●9thシングル「愛の反逆」




発売:1976年7月10日(エレック・レコード)
A面:愛の反逆(作詞:千家和也、作曲:佐瀬寿一
B面:美しい涙(作詞:千家和也、作曲:佐瀬寿一


恋人との別れを前に、♪重い鎖で躰をしばって、深い海の底に沈んでしまいたい…というシリアスなフレーズで始まる、切なく苦しいラヴソング。
♪とりとめもない話の中にさえ…というキメの1フレーズはヨシキ(今村良樹)が担当。


前作「ペチャパイブギ」から僅か2ヶ月。「ペチャパイブギ」の悪ノリ・ギャグ路線から一転、超カッコイイ路線の正統派アイドル歌謡でした。信じられない振り幅の大きさ!


B面の「美しい涙」は、森に囲まれた湖、丘の上には教会、窓からは賛美歌が聴こえてくる…そんな幻想的な情景の中での若い恋人同士の逢瀬を描いた静かで美しいナンバー。
江藤くん(江藤博利)とヨシキが交互にソロ・パートを担当。


古くからのファンの間では、「愛の反逆」「美しい涙」ともに人気のナンバー。
このシングルのリリース直後に、所属のエレックレコードが倒産。出荷停止に…。ひょっとして、エレックの倒産がなければ、ZB史上最大のヒット曲になっていたかもしれませんね。


【関連情報】「愛の反逆」76年8月23日“夜のヒットスタジオ”出演時の画像


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