蜷川幸雄が杉田かおる結婚について語ったニュース

日刊スポーツのweb版だが、内容はともかく、この一節にびっくり。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050120-0008.html

「KITCHEN」(4月5〜24日、東京・渋谷のシアターコクーン)は
レストランの調理場で働く人々の夢、希望、挫折を描く青春群像劇。
杉田はウエートレス「モニック」役で、主人公の成宮寛貴(22)演じる「ペーター」と不倫関係に陥る。
やきもち焼きの成宮が杉田にぞっこんにほれ込み、客と親しげにすると激しくしっとする設定。
鴻上尚史須賀貴匡ら実力派も多数出演する。

強調引用者。鴻上尚史は実力派だったのか。

オレンジレンジと芸能と外部と

http://d.hatena.ne.jp/strange/20050119#p2
http://d.hatena.ne.jp/strange/20050120#p1
最近話題のオレンジレンジ考。おもしろい。トラバってる先もおもしろい。
たとえばyahooミュージックとかみると、オレンジレンジはびっくりするくらい叩かれていて、本当に驚く。パクリとかパクリのくせに売れやがってというのはなにもレンジが始めてではないだろうに、このものすごい叩かれ度はなんなんだろうと思う。なんかレンジの人たちは、一部の音楽好きを「イィーッ!」とさせるイライラ誘発フェロモンがあるのだと思うけど、それがなに由来なのかわかんないなー。自分はあんまりイィーッとはしないけど、それは大して音楽好きじゃないからだろうな。
それでstrangeさんの外部話で思い出したんだけど、沖縄人の知人に聞いた話ではオレンジレンジメンバーの誰かのお父さんも、高校生くらいの時にわりと頑張ってバンド活動やってたらしい。中部地方の出身で親も昔バンドやってて、ってそりゃ「芸能」な環境だなあと。自分は非沖縄人で、仕事の関係でこれまでに数回沖縄を訪れ沖縄人と知り合う機会があったというだけなので、詳しく解説できるわけではないが、沖縄本島のなかでも中部地方は特に芸能への親和性が高いっぽい。コザは、もともと民謡などがさかんな芸能の都だったことにくわえて、基地周辺ならではのカルチャーが上積みされていることから確かに独特の雰囲気がある。オキナワンロックっていうのはコザ生まれと解するのが一般的らしいし、実際ベトナム戦争の時は、コザのライブハウスではドル札が飛び交い、バンドマンは麻袋につめて持って帰ったらしい。ゲート通りのライブハウスに連れて行ってもらったことがあるが、ほんとに刹那的な芸能の場っぽくて面白かった。オキナワンロックについては以下など。
http://www.culture-archive.city.naha.okinawa.jp/html/b_contents/50015000.html
http://www.wonder-okinawa.jp/018/ep3.html
http://www.koza.ne.jp/enterteinment/index_rock.html
それでオキナワンロックといえば「紫」というバンドのことがよくあげられるけど、紫の元ボーカルが住居侵入で逮捕されたのは去年の暮れのことだが、なにかあまりにもあまりなことに思える。2度目の逮捕だし。
http://news.goo.ne.jp/news/fuji/geino/20041210/20041210-f-32.html
というわけでコザで活動してたというオレンジレンジさんは、オキナワでもさらに「芸能」で「外部」な感じなんじゃないかと思った。オレンジレンジを現代のバンドと思わないで、1960年代にあったような、「基地に出入りして鍛えられた」みたいなストーリーを背景に持つGSグループとかみたいなもんだと思えばしっくりくるんじゃないだろうか。しかし最近の本土音楽シーンでは「基地周辺の街で育った」というストーリーを持つバンドは少ないように思うけど、よく考えれば押尾学先生がいらっしゃったか。

「参戦」

ライブとかイベントとかにいくことを「参戦」というのは、どこらへんのジャンルに由来する言い回しなんだろう。「○○のライブに初参戦」みたいな感じのやつ。
音楽系の人が中心かと思っていたけど、お笑いイベントのレポでも使われるなあ。ヤング女子の同人テイスト用語?というよりは、プロレス誌用語→女性アイドル好き男子→同人テイスト業界全般、の経路?
どこ発のことばなのかわからないけれど、なんか独特の風情を感じるなあ。