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2018-10-20

海山太陽光2年

海の太陽光は2016年9月5日発電開始なので丸2年がたった。1kWあたりの発電量は1年目が1276kWh、2年目が1242kWh。若干下がっているが、実は気象台による日照時間は1年目が2117h、2年目が2156hと、2年目の方が長い。なのに発電量が下がっているのはちょっと心配。ただ、事前のシミュレーションによる予想発電量は1171kWhなので2年目でもそれよりは6%程度は上回っている。2年目は12月に1台パワコンが故障して1か月弱発電していないのでそのせいもあるかも知れない。だとしたらそんなに悪くも無いのかも。

山の太陽光は1年目1180kWh、2年目1158kWhでやはり2年目が若干落ちているが、こちらも日照時間は2年目の方が多い。パネルが中国製で劣化が速いとしたらちょっと困るが、まだわからない。シミュレーションに比べればこちらも2年目でも6%程度は上回っている。

家の屋根についている太陽光は震災のときについたので丸7年過ぎたが、こちらは劣化の兆候はなく、平均で1409kWh発電している。日照がいい地域でもあるが、発電量の多さと劣化のなさはHITならではか。

3件(3県)とも心配なことや故障などはあっても、おおむね問題なく稼働している。屋根の太陽光はFIT48円買取だがそれでも10年では投資回収は難しく、2021年にFIT買取が終わるまでには回収しきれない。だからその後の活用をいろいろ考える必要がある。海、山はそれぞれ29円、27円買取だが、ほぼ10年で投資回収ができそうだ。ということは20年買取だと投資額の倍額が戻ってくることになる。それまでに劣化しないで頑張ってほしいものだ。

2018-10-18

「とんでもなく役に立つ数学」

とんでもなく役に立つ数学 読了。数学の本は読まないが数学者の本は大好き。この本はちょっと題名がおおげさすぎ。中身は、数学が嫌いだったりする高校生達に数学者が数学ってこんなに面白いんだぞと説明している。三角関数も知らない子達にイメージたっぷりで説明するから読者にも分かりやすい。

とは言え、数学は独自にどんどん進んでいるから、進んだ数学を適用できる分野が見つかったりすると、その分野が驚異的に進むし、他の人にはまねのできない威力を発揮する。そう言う意味ではとんでもなく役に立つ数字は過言ではない。

そうはいっても数学を現実問題にいかに適用するかはむずかしい。数学を武器として多用している物理学者たちも苦労している。数学が進歩した分野が問題に適用できればいいが、逆に問題に適用するには数学側の進歩が必要な場合もある。

この問題に数学が使えるかもと思うのは数学者ではなく一般の人達だ。そういう人が増えて数学の適用範囲が広がれば世の中は一層良くなるだろう。この本のような数学好きを増やそうとする本は意味がある。

2018-10-16

海水ウラン情報

海水ウランは抽出に成功したし、コスト試算では3万円/kg程度という論文はあるのだが、エネルギー収支の報告は見つからず、というか実際に稼働もしてないので計算もできないだろうが、エネルギー源としてどこまで期待できるものなのだろうか。

海水からのウランの回収 (04-02-01-12) - ATOMICA -

通常ウランのコストが6000円/kgのところ、海水ウランは32000円/kgとのこと。ウラン1kgで50000kWh発電できるようなので(前に200kWh/gと書いたのは間違い)現状0.12円/kWhのコストが0.64円/kWhに上昇する。その差0.52円/kWhで電力価格からみれば大したことが無いように思える。海水ウランはどのように評価されているのだろうか。

no title潜在的有害度の発生を抑える新型高温ガス炉の研究

もともと海水ウランの論文ではないが、海水ウランについて世界需要の84%が日本だけで採れるとか、コストが通常ウランより安くなるとか書かれており、非常に高い評価の記述がある。(35p)

no title核燃料サイクルについて

ちょっと古い(平成15年)がほかならぬ原子力員会のQ&A。質問3−7に海水ウランもあるのだからプルトニウムにこだわる理由があるかとのまさにずばりの質問。それについての答えはコストが鉱山ウランの10倍にもなるから難しいとのことだが(148p)、上の計算でもわかるように答えにならない。特にウラン枯渇の場合に備える再処理の脈絡ではこの理由では答えにならない。苦しい答弁だ。

no titleサイクル勉強会平成 24 年 2 月 14 日(火)配布資料

原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会の勉強会の資料のようだが、なかなか面白い資料で43p、48p、51pに「山名委員の指摘により・・・海水ウランはカットになった」とのコメントがある。山名委員とは山名元原子力損害賠償・廃炉等支援機構理事長のことだろう。再処理派の人には海水ウランはやっかいな存在のようである。

http://www.enercon.jp/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/10425/

核燃料サイクルの目的は何か

日本では核燃料サイクル政策を守るために、海水ウラン回収の研究費が打ち切られたらしい。再処理の意義は無資源国日本で自国産エネルギーを確保するためではなかったのか。こういうのを本末転倒と言わずしてなんというのか。それというのも青森県福井県を怒らせないためであり、その目的は原発を稼働することだ。原発は日本の純国産エネルギー開発を邪魔する存在なのだ。

2018-10-14

カーブドッチ

足利にはココファームワイナリーがあるが、新潟のワイナリー、カーブドッチに行ってみた。ココファームの収穫祭は電車で日帰りでいけるから酔っぱらってもOKだが、新潟のワイナリーではそうはいかない。飲むためには泊まらないといけない。カーブドッチは泊まれるがわずか7部屋しかないので半年くらい前に予約をした。行ってみるとワイナリーはカーブドッチを含め5つもあり、それぞれ有料試飲ができる。5つのワイナリーを遠い方から試飲をしたが、これワインなの?から始まって終わりのカーブドッチが一番まともでおいしい。ぶどうが同じでもワイナリーによってこれほど違うことを体感したのは初めて。あるワイナリーではステンレスで作ったものと樽で作ったものを飲み比べ。はっきり違いがわかる。ステンレスのものはストレートで飲みやすく、樽のものはまろやかで味わい深い。これも体感できたのはよかった。実は買ってきたワインは最初のワインなの?のワイン。すっぱくて炭酸がきつくてまるでレモンスカッシュのようだ。しかしまともなワインは家にもイタリアワインがあるのでここで買うならこれかな?レストランもいくつもあり、フランス料理、イタリア料理、ドイツ料理、和食がそろっている。ドイツ料理のレストランではソーセージやハムを作っている。パン屋さんもあるのでそこで買って食べてみたが、腸詰屋やゲグルンツェにひけをとらない。パンもうまい。部屋は広い洋室の角部屋でたぶん一番いい部屋。図書室みたいなところがあって、料理本、雑貨本、経営本、施設本などこの施設に関係するような本もいろいろある。お風呂は地下1000m以上からくみ上げる天然温泉。お湯が少しぬるっとしている。夜はフランス料理のレストラン。ワインは料理一皿ずつあったワインを選んで注いでくれる。ワインの違いも分かるし料理との相性もいいし、料理の味もわかる。これまでいいレストランにたまに行ってワインをボトルで奮発したりすると酔っぱらってワインの味どころか料理の味もわからなくなっちゃう、そんな事態と比べようもないいいサービス。それにしても海岸に近い砂地でぶどうづくりを始めた人もすごいし、それでこれだけのワインを作り上げることもすごいし、ワイナリーだけでなく温泉やレストランなど一泊二日で飽きないこれだけの施設を作り上げたのもすごい。散財でもあったが、それだけの価値はある。年に一回くらいはこういういいところにまた泊まりたいな。

http://www.docci.com

2018-10-11

「アウトプット大全」

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

最初のうちはどっかでみたことのある話とか、それもうやってるとかいう話が多くてまじめに読んでいなかったが、だんだん、なるほどーと思うことが増えて、読み終わるとこれはこういう話がこれだけまとまってあるということが価値かなと思った。著者は精神科医で、マインドフルネスにでてきたDMN(デフォルトモードネットワーク)の話もでてくる。マインドフルネスではDMNは悪者だったが、この本ではアイデアの基という認識で、瞑想することによりDMNを活性化させるという使い方。だからDMNは別にいいものでも悪者でもなく、自分が主体的にDMNをきちんと把握して制御できればいいようだ。この本を読んだ最大の動機は読書をやってもすぐ忘れてしまうからインプットよりアウトプットを意識した方がいいかなーと思ったこと。まさにそういうことを書いてある本で、この本によればインプットとアウトプットの比率は3:7がいいらしい。本3冊読むより1冊読んだらちゃんと感想を書く(アウトプットする)ことで内容が脳に定着する。アウトプットは必ずしも読了後でなくてもよく、本にアンダーラインや書き込みをすることもアウトプットの一つ。自分はそういうことはしない方だが、絶対した方がいいということだ。しかし、キンドルで読んでいるので書き込みってできるのかな?使い方がわからん・・・まあ、端末で打つよりアナログで(ペンで手書きなど)アウトプットした方が脳にはいいらしいから、何も無理してキンドルに打ち込むこともないだろう。どうしても読むべき本とも思わないが、役に立つ本だからときどき見返してみるのがいいかも。ということでアウトプットしてみた。確かに書いているうちに思い出すね。

2018-10-10

東京屋

前に我が家の2021年問題対策として断熱リフォームの必要性を書いたが、そのあと3年後のリフォームの相談を家の建築した会社と相談したら話が進んじゃって今リフォーム中。今日は洗面所の床が壊されちゃったのでお風呂に入れず佐野の安らぎの湯に入りに行った。その途中で前から気になっていた東京屋という食堂に初めて行ってみた。栃木と群馬の県境にあって東京屋というネーミングも意図不明だが、看板に各種弁当などと書いてあって何が売りなのかよくわからない。しかし宴会や会席もやるらしいのでいい料理もあるかも?夏には「冷汁」というメニューが一押しのようでサバが入っているらしいのだが臭くないのだろうか。などなどいろいろ想像が膨らむのでちょうどいい機会なので入ってみた。定食がメインのようで、ちょうどいい。頼んだのはカキフライ定食とサバの開き定食。品質がよくなければ臭そうなメニューだし、臭ければ来る価値がないと判断しやすい。しかし期待に反してすごくうまかった。海の太陽光の帰りに大洗の食堂でよく食べるが、ひけをとらない。最近リフォームのせいで大洗になかなかいけなくておいしい海鮮フライが食べたいと思っていたのだが、こんな近くにいいお店を見つけてしまった。また来て他のメニューも食べたいものだ。メニューはあまり一貫性がなく、他はタコライスとかハヤシライスとかから揚げ定食とかだが、たぶんうまいだろう。ただ、他にお客さんはいなかったのでいつまでもつかは不明。なるべく早めにいくべきかも。

2018-10-09

ルーデンス定演

昨日は第37回ルーデンス定演。最初の曲こそルーデンスらしい演奏だったがあとはらしからぬなかなかのでき。ホルベルグは何回もやっているが今回が明らかに一番いいと思う。挑戦曲ベートーベンSQ16の三楽章はアンケートでこれが一番よかったと書く人もいるくらいのでき。その人は15番をルーデンスで聞きたいと書いてくれた。地方の合奏団としてはかなりのレベルとも。まあその大部分はゲストコンミスの演奏や指導の評価ということにもなるのだが、その指導に応えたとてもそんなレベルでない一般団員達も今回は頑張ったよね。自分たちでもなかなかいいじゃんと思える演奏会はいいものだ。しかしふるさとは実際のところ、受けているのだろうか。

2018-10-07

久々海の太陽光

久々に海の太陽光をチェックしに行ったらパネルやパワコンは異常なかったが、たぶん台風のせいで防草シートが一部剥がれていた。

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幸い飛んでってはいなかったので敷きなおしてピンとテープで固定。

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やっぱりこんなこともあるからピンやテープは常時用意しておかないとね。

作業のご褒美はメロン!

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この辺ではメロン1個2千円くらいで売っているが、メロン半分+1切れで1000円で食べられる。ほかにも明太子おにぎりや魚フライ、あられなど、いいことがたくさん。これがあるから作業と言えども楽しみだ。

2018-10-02

もうすぐルーデンス37回定期演奏会

今度の月曜10月8日(祝)がルーデンス37回演奏会。曲目はバッハ組曲2番、バッハバイオリン協奏曲1番、サンサーンスサラバンド、ベートーベンカルテット16番より3楽章、ホルベルグ組曲。太田フィルは20周年だったが、ルーデンスは去年が創立40周年。オケの曲をやったこともあったが団体としてはオケになることはなく、細く長くやっている。先日の太田フィルの20周年演奏会の弦楽器団員比率は43人中23人で約53%だが、ルーデンスは21人中ゲストコンミスコントラバスを除く19人で90%。53%だと太田フィルの演奏会と言えるかぎりぎりだが、ルーデンスの場合は胸を張ってルーデンスの演奏会と言える。ただし、団員比率が高いことがお客さんにとっていいことであるかどうかはわからない。ルーデンスは高齢化比率が高く、半分以上が高齢者。歴史が長いからという理由もあるが、ルーデンスの演奏を聴いて楽器を始めたとか、60になってから楽器を始めたという人が結構いる。去年入団のチェロの新人は楽器は昔からやっている人だが齢80を越えている。自分もルーデンスでは40から始めたバイオリン。そう考えると今回のプログラムも結構ハードな選曲だ。果たしてうまくいくでしょうか。確かめに来てね。

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2018-09-28

北海道ブラックアウトの議論

北海道の地震で北海道が全停電(ブラックアウト)してしまい、その後原発推進派を中心に「泊原発が動いていたらブラックアウトは起きなかった」という主張がたくさん出た。こんなのとか。

原子力問題から逃げる安倍政権が電力危機を招く – アゴラ

それに対してこんな挑発的な題で異を唱える人が出現。

北海道胆振東部地震「泊原発が動いていれば停電はなかった」論はなぜ「完全に間違い」なのかhttps://hbol.jp/174509

それに対して「それはデマ」と言い切るこんな人が出現。

コロラド先生のデマについて – アゴラ

それに対してデマと言われた方がまた挑発的な題で反論。

私設原発応援団たちによる、間違いだらけの「泊原発動いてれば」反論を斬るhttps://hbol.jp/175165

さらにこんなのも。

北海道電力は今回の震災を教訓として「常敗無勝国策」から脱却せよhttps://hbol.jp/175234

一方、専門家からはこんな指摘も。

ブラックアウトは電力会社のせいか?――北海道ブラックアウトからの教訓 / 安田陽 / 風力発電・電力系統 | SYNODOS -シノドス-

結局挑発合戦の結果はコロラド先生の勝っぽいが、泊が動いていたら、の結論は早々にはでないし、こんな地震のときに停電しないということが絶対必要かというとそんなこともないのだが、いろいろな見方があって勉強になる。本来、北海道は再エネポテンシャルが膨大にあり、とくに洋上風力は北海道の北東側は水深も浅く風況もよいので作りやすいはずだ。さらにすぐ北には天然ガスが余っているサハリンがあり、わずか60kmパイプラインを伸ばすだけで液化の必要のない安いガスが大量に手に入る。それで発電して高圧直流送電で首都圏に送れば大儲けできるはずなのだ。もちろん根室に原発を集積すればさらに。しかし北海道電力は人口縮小、自由化のための効率化に対応するため投資縮小路線を走っており、だから今回のことも起きたのだろう。2050年のエネルギーを考えると北海道の役割はとてつもなく大きいはずなのに残念なことだ。