鐘の音、兵どもが講義後

猿八月の六日
柏渕直明さん(イタリア政府給付金付き留学生)によるフィレンツェ史、キリスト教史の特別講義が行われました
柏渕さん、お世話になりました
僕としてはここであの日の講義の様々な詳細を詳しく細かく語りたいところではありますが
悲しきかな空蝉の心、ここは”今週のウツミ”
僕の口は堅く、あの講義の後、欲熱の大洞窟
朧月料亭「右手ふるふる」で行われたオゾマシキ黒ミサの模様を語らなければならないのです

時は戦国
混乱の世は荒廃撤廃、バグパイプの音は鳴り響く
ここ「右手ふるふる」は灼熱の湯気音毛
誰もしの右手がふるえ続ける中、さすがの柏渕さんです

ふるふるふるふる
ふるふるふる
霜降る月夜の大宴会
隣では借り暮らし達の結婚式
ウツミ「結婚式なんてさ、呼ばれちゃったらさ、俺はこう言うのよ」
一同「お悔やみ申し上げます!お悔やみ申し上げます!」
ウツミ「そうさ、教会には喪服、こ愉快に絶望」
   「グロッタ洞窟に皮流し、マエストロに自由を!」

ああ、右手ふるふる
桜降る年月の思い出もいで!農園の君
先生君主たるあなたの右手は、こうも振るえてはいらっしゃらないのでしょう
トスカーナの金的かティーん!

ウツミ「死にたいなんて言う奴はさ、こうして右手をふるふるっとね、してやるのさ」
   「俺は18でズルりんぱだぜ」
   「そう思わない?っていうか聞いてる?」

汽車は真夜中に出るのです
汽笛の音は人間の境界を揺らします
金的の音はしつこいのです
靄が買った金髪
夢幻人の会合、先生はイタリアで、黒ミサを目撃したそうです
黒味が買ったマグロは食べるべきではありません

ドクドクと脳内麻薬
右手?いや左手だ!
山の手族は今日も鋼鉄の虫加護に揺られ、ありし日の思い出に浸ります
立場が、舞台が逆転していることに彼らは気づきません
ここは朧月料亭「右手ふるふる」
老若男女、気持ちいいこと大好きな老若なんよ!
ガンガンガガガンガガヤッホー
咳がごほごほ堰立つ脇水
臭いがきついはご愛嬌
名古屋でみゃーみゃーヘンリー発生
いざゆかん!冬の韓国へ!

先生のお腹は、人類の財産なのです
ちちパイパイ!!