新党大地 石川知裕議員 議員辞職表明

小沢一郎・生活の党代表の資金管理団体陸山会」を巡る政治資金規正法違反(虚偽記入)事件で有罪判決を受け、上告中の新党大地石川知裕衆院議員(39)(比例選北海道ブロック)は16日夜、北海道帯広市で開かれた自身の後援会拡大役員会に出席し、議員辞職すると報告した。
17日にも衆院議長に辞職願を提出する。
役員会は非公開で行われ、出席者によると、石川氏は「議員辞職を決断した」と述べた。裁判は上告を取り下げずに無罪主張を続ける考えを改めて示したという。
石川氏が辞職すると、比例選道ブロックで新党大地の候補者のうち惜敗率で2位だった、鈴木宗男代表の長女、貴子氏(27)が繰り上げ当選となる。総務省によると、衆院で辞職が許可されてから当選決定まで「通常だと10日から2週間程度かかる」という。
石川氏は、民主党時代の2007年に衆院比例選道ブロックで繰り上げ初当選を果たした。2期目途中の10年、政治資金規正法違反で東京地検特捜部に逮捕、起訴された。
(2013年5月16日21時59分 読売新聞)

既報の通り。