弥生賞観戦記
そぼ降る雨の中、故後藤騎手に花を手向けるため中山競馬場へ出向きました。
未だに現実を受け入れられない、そんな心境です・・・。
この日は皐月賞トライアル弥生賞。
いよいよ春間近。
毎年中山で行われる皐月賞トライアルはどちらかは必ず出向き、クラシックで追いかけたい馬を探すことにしている。
今年はまだそんな存在は見つかってない。
今日の結果でどうなるだろうか。
この日は弥生賞以外でもちょっとしたメモリアルデーとなった。
武豊騎手、JRA通算3700勝達成である。
このレースの前に一つ勝っていて記録に王手状態だったので、どうせだったら生で目撃したいと応援に力が入った。
物凄い接戦となったが見事に残していた。
記録をもたらしてくれた馬は、ディープインパクト産駒だったんだよね。
やはりディープ産駒が一番よく似合います。
インタビューが行われたウイナーズサークルは、人、人、人。
祝福に押し寄せたファンの熱気に気おされながらも、どうにか隙間を縫って撮影。
3700勝もしているのに、節目の勝利を目撃するのは初めてだったんだよね。
こうなったら4000勝の瞬間も是非目撃したいものだ。
そんなレジェンドのメモリアルデーとなったこの日の中山。
馬券成績がすこぶる快調だったのです。
毎レースごとに払い戻しに並ぶのは実に気持ちいい。
昨年もこの時期好調だったけど、どうも私、2回中山が得意みたいですね。
メインの弥生賞。
今年の主役はホープフルSの勝ち馬シャイニングレイ。
競馬センスの良さが中山向きと目された。
が、何かに足元をすくわれそうな脚質でもあるだけに、そんな末脚を持ってそうな馬を探しにパドックへ出向いた。
そこで目についたのがサトノクラウン。
東スポ杯はムーアの上手さもあったが、普通差し切れない展開。
あの一瞬の脚は中山向きと思われた。
一方シャイニングレイのパドックの印象はオットリ。
クリクリの目をして周回していて微笑ましかった(笑)。
ところが、本馬場入場すると急に気合が乗りだして目つきが変わった。
この変わり身、吉と出るか凶と出るか。
馬券はシャイニングレイ2着付けの3連単を買っていた。
果たして、答えはスタート直後に出た。
・・・凶ですね、思い切り引っかかりましたね。
この時点でほぼ馬群に沈むシーンが見えた気がします。
結局アッサリと抜け出したのはサトノクラウン。
見事な完勝で文句なしのレース内容。
これほど差があるとは思わなかったなぁ。
2着以降とは勝負づけは済んだかもしれない。
シャイニングレイが折り合えれば巻き返しの可能性も残すが・・・。
馬券成績は好調なのに、メインだけはしっかり外す私なのでした。
まぁ大勢に影響はなく、勝ち逃げできましたけどね〜。
確たる主役のいる牝馬と違い、今年の牡馬はまだ混とん。
追いかけたい馬も見つからない。
サトノクラウンにしても未対決の馬との力関係がどうか。
サトノの馬がGI勝てるのか?
同じ福永騎手のお手馬リアルスティールも相当実力ありそうだけにね。
こりゃスプリングSもまた見に来なきゃダメだな。
というわけで次回遠征予定は2週後です。