ヒソヒソ話とか言う奴はピノをケツ間に挟む刑

ええ。起きて見ましたとも。
いや、例のNASAの発表(日本時間3日4時〜)の事です。
深夜アニメとか深夜アニメとか深夜アニメとかじゃないです。


流石に英語で話してるの聞いたんじゃ良く分からないんで、聞き流しつつ科学系のブログあたりをさまよってたら、発表の内容が既に書かれてたんで、結局それ読んで寝たんだけども。


でだ。
色々聞きかじりした話を、中学生レベルの*1生物学の知識でまとめるとだ。

  1. アメリカのどっかに、ヒ素が沢山含まれてる湖があったとさ
  2. そこに居るバクテリアを、ヒ素だらけの環境で培養してみたとさ
  3. そしたら、リンの代わりにヒ素を使う変態さんが現れたとさ

という話のようで。


事前に宇宙生命科学がどうのとか吹いたもんだから、お馬鹿さんたちによって、NASAが宇宙人の会見するぞヒャッハーという報道がされてしまって、ETがしゃべるの期待して夜更かしした人が多かったようで、ネット界隈はズコーという書き込みに溢れていたわけだけども。


とりあえずそれを期待してた人は扇風機の前で喉チョップして「ワレワレハウチュウジンダ」とか「テクマクマヤコンテクマクマヤコンうだつの上がらないバーコード頭の中年オヤジの下山係長(53歳・仮名・フィリピンバーに行ってシャチョサンと呼ばれるのが唯一の楽しみ)にな〜れ」とか言ってればいいとして。


新聞とかだと、「猛毒のヒ素を食うバクテリアが居た!」なんてズレた報道になっちゃってるから、何それつよいの、硫黄食って生きる奴と何が違うの、なんて思ってる人も多いみたい。


人類にとって毒な物質を食う生き物なんてそこら中に居るわけで。
居るでしょ、周りにも。フライに醤油かける奴とか、納豆に砂糖入れる奴とか、唐揚げにアイス載せる奴とか。
そんな発見では流石にNASAも会見なんてしない。


そんな話ではなくて、DNAだのATPだのと言った、生命の基礎中の基礎、車で言ったらタイヤがあってエンジンがあってとかそういうレベルの基礎、そういう基礎的な物質の中のリンを、ヒ素に置き換えてもやっていける生物が居た、という話らしい。


それは、すげー話なわけですよ。
どれくらいすげーかと言うと、なかなか例えるのが難しいのだけれども、
小麦粉の代わりに米粉を使ってもパンが出来ちゃった、みたいな。違うか。
猫の代わりに犬でも猫鍋が、じゃないな、スカートと靴下の代わりにへそ部分でも絶対領域が、でもないな、
ご飯が無ければペストリーブティックに行ってフロコンキャレマンショコラを食べればいいじゃない。


まああれだ、うまく例えられないけど、教科書には必ず載るレベルの発見ってことだ。
これで一気に、ヒ素生化学とか、生命物質の色々な元素を置き換えてみる置き換え生化学とか、そんな学問分野が出来てしまうかもしれないとか、研究が進んで、ヒ素を使うことでリンでは作れなかった薬が出来てしまうかもしれないとか、そこまで行くとSF脳自重しろなわけで、どっとはらい

*1:高校の生物って選択制じゃなかった?