台湾紀行 MRT

こんにちは。Victoriaです。

さて、台北二日目の朝を迎えました。

外は・・・雨・・・

どうやら、今回の旅、ずっと天気は雨模様のようで・・・

まあ、いいや。どしゃぶりじゃないし、日本は雪だったし・・・

ということで、まずは行天宮にお参り。

行天宮周辺の路上では、お供え物を売ってるおばさん達がいっぱいいました。
ここは入り口。
ここで、手を洗ってお清めをして、赤いお盆を持って中に入ります。
この赤いお盆の上にお供え物をのせるようです。

中に入りました。
Victoria、宗教施設では写真を撮らないことにしておりますので、内部の写真はなし。

お辞儀をして、柏手を打ってお参りするところは、神社参拝と同じ。
お線香をお供えするところで、煙を頭にふりかけている人がいっぱい。
清水寺と同じ風景です。

お供えは・・・
果物、花、お菓子など。
すっごくたくさんありました。
あのお供え物はどうするんでしょうか・・・?
誰かにお下がりあげるのかな・・・?

外には赤い提灯がいっぱい。

夜、もう一度お参りして、外から写真撮ってきました。

道教は、日本にもいろんな形で残っていたりするけど、そのルーツはここだったのね・・・

近くの公園では、朝から体を動かしている人がいっぱい。
なぜか、社交ダンスしているグループ発見。

さて、MRTの駅に着きました。
MRTは、Mass Rapid Transitの略で台北市内を走る地下鉄です。
ただ、地下を走っている部分もあれば、地上を走っている部分もあります。

今日は、まず、文湖線というのに乗りました。

市民のみなさまは、いちいち切符を買わずに、チャージ式の乗車カードを使っています。
駅はとても広々として、きれい。
エスカレータの手すりを磨いているお掃除のおばさんというのを、日本以外の国で初めてみました。
台湾の方は、相当きれい好きのようです。

ホームには事故防止のため、ドアがついていました。
車両のドアが開くときに、ホームのドアも一緒に開きます。
切符は、タイ・バンコクで乗ったタイ バンコク 週末旅行レポート エアポートレイルリンク編 - Victoriaの日記と同じ
コイン型乗車券。

乗ってびっくり。
文湖線は、運転手さんがいません。
無人で走ってます。
また、車両と車両の間を行き来することはできません。

こちらは博愛席。

博愛席でなくても、高齢の方が乗車なさると、座っている人が「すちゃ!」と立ち上がり、懸命に席を譲る光景を何度も見ました。
目上の方を敬うという習慣が根付いています。


授乳室です。

ここで、耳より情報。

Victoriaは最新版の「地球の歩き方 台湾 '10〜'11」を使ったのですが、そこには載っていないMRTの新しい路線が開通していました。

D10 地球の歩き方 台湾 2010~2011

D10 地球の歩き方 台湾 2010~2011

最新版の路線図はこれです。

この路線図の、黄色い線が新しい路線。

駅もめちゃめちゃきれいでした。

車内も駅構内も、ゴミひとつ落ちていません。
お掃除の人が、常に磨いていました。

車内でものを食べたり飲んだりする人もなく、外国でよくみかける「クチャクチャ」とガムをかんでる人も一人もいません。

どうやら、車内での飲食は法律で禁止されている模様。

法律どうこうじゃなくて、きっと、みなさんのマナーがもともといいんだと思う。

日本でよくみかける座席に荷物をどど〜ん!とのせて場所ふさぎをする迷惑なおばさんもいないし、大音量でウォークマン聞いてるヤツもいない。
ケータイでしゃべってるおじさんはいましたが、気になるほどでもなく、とても気持ちのよい車内でした。

地下鉄の乗りやすさ、乗り換えのわかりやすさ、車内のきれいさ、乗客のマナー、どれをとっても台湾はピカ一だと思う・・・

Victoriaでした。