victoria007、飛行機を真下から激写
それは、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港のすぐそばの河川敷です。
「お〜い」と呼べば届くんじゃないかというくらい、空港の滑走路に近いところに広い空き地があって、飛行機好きな人たちが常にカメラを空に向けているところです。
いや、ほんとに近かった。
飛行機が通るたびに風がびゅーんとおきてやばかった。
しかも、とてもいそがしい空港なので、ほんとに2分おきに着陸・離陸するの。
耳が痛くなったわ。
もっと近くに来るまでねばってみた。
ちゃんと画面の中央に来た時にシャッター切ったんだけど、すみっこのほうに尾翼が写っているのご覧いただけますでしょうか?
CASIO EXILIMのせいではなく、やはり私のカメラワークの問題でしょう・・・
飛行機好きの方にはぜひおすすめスポットです。
場所は、「空港のすぐ近くで、飛行機が見れるスポット」って聞いてもらえれば、教えてくれると思います。
victoria007、日本食料品店に行く
「地球の歩き方 ワシントンDC」によれば、メリーランド州ロックビル市に「タルボトセンター」というショッピングセンターがあり、「日本人村ショッピングセンター」と呼ばれているということ。
日本食大好きなクリスティーナ、「一度行ったことがあるけど、何をどうやって食べればいいかわからなかったので、抹茶アイスだけ買って帰ってきた」そうです。おお〜、抹茶アイスが好きなら何でも食べられるわよ〜、とか調子のいいことをしゃべりつつ、ショッピングセンターをめざします。
途中、ジョージタウン大学とアメリカンユニバーシティの前を通りました。
ジョージタウン大学は、街全体が大学の街って感じでこじんまりとしていて私のお気に入り。
オープン・トップ・サイトシーイングをした時からチェックしていたので、ここは最終日にもう一度来ようと決めます。
アメリカンユニバーシティは、比較的新しい大学なので、建物も近代的です。
先日国会議事堂の案内をしてくれたブライアン君もここの学生だったので、一気に親近感がわいて、わざわざ通ってもらいました。
緑が豊かでいい感じ。
こんなところで大学生活送れたら楽しそうだわ。
さて、ショッピングセンターにつきました。
「ショッピングセンター」っていうくらいだから、広大な敷地を想像してましたが、結構こじんまりとしてます。日本にもよくある、一階にコンビニがはいってて、二階にいくつかテナントがはいってる小規模店舗ね。
ワシントンへ行って日本食が食べたくなったらぜひここへ。
住所は、Rockville Pike。地下鉄の駅からはちょっと離れてるので、車が便利。地下鉄Rockville駅からバスも出ているそうです。
お店は「まるいち日本食料品店」です。二階にあります。
コンビニが出来る前、こういうお店いっぱいあったな〜っていうのが第一印象。
おおきな冷蔵庫が壁いっぱいにあって、扉を開くと、とうふ、漬け物、みそ、ひもの・・・などいろんなものがちょっとずつ入っている。洗剤とかはみがきとか、ふりかけ、カップ麺など雑貨類にいたるまで、何でもそろうようになっています。
外国にいるとき困るのは、調味料だと思うのね。
野菜や魚はスーパーで買えばいいじゃない?
だけど、日本で使い慣れた「ほんだし」とか「お茶漬けのもと」とか、手軽に使えて味に間違いがないものって外国のスーパーには売ってないから。
お米も売ってました。
アイス好きなクリスティーナのためにアイスをチェックすると・・・
なんと井村屋のあずきバーが売られていた!
お米、みそ、ほんだし、とうふ、あげ、醤油ラーメン、はんぺん、あずきバーを買いました。
あっ、そうそう、クリスティーナが茶こしを買ってました。
湯飲みにのせてお茶っぱをとるやつね。
やっぱり日本製は優秀よね。
ちっちゃいのに性能がいいでしょ。
クリスティーナが今家で使ってるポットには茶こしがついていなくって、いつもお茶っぱをよけながら飲んでたんだけど、(いったい何十年その不便に耐えてきたのかしらね?)ついにいいものを見つけたとゴキゲン。日本人であることを誇りに思う瞬間であります。
さあ、これで夕食は日本食に決まりね。
しかし・・・いつも自分が食ってる手抜き料理そのままじゃないか!
ドンマイ。
無理して失敗したらひもじいから、これでいいわ。
クリスティーナには、日本食は質素なのがいいって事前に説明してあるしね。
このお店のレジのお姉さんは、本物の日本語をしゃべりました。
レジのとこにヤマト宅急便の黄色い旗がたってたのが、すごく懐かしいかんじ。
日本人ってなんでも宅急便で送るの好きだもんね〜。
「天気予報で大雨になるっていってるから気をつけてお帰りください」
って、お天気の話になって、日本食料品店の風情満点でした。
ほんとに大雨になりそうだったので、急いで帰りました。
帰り、モルモン教の大きな教会の前を通りました。
暗くなってたのでライトアップしててすっごくきれい。
「日本にもモルモン教の宣教師さん、いっぱいいるよ」
って話をしたら、「マリオットホテルってあるでしょ?あれはモルモン教の人たちが経営してるのよ。従業員をとても大事にするいいホテルよ」って教えてくれました。
へえ〜、そうだったのか。知らなかったわ。よくある高級ホテルの一つだと思っていたわ。
さて、家に着きました。
いよいよ私の料理の腕をふるう時がきました。
victoria007流、日本料理の極意
さて、まずはご飯を炊かねばなりません。
炊飯器はないので、ナベで炊かなくちゃいけないので、ちょっと緊張。
でも大丈夫。
自炊は高校生の時からやっていて、炊飯器がない時期も結構長かったので、ガスで炊くのは慣れてます。ただ、よく焦がすので、クリスティーナのナベをこがしちゃまずいんで、しっかり時計で時間を計ることにしました。
お米をといでいたら、クリスティーナが興味津々だったので、「こうやって水で洗うとおいしくなるのよ」って教えてあげました。なんでも「秘伝」になるのよね。周りに日本人がいないと何でも言い放題なんで楽ちん楽ちん。
30分ほど水に浸している間に、お味噌汁づくり。
定番の、とうふとあげのお味噌汁にしました。
一番簡単だからね。
おとうふを手のひらの上で器用に切っていたら、これもクリスティーナは興味津々。
「これはうちのおばあちゃん直伝なのよ」
ってここでもおおぼらをふいてしまった。ははは、おばあちゃん、ごめんね〜。
「味噌汁は決して煮立てちゃだめ。風味がとぶから」
と、これはホントの秘伝をクリスティーナに伝授。
いつもなべを火にかけてすっかり忘れて煮込んでるのは誰だ〜。
さて、いよいよご飯をたきます。
「始めちょろちょろ、中ぱっぱ」だったわね。
とにかく、20分で炊けるってことだけは覚えていたので、時間だけはきっちり計りました。もしも焦げたらにおいでわかるしね。
さて、おかずですが・・・
魚とかめんどくさかったので(だって魚焼くと臭くなっちゃって、クリスティーナがイヤかもしれないでしょ?)はんぺんを焼くことにしました。
オリーブオイルと、あと冷蔵庫にガーリックがあったのでそれで炒めてみます。
塩をふって・・・
おおっ、われながらなかなかいけてるにおいがするじゃない?
大成功です。
名付けて、victoria風はんぺんのガーリックソテー。
これだけではお腹すくんで、しょうゆラーメンを作りました。
具は味噌汁にいれたのこりのあげです。
切り方を変えたら、違う食材に見えるし。へっへっ。
しかしクリスティーナにはばれていて、「これはめん用の切り方なのか?」と鋭い質問を。
「お味噌汁は繊細な味なんで、細かく切った方が味がしみておいしい」と答えておきました。
われながら、いい答えです。
さて、ご飯も炊けました。
20分間むらして・・・これはホントの秘伝なんで、クリスティーナにはしっかり伝授しときました。
お箸は日本からのおみやげで私が持ってきたのがあるので、あとは食器です。
茶碗がない!
味噌汁のお椀がない!
ラーメンのどんぶりがない!
何もないことがわかりました。
ドンマイです。
味噌汁はマグカップにいれました。
メシはサラダ用のボールに。
ラーメンはスープ皿に。
ちょっと雰囲気でませんが、まあ、いいや。
さあ、いただきまあす。
お味は・・・
我ながら大成功です。
ご飯も焦げなかったし。
一番評判がよかったのは、はんぺん!
「こんなヘルシーな食べ物があるのか!」って大変な感動ぶりで「毎日こんなものを食べているからあなたは健康でやせてるのね〜」って言われました。
いやあ〜、毎日は、食べてませんけど、でもお口に合ってなによりです。
食後にはあずきバーを食べました。
あんこは嫌いな外国人が多いのでちょっと心配しましたが・・・
「おいしい」って。
ああ、よかった。
ちなみに今日つかった食材ですが・・・
袋はばんばん捨てていたんですが、クリスティーナがすべてゴミ箱から救出。
きれいにあらってはさみで切って、保存してました。
「今度日本食料品店に行ったらこれを見せて同じ物を買う」ですって。
おおっ、そこまで気に入っていただけて光栄です。
私も久しぶりに白いメシが食えてよかったわ。
こっそりおかわりしちゃった。
こんなことなら、お茶漬けのもとも買うべきだったわね。
victoria007でした。