日本語プログラミング言語は、日常言語を侵食するかもしれない

日本語プログラミング言語を作っていると、周りに色んな変化が現れます。「ことだま on Squeak」も自然な日本語表記を使っているという意味では、日本語プログラミング環境です。

「ことだま on Squeak」では、分岐を以下のように記述します。

岩石のy座標に10を足す。
岩石のy座標が500以上であるか調べて
 以上であれば
  岩石のy座標を100に変える。
 以上でなければ
  何もしない。

これを実行すると岩石が上下に移動するプログラムになるわけですが…。

こんな「ことだま on Squeak」を使っているうちの学生は、日常生活でもこの記法を使って会話してしまうことがあります。「出前をまだやっているかどうか調べて、やっていたらデラックス弁当を注文してくれ」などと、半分は冗談で、だけど半分は自然に言います。

日本語プログラミング言語って、他の言語でもこのように「日常の言葉が、プログラミング言語に侵食されてしまう」という事例があります。これ、なかなか恐いことです。

じゃあどうすればいいのかと言われても今のところ解はないわけですが。

ロフトスペース

久しぶりに大学院棟のロフトでお仕事をしてみる。するとうちの研究室のスペースが半分物置スペースになっていました。椅子は通路の邪魔になるのか、机に縛り付けられていました。うへぇ。

でも別に怒りはありません。長いことうちの研究室スペースを使っていない我々が悪いのです。「ここは俺の場所だ!」と言い続けることによってのみ、自分の領土を主張できるのです。領土は戦って奪い、維持するものなのです。

というわけでここを見ているうちの研究室の皆様。誰かロフトで作業しない?
あ、それとも俺がロフトに来た方がいいかな。

「大陸のことなので…」ってなんじゃー

サーバーレールを発注したらどうも反応が遅い。担当者に電話をしてみるとこんな返答が返ってきました。

「製造元が中国なんです。いちおう発注をかけたら2週間で作るという返答はもらっているんですが、なにせ大陸のことなので、実際の製造に2週間以上かかると考えていただいた方が…。なにせ大陸のことですから」

中華人民共和国、憎し!