トイレで読む本 2

本の雑誌」12月号の酒井順子さんの文章に反応しての話題です。
 酒井さんが「これはトイレに置いて少しずつ読むのに向いているかも。」と記してい
るのを眼にして、酒井さんは自宅トイレに本を置いて読んでいるのだと決めてしまった
のですが、酒井さんは一般論をいっているのかもしれませんですね。そういうことにし
ておきましょう。
 それはさて、トイレで読むに向いている本は、どういうものでありましょう。いくつ
かの条件を書き出してみましょう。(これは当方の場合であります。)
 ・ まずは落ち着いた内容のもの
 ・ 読みやすいもの(軽い読み物)
 ・ 5ページくらいで一区切りとなるもの
 ・ 文庫本か新書であって、本は厚くないこと
 ・ トイレに入った目的が促進されること
 ここしばらくで、トイレに携行される本として「日本百名山」をあげましたが、それ
以外に、どのようなものがあったでしょう。
 結局のところ、丸谷才一さんの雑文集とかが選ばれるのですが、本日は津野海太郎さん
の「読書と日本人」を携行でありました。

読書と日本人 (岩波新書)

読書と日本人 (岩波新書)

 このところ読み継いでいるのは、大西巨人さんの「神聖喜劇」でありますが、これは、
トイレで読むにむいていないものでありまして、これをもって入りますと、でるものも
でなくなりそうであります。