感動のその先へ

日本、猛攻及ばず2連敗 フィジーに31−35 sports navi
ある意味オーストラリア戦を捨ててまでこの試合に賭けた日本代表でしたが、最後の最後でどうしてもフィジーのディフェンスを突破することができませんでした。
SHの吉田、そしてその吉田に代わって出場した矢富も負傷し、ロビンス、大西といった不慣れな選手がSHをやるしかなかったのが残念。本職のSHがいないことが最後インジュリータイムの攻防でスピードアップすることができなかった原因になりました。
ディフェンスも集中してナイスタックルを連発してたんですが、スクラムからのミスをことごとくトライに結び付けられたのも痛かった。
この日のトゥールーズの観客もひたむきなプレーを続けるジャパンにまるでホームのような大声援を送ってくれていましたが、やはり勝てないことには意味がない。
感動的な試合をするだけなら、「ブレイブブロッサムズ」と賞賛を受けた前回大会でも出来ていたこと、今回はそこからどこまで飛躍できるかが問われた大会だったんですが・・・
前回大会からの強化体制が混迷を極めて、ようやくカーワン体制になり、戦える状況が整ったんですが、今となってはもう少し早くカーワンの元で強化できなかったのかと悔いが残ります。
あと2試合、ウェールズとカナダ戦が残っています。感動は充分させてもらった。その先を見せてくれ。