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2009-08-24

日本を、あきらめない☆

ネトウヨが民主党支持の親子に話をきいてきた 14:21  ネトウヨが民主党支持の親子に話をきいてきたを含むブックマーク

SAPIO愛読者のネトウヨが、大同人作家クワタさんと、お父様 (元テレビ局勤務) に「民主党を支持する理由」をきいてきました。

---- そもそも、なぜ自民党ではダメなんでしょうか?

クワタ: 自民党がダメ、ってわけじゃないんですよ。多分、ひとりひとりは頑張っていても、抜け出せない状態になっているんじゃないかと。結局、今の政治体制のままで、ひとりひとりがベストの状態を尽くして、今の状態があるわけなんですよ。人間っていうのは食わなきゃ生きていけないから、「自分たちの都合のいいように」といったら言い方が悪いかもしれないけど、結局みんなそういう風に生きてるじゃないですか。その偏った状態でずっと続いてること事態が悪い事なんじゃないかと。みんな「悪い事をやろう」だなんて思ってる人はいなくて、みんな行動を起こす人は、良かれと思ってやってる事ばかりなんです。……。難しいですね(笑)。

---- (笑)

父: ベクトルが合ってるかどうか、という事を言ってるのかな?

クワタ: まぁそんな感じですね……。ベクトルといっても、人によって色んなベクトルがあるけど、一部の人のベクトルだけで政治経済が動かされている状態だと、反対側を向いてる人には都合の悪い世の中になるわけです。結局、良いところと悪いところがあるんですよ、どの党も。で、バランスを取らなきゃいけないなぁ、と思います。

---- 世の中が自民寄りになりすぎている?

クワタ: そうですね。世論はともかくとして、世の中は自民寄りになっていると思いますね。

---- いったん痛い目にあわせないといけないと

クワタ: 簡単に言うとそうなんですけど、多分、それを日記に書いても、その程度のことじゃ納得してくれないと思うんですよ。それを納得されられるような説明というのは、凄く難しいと思うんですよね。実際にネット上で自民を支持している人たちって、「『一回やらせてみよう、替えてみよう』という考えこそが危険だ」という意見が多いじゃないですか。それがまぁ、保守的といえば保守的なんだけど、それを上手く納得させられる材料はなかなか難しいと思うんですよね。考え方そのものの違いですから。

---- 現状を変えなければ、急に悪化する事はないでしょうね

クワタ: 悪くなるにしても、そのペースは穏やかですからね。

---- 民主党にしたら良くなると考えるのは何故でしょうか?

クワタ: 実はですね、民主党が勝たなくてもいいんじゃないかな、と思っています。自民党が仮に勝ったとしても、投票率が大幅に上がれば、それだけで効果があると思います。結局、今の選挙って、支援団体の影響がすごく大きいんですよ。経団連にしろ、某学会にしろ。投票率が上がって、もともと政治に関心のなかった層も関心を持つようになれば、今よりも政治に注目するようになるわけだから、政治家は「次の選挙で落とされるんじゃないか」とビクビクしながら政治を行うことになるはずなんです。それで初めて「国民主権」になるんじゃないかなと思います。

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---- 民主党はどれくらい勝ちますか?

クワタ: 民主党が単独でギリギリ過半数を取るぐらいが良いかなと思ってますね。

---- お父様はいかがですか?

父: 非常に穏やかな意見でいいと思う(笑)。いずれにしても、国民の方に目を向けさせないと。今はちょっと、高みから見ているとよく言われますよね。特に麻生になってからそうですよね。特に彼の場合は明らかに出てしまう。いわゆる「上から目線」と批判されるそれです。その前までは……実際にはそうなんですけど(笑)、見えなかったというか、見えにくかったというか。

クワタ: 「国民主権が良い」というのがどういう事かというと、結局、今までの状態というのは、政治家がどんなヘマをやっても……よほどのヘマをやると追い出されますけど、どんなことをやっても、毎回受かる政治家が同じ、という状態が続いてるわけですよ。それってどういう事かというと、選挙があまり関係ないんですよ。国民が国に対して意見を反映させられるのは選挙しかないんですよ。それなのに、選挙無効状態。つまり、国民不在政治なんですよ。

父: ただね、国民不在政治を行っていたのは誰かというと、国民なんだよ。

クワタ: そうなんですよ。今も国民の間には「政治の話題は飲み会でタブー」みたいな風潮があるんです。それは本当に良くない事だと思うんですよ。例えば、国によっては違う政党支持者同士が飲み会で情報交換をして、お互いの意見を尊重しあうなんて当たり前なんですよ。でも、ネット上で自民党を支持しているような人たちには、そういう気配はサラッサラ見えませんね(笑)。僕は割と、自民党支持者の気持ちも分かりますし、思想的にも保守的な方だと思ってますけど、それと自民支持は違うだろうとは思いますね。

---- 実際、民主党に政権を取ったら日本はどう変わるんでしょうか?

クワタ: 多分、実際には暫くは何も変わらないんじゃないかと思います。

父: そういう意味ではそうでしょう。ぱっと明日から政権が変わったとしても、実際に動く主体というのは政治家ではなくて、今話題になってる官僚だとか、組織、あるいはみんなの考え方が変わらないと、変わらない。

---- 民主党は変えていける?

父: 変えていけるとすれば、それは、促すような事をするしかないね。民主党自身が変えていくというのは、できない。

クワタ: 無理矢理何かを変えようとすると「次の選挙で全滅」ってこともあり得るわけですよ。結局、日本人って変化を嫌うんで、民主党はできるだけ変化させないようにすると思いますね。だから表面的には、政権交代自体には速効的な意味はないと思います。ただ、国民の権限を少しでも強くすることに対して、政権交代が一つのきっかけとして必要なんじゃないかと。

父: 国民の意識が変わらない限り、変わらない。そっちが先でしょうね。最近ようやく自分たちも政治の仕組みも変えられる可能性があるんじゃないかと、そういうのに気が付き始めたのかなと。遅いと言えば遅いです。

クワタ: 僕はちょっとそれには疑問があって。今、民主党支持に傾いているのは、残念ながらみんなそこまで考えてないんじゃないかと。一年前ぐらいからマスコミで「自民党が悪い」って言い続けてるじゃないですか。結局、それに乗せられている人が大多数であって、まだ国民はそこまで考えてないんじゃないか、というのが残念ながら実情なんじゃないかなと。そういう状態で政権交代になっても、今までの自民政権と変わらないんじゃないかと。国民の意識が変わって、自分の意志で民主党に入れて、もしくは自民党に入れて、政権が変わる。それこそに意味があるのであって、「自民党か民主党か」というのはさほど意味が無いんじゃないかと思います。

父: ただ今までの選挙を見ると、結局、自分がとこに投票しようと、世の中が変わることはないと、頭から信じ込んでいる人が多い。だから、投票に行かないと。投票率を高めること、それによって結果が変わる。

クワタ: 例えば投票率が上がって、それによって自民党が勝ったとしても、投票率が100%で、自民党がギリギリぐらいで勝ったとしたら、多分自民党は、国民目線でビクビク状態になると思うんですよ。それは政権交代並みの効果があると思うんです。

父: そういうクワタの言い方をするとね、小選挙区制というのは非常に効果があるという見方もできる。小選挙区になれば、非常に政治が不安定になる。これはもう、今までの歴史がそうで、日本は最近ようやく小選挙区制になって、みんながやめたころ、なったんだよね。小選挙区制の弊害っていうのは「極端に変わる」ってことですよね。ほんのちょっと、支持率が数%変わるだけで、あっちいったり、こっちいったり、それが小選挙区制の特徴です。小選挙区制にみんな賛成……したのか分からないけど、それを自民党政権の時にしようとした意味は分かる。それによって、自分達は絶対数を取れると。それはその通りで、それは小泉に一番利用されたと。それによって2/3以上になってしまった。2/3以上の数があれば、何でもできると思い込んじゃった。これが自民党を危うくした。目先だけを考えていた。遠くを見据えて、これでもって、世の中を良くしていくんだというビジョンが示されていない。

---- 政治家というのは、常に目先のことしか考えていませんか?

クワタ: いや、そんなことはないと思いますね。「総合的に考えて一番重要な事を行う」だけであって、例えばその……政治家にとって一番重要なのは、次の選挙で勝つことです。何よりも一番大事なのはそれです。そりゃそうですよ、自分の食い扶持もありますし、自分の周りの人たちの食い扶持もあります。結局、一国一城の主ですから、政治家というのは。だからやっぱり、次の選挙が一番重要なわけですよ。「日本をどうしようか」というのは、二番目なんですよ。それ自体は悪いことじゃないと思うんです。みんなが次の選挙で当選することばかりを考えている、それを最優先にしていると踏まえた上で、支持を決める必要があるんですよ。結局、政治家は個人個人なんですよ。「自民党は××を優先させて、民主党は××を優先させる」とかよく言われてるけど、そんなのは二の次であって……やっぱり、自分の事なんですよ。この選挙が終わったら、すぐに次の選挙のことを考えるんじゃないでしょうか。

---- ネトウヨは「民主党政権になったら恐ろしい事が起きる」と言っているが、実際にはそんなことはないと

クワタ: 殆ど起きないと思います。理由としては「そんなことをしたら次の選挙で落ちるから」です。例えば、ネット上で自民支持の人が言っている、「民主党が政権を取ったら、外国人参政権が云々」という話がありますが、あれも自民党も最近になってようやくマニフェストから消したんですよ。民主党も消しましたけど。

---- 国民が怖いと

クワタ: はい、国民が怖いんです。

---- 「国民がどう思うか」というのはマスコミに操作されていると思います

クワタ: そうですね。あれを見て政治家がどう思うかというと、国民であまり政治に関心のない人は、マスコミの報道を見てうっかり信じちゃうかもしれないと。

父: 他に材料がないからですよ。そういう人たちにとっては。

---- 殆どそういう人ですよね、世の中は

クワタ: 政治の話を他人とするような機会のない人は、そうなりますよ。

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---- マスコミの偏向報道、民主党を推している感があります

クワタ: なぜマスコミが民主党の応援をしているかというと……これは単なる想像なんですけど、キャスティング・ボートを握りたがってるからだと思いますね。「マスコミの一声で自民を勝たせることも民主を勝たせることも出来る」……そういう影響力を持ちたがってるんじゃないかと。仮に今回、マスコミが自民を勝たせたとしても、あまり効果がないと思うんですよ。「元々勝っていた自民が自然に勝った」という形になるだけで。そうなると、マスコミの影響は皆無ということになります。もし今回、前回のような自民圧勝から、民主圧勝にすることができたら、マスコミが勝ち負けを左右することができるキャスティング・ボートを握る事になって、政界に強い影響力を持つことができるんです。思想的に民主を支持しているわけじゃないんですよ。

---- そんな風に国民がマスコミに乗せられるのは気持ち悪いと思うですが、それでも良いんですか?

クワタ: それは良くないと思います。

---- 現実、乗せられているわけですよね

クワタ: それは嘆かわしいことですよね。

父: それに気が付くということが大事ですよね。

クワタ: 自民が勝っても民主が勝ってもいいんですけど、乗せられて、誰かの意志によってどちらかの党が勝つ、というのは良くないことだと思います。

父: そういう事があるということを国民が知っていれば、そうたやすく乗せられることは無くなります。ただ、マスコミがまことしやかに言うことを、そのまま受け入れれば、そうなります。それは誰であろうと同じです。インターネット時代だってそう。鵜呑みにしてしまえば、乗せられるだけです。

クワタ: 結局、マスコミにしてもインターネットにしても、単なる情報源として利用すべきであって、善悪の判断は自分でするしかないと思うんですよ。

父: そういう意味で、欧米でいってるメディアリテラシーというのは、そういう所に着目している気がする。要は自分で判断しなさい、自分の思ったことは言いなさいと。他のことを言ってる人の聞く耳は持つというのが正しい姿勢かな。ただ、判断は、それを取り入れた上で自分でしなさいと。

クワタ: テレビを見て「自民が悪いんだ」と思って民主支持になる人も、ネットで変なページを見て「民主は悪い奴なんだ」と思う人も、同じなんですよ。

---- 民主党の素晴らしさを教えてください

クワタ: ネット上で自民支持をしているような、「民主党はここが素晴らしいんだ!」というところは、正直なところあまりないです。「国民が力を持つために政権交代が必要だ」と、政治家の立場から言ってる人もいるんですよ。それが小沢一郎なんです。小沢一郎が言ったのは、政治家が何かをするというのではなくて、「投票することによって国民が審判できるような政治体制にするべきだ」って事なんですよね。そういう事を政治家の立場から言っているというのが、小沢一郎を支持する理由です。本来なら、政治家の立場から言うべきことじゃないんですよ。本当は、国民の誰かが言うべきことなんですよ。その事を知るまでは、小沢は嫌いだったんですよね。新進党時代とか。

父: あの外見からね、嫌いな人は結構いるよ(笑)。

---- こんなにマスコミの影響が大きい選挙で良いのでしょうか?

クワタ: 先ず、今回民主が勝った場合にマスコミの影響が大きかったのは仕方ないことだと思うんですよ。でも、先に倒すべきはマスコミじゃないと思うんです。先に今の政治体制を替えて、マスコミはその後ですね。同時には戦えないんで。最初にマスコミを利用して、その次にマスコミとの戦いです。次に政権交代した時に起きるのが、政府の記者クラブが廃止されることなんですよ。実際に小沢が実行に移した時の話ですけど。多分、小沢が失脚しない限りは行われると思うんです。

---- 記者クラブ制度が廃止されるとどうなるのでしょう?

クワタ: 記者クラブ制度が廃止されれば、個人ブロガーとかでも記者会見に入れるんです。今の民主党の記者会見には個人ブロガーも入れるんです。予め申請しておけば、ですけどね。

父: 記者クラブといえばね、官僚支配の為に作った組織。殆どの情報は、記者クラブから出たものしか報道していない。

クワタ: 記者クラブでオフレコと言ったものを報道すると、記者クラブを追い出されますからね。

父: それは今までも何度もある。マスコミ自体も変わらなきゃいけない。マスコミ自体も、自分で考えた記事を出すべきで、いわゆる「垂れ流し」と言われているこの状況は非常に問題なんです。「マスコミが意見を形成している」というところまで行っていない。日本の場合は、ですよ。

クワタ: 特にアメリカに比べると、メディアは随分遅れている気がします。

父: 数だけはすごい。世界一です。何でも量はあるけど。金に対してもそうでしょ。金は出すけど、それがどう使われるのか、そこらへんに目を向けないと。世界からも、日本はそこにだけ期待されてしまう。これは非常に良くない。

クワタ: 結局、国民が変わらないと政治もメディアも変わらない。

父: そういう意味ではね、マスコミといっても、色んな意見を出させてやってるような内容も、若干はある。あるんだけど、早朝とか、みんなが見ていない時間帯、そういう時には結構情報があります。

---- 政権交代後、国民自体が変わらないと、また同じ事が繰り返されると

クワタ: 何も変わらないどころか、悪化していくだけですよ。せめて国民の一割、一千万人でも意識を変えれば、随分変わるんじゃないかな。

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---- 国民が政治に関心を持つには、どうすれば良いのでしょう?

クワタ: 例えば、まず「政治の話をすると盛り下がる」とか「飲み会で政治の話しをしちゃいけない」とか、そういう風潮を変えるべきだと思います。身近な人と意見を交換すれば、自分の意見を持つようになるはずです。

父: 日本人の場合、違う意見を持ってる場合に、その人に反感を持っているというように捉えられてしまう。そうじゃないんだ。そこは違いを認識して、それを評価すると。この姿勢が無い。自分自身が非難されたかの如く受け止めてしまう。これが変わらないとダメだと思う。

クワタ: 全否定と全肯定しかないですからね。ネット上では民主を支持するような事を書くだけで、「もっと勉強してください」というレスが付くほどですからね。「こんなことも知らないんですか?つ『民主党の正体』」とか。

---- ネトウヨにも分かりやすくまとめて頂けますか?

クワタ: 結局、視点が違うんですよ。自民を支持してる人は「自民が正義だ」みたいな形で支持しているじゃないですか。自分は「民主が正義」だと思って民主を支持しているわけじゃなくて、「政治体制を変える為に今は民主を支持するべきだ」という段階ではないかと。今の民主への支持は、マスコミの影響が大きいというのは確かで、嘆かわしいことではあるけど、それは政権交代後の問題だろうと。

補足:大同人作家クワタさんによる民主党Q&A

Q.民主党政権になると、永住外国人に地方参政権が与えられるという事を懸念している人が多いですが?

私も外国人の参政権付与には反対です。でも、これについては予想ですが(外れたらゴメンナサイw)成立しないのではないかと考えています。党内で強く反対している人がそれなりに多いので、党の分裂リスクを負ってまでこんな法案は通さないのではないかと思います。

政治というのは「思想よりも利を優先する」というのは先ほど言ったとおりです。既に注目している人も多いので、コッソリ通す事は不可能ですし、次の選挙にも影響します。私の記憶が確かならば、民由合併の2004年以降はこの法案を一度も提出していなかったように思います(公明党は提出しまくり)。まぁ、自民党があれだけ勝っても完全好き放題とまでは出来ませんでしたしね。

んでもって民主党はマニフェストからこれを一旦外しました。で、自民党は完全反対だと叫ぶ人がいるけど実際には素案まではこの法案が存在していたようです。民主党と同じく外しましたが。>http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090730/elc0907300129000-n1.htm

どちらも単なるタテマエなんだろうけど、利を優先した結果でしょう。他の危険(と思われる)法案についても、無茶はしないのではないでしょうか? 勿論国民がしっかりと監視していくという前提ではありますが。

永住権を持った在日外国人は数十万人しかいないからあまり影響ないってのは楽観的ですかね?w

Q.自民党が頑張っているのに審議拒否を繰り返して足を引っ張ったのは民主党・・・という声も多いようですが?

これは民主党が一つの大きな一枚岩の意思で足を引っ張った、という風に考えると確かに酷い事です。政治家一人一人の利を優先する行動がねじれにねじれて、ねじれ国会が「現在の政局によって発生した」という風に考えています。

まぁ、随分民主党に対して都合の良い解釈でしょうが、私は大東亜戦争に対しても、「当時の世界情勢により発生した」と考えるタイプの人間なので。これは判り辛いかな?

Q.高速道路無料化は財源が示されてないという声が多いようですが?

確かに示されていませんね。これは以前に小沢が言っていた高速道路利権の撤廃を目的と考えるとしっくり来ます。

無料化の財源はいうまでもなく、高速道路関係で働いている職員の人件費です。高速道路で料金を徴収する仕組みを維持するだけでもかなりの金額がかかっています。ETCやサービスエリアも利権の宝庫です。

渋滞が増えることを懸念する人も多いですが、地方では料金所以外で渋滞は発生しないため、渋滞は減ると思います。首都高速のような場所では料金制度を残すようですし、こちらはあまり変わらないかと思います。

「上記のようなやり方で、財源は充分に足りているのか?」という疑問もあります。私も財源が足りているのかは非常に疑問です。ですが、自民案の料金値引きや既に行っているETC割引は「これまでと同じ経費を維持しつつ、料金だけを下げる」というものであり、こちらにこそ財源を示してもらう必要があります。もしも示す事ができたら、これまでの高速道路料金はぼったくりだったという事が証明されます。民主案は高速道路のあり方そのものを変えるものなので、(足りないかもしれないですがw)財源を既に示しています。

よく、「民主党は自動車税を上げるつもりだ」と言う人がいますが、あれは6年前の管直人が上記のような事まで考えていなかったのでしょう。(記事は民由合併前の2003年です)>http://www.47news.jp/CN/200306/CN2003062201000335.html

小沢の考えていた道路利権の縮小と、民主党の高速道路無料化の方向性が一致した上での状態が今の高速道路無料化であると考えています。

Q.鳩山由紀夫は「日本列島は日本人だけの所有物じゃないんですから」と言ったそうですが?

この発言は好ましくありませんね。何が駄目かというと、内容についてではありません。

この発言の内容自体は「中国だって中国人だけのものじゃないし、アメリカもアメリカ人だけのものではない」という、単なるグローバリストとしての発言に過ぎないと思います。でもいけないのは「自分の考えこそが正しい」という前提の上の言葉だという事です。

私は保守的な人間なので、この発言内容自体にも賛同できませんがグローバリストとしての彼の意見は尊重したいと思います。しかし、「〜じゃないんですから」と自分の意見こそが正義だと押し付ける姿勢はいただけません。正義の押し付けは議論の封じ込めに繋がります。この正義の押しつけこそが、(内容は180度違うとはいえ)自民党支持者の間に広がる感覚そのものなのではないでしょうか?

http://kuwatan.jp/ (靖国参拝大好きの極右人間で大東亜戦争マニア、クワタ先生のページはこちら!

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