◆ ネコラジ

(追記)白夜行の最初をちょろっと見ました。原作のラストを最初に持ってきたんですね〜。原作では見ることのできなかった部分を見ることができるのかな。なんにしても、女の子がかわいい! 女王の教室にも出てきてました。検索したら福田麻由子ちゃんだとか。こういうまじめそうな子はええですなー(笑)
今日は講義がなかったので、十二時に妹の大学受験用の振込みをしてきました。何でも今日は十二時以外縁起が悪かったそうな。縁起の良いお菓子も大量に購入してきており、受験モードまっしぐら。トリスタやってる場合じゃないぞ〜(>_<)
人のことばかりも言ってられず、私もテストや就活モードに突入しなければいけないのですが。
ハッピーエンドに向けて疾走しなきゃ。そんなわけでハッピーエンドを迎えた小説。


西尾維新ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)講談社,2005


ネコソギラジカルの最終巻でもあり、これによって戯言シリーズが完結します。
最初は推理→伝奇→恋愛小説へと変わってしまったかのように、いーちゃんと玖渚友の会話から始まります。会話だけを抜き出して見ればなかなかのカップルぶりです。もちろん、そんなわけありませんが。
途中から登場する木の実さんも春日井春日さんを彷彿とさせるいいキャラです。胸元に押し付けるシーンなんていーちゃんと変わって欲しいですよorz
物語の中で最強の請負人に「終盤まできたら後はお約束だから残りの展開が見えちまうもんだ」みたいなことを言わせていますが、この戯言シリーズは「普通のお約束で終わらない」「戯言内でのお約束はある」「結果的にお約束にしてもそこに至る過程はまったく予想できない」のでいまいち最後を読み終わった実感がありません。これは本当に最終巻だったのだろうか? だから、こんなグダグダな感想でも仕方ないのですよ〜。でも、イラストはフィナーレっぽいのですね。これを含むネコソギの表紙イラストは綺麗なので好きです。
まあ、私が何を言ったところで終わりは終わりなんでしょうね。考えてみれば、戯言の終わらせかたはこれしかないようにも。戯言ですが。とりあえず、余韻を楽しみますか。


この小説が好みだった人へ、私がお勧めする③
② 悪魔のミカタ① きみとぼくの壊れた世界
①学校という閉鎖空間で起きた事件の謎。西尾維新さんの『きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)』西尾さんの作品の中で一番好みです。→感想
②腕力ではなく知恵比べ対決。うえお久光さんの『悪魔のミカタシリーズ』巻ごとの変化も興味深いです。→感想
③神栖麗奈という「現象」について。御影瑛路さんの『神栖麗奈は此処にいる (電撃文庫)』(Amazon)同じくミステリ仕立てです。→感想