2006年度アニメ総括(その1) キャラクター部門

本当は昨年のうちにやっておきたかったんですが、色々立て込んでて年が明けちゃいましたorz
今日は、総合部門に先駆けてキャラクター部門を発表してしまおうと思います(け、決してキャラクター部門だけ長くなりすぎたからじゃないんだからね!!1)。

※注意事項として、対象作品には2005年10〜2006年03月期放送作品は含めますが、2006年10月放送開始の2クール以上の作品は含めません(2007年度の対象とします)。また参考までに、昨年の総括はこちら→2005年度アニメ総括

キャラクター部門(作品別)

キャラクター部門(個人別)

リストアップしていたら随分な数になったため、1作品についてノミネートは最大2人までとしました。これでも絞ったんだけどなあ・・・(;´Д`)
あくまで自分の中でのお気に入り度が高いキャラであり、視聴した全作品から選出している訳ではありません。しかし、妙に釘宮理恵率が高いような・・・w

1位:疾風のクレオガラスの艦隊

・・・問答無用で06年の名台詞王。風が笑ってるぜ…。

2位:涼水玉青(ストロベリー・パニック

・・・本編では最も報われなかった人。是非彼女メインで特別編を作って欲しいところ。ストパニでは、静馬と深雪のカップリングもお気に入りです。

3位:マルチアーノ12姉妹(コヨーテ ラグタイムショー

・・・敢えて12人一括りにしてしまいましたが、個人的には2月と9月がお気に入り。未使用の設定が多かったうえに物語の中心に関わることもなく、まさに飼い殺し状態。アニメ誌のスタッフインタビューからは特別編制作の噂も…?

4位:紺野真琴時をかける少女

・・・どこまでも前向きで行動的なところに惹かれます。

5位:小川育恵(女子高生 GIRL'S-HIGH)

・・・天真爛漫、可愛いの一言。姫路とは良いコンビだな〜。

6位:五百川からだ(あさっての方向。

・・・大人からだのエロ可愛さは犯罪クラス。第8話は脚本もさることながら、『傘』(Suara)を挿入歌として使った演出にも身震いしました。

8位:天羽梨穂子(ウィッチブレイド

・・・家事の手際の良さと大人びた精神性は、とても6歳とは思えない。将来は間違いなく良いママンになるでしょう。

9位:ロベルタ(BLACK LAGOON

・・・史上最強のメイド。ターミネーター調の演出により恐怖度さらにUP

10位:芹川千歳(ちょこッとSister

・・・いやっほーーう!管理人さん最高ーーー!!たまにはロリキャラじゃない水橋かおりも良いものです。


※惜しくも上位十傑から外れた候補者たちは以下の通り↓

続きを読む

のだめカンタービレ 第1話「Lesson 1」

原作・ドラマ共にかじった程度しか知らないんですが、キャスティングは中々合ってるんじゃないかと思います。特にのだめ役の川澄綾子は、自身も音大出身でピアノを得意としており、また連載当初から友人に薦められ原作も読んでいたらしく、作品への愛着は一際強い模様(フジ/ポニーキャニオンとの関係性が云々という話はありますが、あくまで演技は演技ということで)。そうした下地もあってか、捉えどころのないのだめの雰囲気や、「ぎゃぼっ!」などの奇抜なセリフも自然とこなせていたように思います。関智一の千秋は若干イメージよりも声が高く、もう少しタカビーな感じでもいいかな?とは思いましたが、逆にのだめへのツッコミのセリフなどには彼独特の愛嬌があるので、これはこれで良いんじゃないでしょうか。
またクラシック音楽を題材にした作品ということで、やはり音響には注目したいところ。視聴にヘッドフォンは欠かせない?奇しくも、同じクールでクラシックをテーマとする「金色のコルダ」が放送しているので、こちらと音周りを聴き比べてみても面白いかも(向こうにはあまりピアノは出てきませんが)。
本編で印象深かったのが、ゴミ溜めの中でのだめの弾く『悲愴』をバックにした出会いのシーン。窓から差し込む陽光の効果も手伝って、凄まじい対比でしたw あの部屋の風呂やトイレなんてどうなってるのか、想像するだに恐ろしい・・・。そして、のだめ作曲『おなら体操』も笑わせてもらいましたw
世にはクラシックブームなんて言葉も散見するほどにヒットしている原作ですが、やはり漫画という媒体で「音」を表現するのには限界があると思うので、「のだめ」はアニメ化にはもってこいの素材だったんじゃないでしょうか。原作の魅力を引き出しつつ、如何に目だけでなく耳でも魅せることが出来るか、スタッフの腕の見せ所だと思います。