大好きなネオモッズのバンドたち!

 
前回、UK PUNKのエントリを書いたら、THE BOYSの来日が決定(!)したみたいですね。
 
■ミッシェル・ファンも必見! 伝説の70'sパンクTHE BOYS、10年振りの来日公演が決定!(CDJournal)
 
観にいきたいけど、若干チケットが高めなのが…。
とはいえ、70'sのバンドが現役バリバリだと、聴いてるこっちも必要以上に元気になっちゃいますよね。ホント、リスペクト。
 
前回のエントリは書いていて、バンドに対する個人的な思い入れとか、この辺の音楽を聴き始めた頃の思い出とかが次々に蘇ってきて楽しかったので調子に乗って&THE BOYS来日を記念して、今度はネオモッズのバンドを。
 
 
といっても、有名どころばっかりで申し訳ないんですが…。自分自身、日々勉強中なので、このエントリを見てくださっている方の中で「あのバンドが入ってねぇよ!」とかの意見がございましたら、コメント欄なんかに書き込みをいただけると管理人はとっても喜んで、その足でレコ屋に走ります。
 
 
The Jam

IN THE CITY

IN THE CITY

基本中の基本というか、このバンドを入れなきゃ、この手のエントリは始まらないでしょう!
もう、説明不要ですよね。オリジナルパンクであると同時に、ネオモッズ勃興の先陣をきった偉大なバンド。
 
■The Jam / In the City
 
初期Jamの代表曲…というか、UK PUNKの代表曲。や〜、カッコいい! なんにも言うことないですね。
映像の冒頭でビデオを紹介してるのは、トニー・ウィルソンですよね? 後にファクトリー・レーベルを創設することになる、UK New Wave〜マッドチェスターの立役者。ちょっと前に、亡くなられましたけどね…。
そう考えると、ポール・ウェラーが未だに現役バリバリなのって、やっぱりスゴイなぁ。
 
 
●The Chords●
So Far Away

So Far Away

The Chords! すごい大好きなバンドで、このバンドの「Maybe Tomorrow」を初めて聴いた時、余りのカッコよさに痺れてJam以外のモッズのバンドも聴くようになりました。 
 
■The Chords / Maybe Tomorrow
 
なんというかコーラスとかは男っぽいのに、全体的に音がキラッキラしてるんですよね。
若さを全肯定した、この時代のジェネレーション賛歌。ま、眩しすぎる…。
もちろん、若さゆえの勢いだけではなく、確かなポップセンスと、流麗なメロディーがこのバンドにはあります。
オリジナルアルバムにボーナストラックをドッサリ追加したCDも出ているし、2枚組の編集版も出てるんで(これに入っているお蔵入りの音源の数々がまたいい!)、Jamほど有名じゃないにしろ、ちょっと大きめのレコード屋さんに行けばすぐに音源が手に入るのも嬉しいところです。
This Is What They Want

This Is What They Want

「Something's Missing」と、ビートルズへのリスペクトいっぱいのカヴァー「She Said, She Said」が愛おし過ぎる…。
 
■The Chords / Something's Missing
 
 
●Secret Affair●
Glory Boys

Glory Boys

ネオモッズの代表格といえるバンド…なんですけど、完全に後追いの自分は、全くこのバンドの知名度を知らず、「中古盤屋で安かったから」という理由だけで1stと2ndが2in1になっているCDを買ったのでした…。
 
「まぁ、安いけど、ジャケットでスーツ着とるし、パンクのコーナーに置いてあったし、たぶんモッズのバンドやろ」
 
みたいな、非常に安易な気持ちで購入したのですが、いや、家に帰ってCDをプレイヤーで再生した途端ぶっ飛びました!
本当に、ベタで申し訳ないんですけど、「Time for Action」の破壊力ですよ。
 
■Secret Affair / Time for Action
 
若者たちの希望と衝動を鼓舞するように高らかに鳴らされるホーンセクションと、熱いギターのカッティング&コーラス、そして「今こそ、やる時だ!」とアジテーションするヴォーカル。
最高です!
 
このバンドも、ベストやディスコグラフィー盤が色々出てる上に、日本盤の再発も最近行われたみたいで、音源が手に入りやすいのが嬉しい限り。
 
 
●The Prisoners●
TASTE OF PINK

TASTE OF PINK

オルガンが入ったカッコいいモッズバンド。
とにかく全編を通して、オルガンの音色が印象的な作品で、特にインストのナンバーの高揚感は堪らないものがあります。
オルガン奏者のジェームス・テイラーは、バンド解散後アシッド・ジャズとかそっち方面で大活躍することになるそうなのですが、その辺は全く詳しくないので、どういう評価を受けているのかは恥ずかしながら良く分からないです…。
ただ、この辺りのバンドにしては技巧派のミュージシャンであるのは間違いないです。
The Chordsとかに比べると、歌い方とかも熱っぽくて男らしいので、パンク好きな人だったら間違いなく気に入ると思います。
 
■The Prisoners / Maybe I was wrong
 
 
この辺のバンドって、New Waveや、スカ・リヴァイヴァルの2トーン・ムーヴメントと時代的には呼応していたりして(初期スペシャルズの衣装なんて、まんまモッズだし)、ちょっぴりマニアックなジャンルながらも何気に聴いていくと深みがあっておもしろいんですよね。
日本だとコレクターズなんかがいますけど、こういう日本の若手バンドとか出てきたら、結構おもしろいと思うんですが、どうでしょうか?