今年のノーベル文学賞は日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏に決まった。真ここの所毎年日本人が受賞しているノーベル賞だが、科学分野で今年は無かったため、望みは文学賞だった。毎回候補に挙がる村上春樹氏はまたも受賞出来なかったが、代わりに長崎県出身のイシグロ氏が受賞したのだから、日本人が受賞したと同じ事だよね。
私は彼の小説は読んだ事が無い。今度図書館にでも有れば借りて読んでみよう。（ミーハーだね）まあノーベル賞なんて凄い賞は運も有るんだろうけど簡単に取れるもんじゃ無い。今迄日本で文学賞を受賞した人は川端康成と大江健三郎だけだもんね。だけど私はどうもこの文学賞は日本の受賞者に？なのだ。川端康成や大江健三郎といった人よりももっと適当な人が有ったんじゃ無いかといつも思う。それは外国人が本当に日本の文学を理解しているのだろうかと勘ぐりたくなるからだ。
川端康成よりは芥川龍之介や横光利一。大江健三郎より、エート誰がいいかな？ 大江健三郎、読んだ事が無いから分からん。（分からなかったら文句言うなよ）そうだ、安部公房なんてのもいいんじゃないか。それにしても私の好きな大衆小説作家は候補に挙がらないのか？ 大衆小説たって別に川上宗薫や宇野鴻一觔なんてエロ作家じゃない。松本清張なんてのは候補にならないのかなあ。
もっとも外国人の文学賞受賞者もそういった作家は受賞していないみたいだから、しょうがないけど。だけど小難しい文体でわかりにく〜く書く作家よりも、分かりやすく人間の本質を書く作家の方がいいと思うんだけどなあ。ま、いずれにしても私には全く縁の無い賞です。（当たり前だ！）精々貰えるのは酒好きに贈られるノーメル賞くらいか。（アホ！）
