男子の本懐
こちらのエントリを見させていただきました。
http://d.hatena.ne.jp/nitino/20070827
主人公が(戦う)女性のアクション映画を考えてみました!
登場人物
- ヒロインとヒーロー
- 戦うヒロイン役(女)
- クールビューティー・目つき悪し
- 激しく強い、たまに激昂すると口が(д)←これになる
- 露出が激しいか、体に密着した服装(動きやすいため)
- 相棒役(男)お互いを守りあう中で恋に落ちる
- ヤサ男(セックス直後に死ぬ)
- 割と強い
相棒役の男が死ぬ、というのは女性が主人公のアクション映画によくみられる展開ですね。
典型的なのはこれ。
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あと、自分の得意分野に無理やり引き込むことを許していただければ、1970年代の東映ピンキー・バイオレンスでも、「恋人の死」はストーリーにドラスティックな進行をもたらすエポックとして欠かせませんでした。
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例えば、70年の『三匹の牝蜂』では、大原麗子の恋人となった渡瀬恒彦が殺される(実生活でも結婚し離婚)し、71年の『女番長ブルース 牝蜂の逆襲』では、池玲子に惚れている流健次郎が安部徹に殺され、72年の『女番長ブルース 牝蜂の挑戦』では池玲子の恋人の宮内洋が殺されないまでも片目を失明し、『女番長ゲリラ』では杉本美樹の恋人の成瀬正孝が安部徹に殺され、73年の『女番長』では池玲子の恋人の宮内洋が甲子園球場のマウンド上でスナイパーに射殺され、『女番長 感化院脱走』では杉本美樹の恋人の渡瀬恒彦がトラックで激突死、74年の『女番長 タイマン勝負』では成瀬正孝と渡瀬恒彦が安部徹に殺されます。
…なんか渡瀬恒彦と成瀬正孝と安部徹ばっかりだなぁ。
そういえば、成瀬正孝は『女獄門帖 引き裂かれた尼僧』でもヒロインと恋仲になった直後に生首になってるし、渡瀬恒彦は志穂美悦子の『女必殺五段拳』でも悦ちゃんを助けて死んでました。
恋人を助けて死ぬ、というのは男子の本懐ってことなんでしょうか。
「ヒロインの恋人は死ななければならない」という法則は、1973年の『番格ロック』でも踏襲されていて、こちらでは、山内えみこの恋人の誠直也が、恋人の手で射殺されます。
[rakuten:mokeiyabigman:10023112:detail]
なんだろう、女性が主人公の映画って、ヒロインを性的にフリーな状態にしておこうとするような傾向があると思うんですね。
主人公が男の場合、恋人がいたとしてもその魅力が減じられることは少ないんですが、女性の場合はそうではないってことなんでしょうか。