郷愁のバナナ物語・3、バナナの叩き売り

 バナナといえば、ババナの叩き売りを思い出す人も多かろう。このバナナの叩き売りが全国的に有名になったのは映画『男はつらいよ』の影響のようで、渥美清は佐賀の名人からバナナのたたき売りを習ったとか。

 物流の発達によりバナナが安価になり、バナナ自体が珍重されなくなってきたため、バナナの叩き売りは廃れていった。 いまでは大道芸として、お祭りのイベントの一つとして行われることがあるようだ。発祥の地、門司などでは「バナナ叩き売り保存会」が設立され、叩き売りの継承に努めているなどと、ウィキペデアに載っていた。(画像は、ヤフーの画像検索より)