The workers are goin’ home

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続・ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー@新宿LOFT

出演は、ケラ&ザ・シンセサイザーズ/耳鼻咽喉科/シークレットゲスト:某ナゴムバンド

さて、某ナゴムバンドとは誰だろう。ミンカパノピカとかだったら面白いな、などと思っていたら、大槻ケンヂ内田雄一郎、そしてケラが登場。おお!まさかの空手バカボン!!!これには驚く。
何でも解散はしておらず、時折活動しているそうで、一番直近は、先月のケラさんの結婚パーティーだそうです。
とことんチープな打ち込みテクノをベースに、絶唱する大槻ケンヂとケラ。「労働者M」なんて、べらぼうに懐かしかった。
MCでは、「Perfumeは、俺らのパクリだ」など、言いたい放題でした。
続いては耳鼻咽喉科。本日のお目当て。
カーネーションの前身バンド。なんと27年ぶりの再結成と言うことで、世の中に再結成、数あれど、これほどのブランクのあるバンドというのも珍しいのではないか。
直枝さん、キーボードで、座っているのでよく観えない。
サックスを交えた大編成で、かなりひねくれた、アヴァンギャルドなポップソング。初期カーネーションの雰囲気を醸し出しつつ、オリジナリティ溢れる楽曲が次々と披露される。演奏も、ブランクを感じさせないほど、すごくちゃんとしている。
ラストは「大森海岸よ永遠に」。素敵な曲でした。
で、ラストはケラ&ザ・シンセサイザーズ。ケラといえばやっぱり今では演劇畑の人のイメージだけど、遅れてきたナゴム世代としては、どうしても有頂天。創始者。でも直枝さんより、歳下なんですね。
生バンドを主体としながらも、80年代臭のただようニューウェーヴサウンド。音源持っていないので曲名とか分からなかったけど、こういうのはどうしても好き。いいなぁ。
なんとダブルアンコールにまで応えて、たっぷり90分近いステージ。終わったのは22時半くらい。


良かったけど、長すぎてさすがにちょっと疲れました。


3月9日追記:カーネーションのオフィシャルサイトに耳鼻咽喉科のセットリストとメンバーが載っていたので、転載します。
http://www.carnation-web.com/news/2010/03/jibi-100305live.html
1. ジャイアント・ロリータ
2. この世では豚
3. 月世界紳士
4. ワカメ・スライド株式会社
5. コバルト少年カフェ・ロング
6. シェイプアップの秘密
7. 大森海岸よ永遠に


直枝政広(直枝政太郎):Vocal, Keyboard
ミチラ:Vocal
丹羽望:Sax, Slide Whistle, Chorus
徳永雅之:Drums
秋山明良:Guitar
佐々木敬治(ザチョー):Guitar
工藤英二(クドー):Bass