読書は続くよ線路の上で
前回に続き、シュメル関係の本です。前回はシュメルの神話に絞ったものでしたが、今回はシュメル文明全般に関する本です。相変わらずの高品質な新書です。
・岩波文庫「神統記」ヘシオドス 廣川洋一訳
ギリシア神話に出てくる神々の系譜を述べる本書。神の名前がたくさん羅列されているので、神話に興味のある方はどうぞ。
・中公文庫「南島の神話」後藤明著
あまり知らなかった、沖縄やフィリピンやインドネシアに、ミクロネシア・ポリネシア、メラネシアなどの神話がわかります。ちょっとマイナーな神話かもしれませんが、島の神話は特徴があって面白かったです。
・講談社文庫「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」西尾維新著
個人的に久々のヒット。作者の初文庫作品だと思うので、これからのシリーズが大変楽しみです。