iOS5のフリック入力をキビキビさせる

日本語を入力するとき、引っ掛かるようになった。フリックの判定範囲が変わったのと、変換学習をiOS4から引き継ぐのにミスってるみたいですね。ユーザー辞書が消されるわけではないので、気にせず「リセット」しちゃいましょう。



変換学習のクリアは、設定アプリから。
・設定の「一般>リセット」に入る。
・「キーボードの変換学習をリセット」を選ぶ。
・「辞書をリセット」をタップすれば完了。
アップルのバージョンアップは、OSXにしてもiOSにしても、基本的にインテリジェントだと思います。ユーザーに細かな設定をさせず、同じ環境で移行する。だからiOS5になっても「あまり変わってないなあ」と思わせる。それは、変わってはいけないからです。クワインの「ノイラートの舟」ですね。常日頃使ってるものを大幅に変えてしまうと、船が沈む。変化は徐々に進めていくもの。革新なものほど目新しくしてはいけない。
ところが、日本語関係でバグが出やすいんです。英語では何度もテストされデバグが進んでも、他言語対応のところが後回しになるんでしょうか。



反対に改善されたポイントもあります。従来の携帯式入力を無効にし、フリックを早くする設定。こちらも設定アプリから。
・設定の「一般>キーボード>各国のキーボード」に入る。
・「日本語 テンキー」を選ぶ。
・「フリックのみ」をタップして完了。
携帯式の、「あ」を五回押して「お」になる入力は無くなります。純粋にフリックのみ。上下左右に滑らせ、文字を叩き込んでいく。気持ちいいですね。数字や英字へもボタン一つで切り替わります。
iPod touchでフリック入力を使いこなす



変換中、右上に出る「↑」で変換候補一覧。これを下方向にスワイプすると、画面いっぱいに使えます。読みや部首で絞り込むこともできる。固有名詞など、あまり使われない漢字を拾うときに便利です。
反対に、一覧を出したくないときは、変換候補を右にスライドさせるだけ。この方法も良いな。



もし入力を間違えたら、思いっきりiPhone/iPod touchをシェイクしましょう。ギュギュッと左右に振る。すると写真のように「取り消す - 入力」が出てきます。多用するには、人目を忍んでしまいますが。


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(追記)
焦ったー。さっき、iPadの「設定>メール/連絡先/カレンダー」に入れなくなりました。入ろうとすると、設定アプリが固まるの。それは困る。「電源ボタン長押し」の再起動で立ち上げても、同じ症状。「電源ボタン+ホームボタン長押し」のシャットダウンで、やっと回復しました。何だったんだろ? メモ・アプリでiPod touchiPad転送を実験してたのが悪かったのかなあ。
その後、iPadのクラッシュ・レポートを調べてみました。設定アプリの「一般>情報>診断/使用状況」のところ。診断データを見ると、LowMemoryとLatestCrashが並んでます。日付けがバラバラなので、定時レポートではなさそう。出てくるアプリも偏っていて、たぶんiOS5に未対応なアプリですね。それがクラッシュしたときメモリにゴミを溜めてしまい、結果として設定アプリ自体を止めたのかも知れません。iPod touchがもっさりするときも同じ理由かな。アプリ全体がiOS5対応になれば、また状況も改善するかも。