その後は、サンタモニカに移動して昼ご飯を食べ買い物をした。
行った場所には、結構日本人がたくさんいた。歩行者天国のほうには
たくさんのショップが並んでいた。そこで洋服を買ったのだが、服の掛かっていた
ハンガーも一緒についてきた。日本では普通はずされるのになぜかついてきた。
外に出るとき、商品を盗んだときに鳴るであろうセンサーがあるのだが、それが
鳴ってしまった。しかし、誰かが来るわけでもなかったので店を出た。
いったいあの出入り口にあったものは何だったのだろうか。まぁこの適当さが
アメリカのスタイルなんだろうと思った。
他にも、近くには海を眺めるところがあったのでそっちのほうにも行った。

昨日残ったパスタは、ソースを買い何とか全てを食べることが出来た。
食えるには食ったがたくさん残っていた。いまさらだが、たくさん買いすぎた
ことに後悔した。

明日は遂に帰国する日になった。アメリカに来たからの７日間は本当に
早く感じた。それだけこの研修が充実していたと言うことだろう。
飛行機の中は、とても疲れるのでへばらないようにしたい。

観光

今日は朝から2時くらいまで、映画のロケ地めぐりをし
その後は、ショッピングセンターに買い物に行った。
今日は朝からずっと小雨だけど雨が降っていた。
せかっくのロケ地めぐりなのに、雨が降ってるなんて嫌だ
なと思いつつ出発した。
回った場所は、ドラマの24やプリティーウーマン、ターミネーター
などの撮影に使われたところだ。正直分かるところを回ってもらと
嬉しいかったが、あんまり分からないところだとずっとキョトンと
していた。唯一はっきり分かったのは、ハリウッド的殺人事件？で
使われたところだった。ハリソンフォードが犯人？を捕まえるために
犯人を追いかけた橋のところだった。
分からないところもあったけど、映画を見てみようと思った。
他にも、豪邸めぐりをした、と言っても門の前に止まっただけだけど。
いったところは、ニコラス・ケイジとトムクルーズのところに行った。
トムクルーズのところは、監視カメラがたくさんあった。そういえば、
他のところに移動しているとき、大きな木を積んだ大きなトラックが、
うまく回ることが出来ないで、縁石にタイヤが挟まりトラックが止まって
しまうというアクシデントを目かけた。あと色々回っているときに、天気が
回復して、さっきまで雨が降っていたとは思えないくらいの晴天になった。
そんなこんなで、ビバリーヒルズやチャイニーズシアターなども回り
終わった。

それが終わった後は、ホテルの近くにあるショッピングセンターに出かけた。
そこにはすでに3〜4回くらい出かけているんだけど、何回きてもとても広く
感じる、というか実際ものすごく広い。現地の人たちは中にある店舗が
どこにあるのか理解しているのかと思う。中に入っている店舗は、ほとんどが
洋服を売っているところで他には、ご飯を食べる場所などがある。
そこでは、洋服を買った。他の人は、サングラスやアクセサリー、ゲームなどを
買っていた。

夜は前のパスタの残りを作った。味は前回よりもおいしくなっていた。
しかし、まだ余っているので、明日の夜に持ち越しになってしまった。
とりあえず、さっさと食べて無くしてしまいたい。

交流

今日は朝はショッピングセンターに行き、
午後はSundale Dreamの人たちと会い、ワークショップ
をした。10:30くらいにお土産を買うため、
近くのショッピングセンターに行って来た、
行ったはいいものの、欲しかったものは無く、
結局何も買うことはなかった。
昼近くまでここにいたから、ついでにお昼ご飯を食べることにした。
そういえば、どこでご飯を食べるか決めようとしてるとき、nepilが
ソニーピクチャーズで買ったサングラスをどこかに無くしてしまったらしい。
結構探したようだけど見つからず、最終的には新しく買ってきた。

その後は、Sundale Dreamの人たちに会った。
この人たちは、若く僕らとあまり変わらないか、少し上の人たちらしい。
最初に、この人たちの作った映画やCMを見た。映画のほうは、出来るまで
大体半年くらいかかったらしい。製作しているスタッフは、カメラはプロの
人でそれ以外は全員学生と言っていた。出ているキャストは、インターネットで
募集をかけて、応募してきた人たちからオーディションをして決めたようだ。
そして、その人たちはノーギャラらしい。
作品を作る上で大事なことは、見られることを考えることらしい、
どのように相手に自分の伝えたいことを伝えるかのほうが、技術よりも
必要なようだ。だから、作品がとても綺麗で、とてもカッコよくても
その作品の言いたいことが伝わらなければ、「だからどーした」「何が言いたいの?」
ということになってしまうと言っていた。

今回は、若いのにアメリカで活動をしている人たちに会えて、
ホントに良かったと思う、作品についてや考え方など話してくれたことが
とても刺激的だったからだ。

ワークショップと卒業制作

今日は、ハリウッドで活躍するCGクリエーターに会い、
その後ISMPという映画学校の卒業制作を見た。
このクリエーターの人は、日本は予算が少なく、
仕事が分担されてない分時間がかる、そして
仕事の期限が延びないと言っていた。それに比べて
アメリカは、仕事が分担されていて効率がよく、
その分それぞれのクオリティーが高くなるらしい。
予算もあり、期限に間に合わなくても期限を延ばすことが出来るらしい。
他にもそれぞれのソフトには、特徴があるらしいから、うまいこと
使い分けているようだ。
現在は映画パイレーツオブカリビアン３のCGを作成していると言っていた。

その後、ハンバーガーを食べた、そして少し海に寄った。
今日も暑く、海で水着でいる人をたくさん見かけた。

そして、ISMPの卒業制作スクリーニングに行った。
内容は全て英語だったのであんまり分からなかったが、
部分部分の単語や、映像の流れでなんとなく分かるものもあった。
5分くらいのショートムービーがほとんどだったが、見ていて面白かった。

ソニー・ゲッティー美術館

今日はソニーピクチャーズとポール・ゲッティー美術館
に行った。
ソニーピクチャーズは買収合戦の結果、今のソニーに
収まったらしい。オスカー像は、騎士が刀を
フィルムケースに刺しているのをイメージしている、
と言っていた。
外にあるセットでは、ニューヨークに見せかけるために、
地面が映らないように、膝から上を撮るように気をつけているらしい。
サウンドステージのステージ27では、ブラピの新作映画のためのセットが作られていた。
その映画で使うバックドロップを、昨日見たワーナーブラザーズで作っている。
同じステージでは、映画SAYURIで登場した土俵を作ったらしい。
ステージ15はとても広く、レース場を作ったり、エアフォースワンに使用した
飛行機を入れていたようだ。他にも、ポールマッカートニーのライブのリハが
行われたり、会社のクリスマスパーティーも行われるらしい。
ステージ30でも、ブラピの映画で使われるであると思われる船のセットが
作られているところだった。ここには、72100ガロンの水を入れることが出来るらしい。
ここでも、バックドロップを作成しているところを見た。ここのところには、
4000以上のバックドロップのストックがあると言っていた。昔は、20人が24時間の
シフトを組んで書いていたが、今は3人で作っている。
映画ターミナルのバックドロップはすべてここで作られたみたいだ。

その後、みんなでポール・ゲッティー美術館に行った。
そこには、観光客なのかたくさんの人がいた。奥に進むと街を眺めるところに
いった、そこからの眺めはとてもきれいたった。
絵などを語る知識は何も無いが、見ていてとても綺麗だったし、像や装飾品も
細かいところまで作られていて、ただただ圧倒されるばかりだった。
そういえば絵を見ていたとき、近すぎると美術館の関係者の人に日本語で
注意されてしっまた（やさしい言い方だったけど）。外国人だったのに
日本語で注意されたのに言われたのに驚いた。その人は後でも、行き方を
教えてくれたりして、とても親切だったのでよかった。とこんなアクシデントも
あった。
今日もツアーに参加できたし、普段は行かない美術館にも行けたので良かった。

夜、ご飯を食べにファミレスに行ったが、注文したものが来るまで遅かったし
英語はよく分からなかった。デザートに出てきたヤツは米が入っていて、
正直変な感じがした。

ワーナー＆ヒューズ

今日はワーナーブラザーズとリズム＆ヒューズに行った。
ワーナーブラザーズではスタジオのバックステージツアー
に参加した。広い敷地の中には外に作っているセットと
大きいスタジオの中に作っているセットの二つに
分かれていた。外にあるセットは現在ドラマに
使われている物もあった。ドラマの中の設定では別々の
場所にある家が、隣同士に建てられていたりした。
外で藁の固まりで迷路を作る作業をしている人たちがいたが、
この迷路がどのように使われるかは、作業をしている人たちも
知らないらしい。外にあるセットは、見ていても本物としか
思えないものがたくさんあった。しかし触ってみると鉄だと思っていたものが、
プラスチック？のような素材で出来ていてビックリした。
他にもオーシャンズ13のセットがあった、撮影自体は終わっているらしいが、
取り直しがあるかもしれないと言う理由で、残されているものもあった。
ドラマや映画で使っていた衣装を飾ってあるところにも行った。そこには、
ハリーポッターで使われていたものもあった、他にも喋る帽子があり
それを頭に乗せたらめっちゃ長いこと考えられその結果、ハリーと同じ
グリフィンドーリに選ばれました。
その後は、大道具や小道具を作っているところを回りました。
そこではアカデミー賞で使われるものを作られていました。その人たちが
使っている塗料は意外にも市販されている、一般的な塗料が一番使いやすいそうです。

そして、その後お昼ご飯を食べリズム＆ヒューズに向かいました。
リズム＆ヒューズは、社員にとって働きやすい会社を目指しているらしく、
社内では、犬を飼っていたり、自分の趣味に繋がるようなものを机に置いたり、
天井から吊っていたりした。
個々部屋の中は全体的に暗い感じでした。前回行った人が書いていたように、
レンダラーの装置があった場所は扇風機やエアコンがガンガン
効いていて結構寒かったです。
ここで働いている日本人の人は会ったときに、基本をしっかりすること、
自分の意見を持つこと、自分の目指していること以外も経験すること、
と言っていました。

今回は、普段なら会えないような人たちと、会ったり話したりすることが
出来たので、とても良かったです。