アーセナル−リヴァプール

UCLを含めた3連戦の第2ラウンド。今回はプレミアリーグの戦いということでお互いどういった形でこの試合に臨むのかが注目されたんですが、お互い落とせるだけのメンバーを休ませるギリギリのメンバー構成にしてきた。
アーセナルはGKアルムニア、DFは右からホイト、トゥレ、ギャラス、トラオレMFは底にジウベルト・シウバをおいてその前にエブエ、フラミニ、セスク、ウォルコット。1トップにベントナーセンデロスファン・ペルシーはベンチから外し、アデバヨール、フレブ、クリシーをベンチに待機。一方リヴァプールはGKレイナ、DFフィナン、シュクルテル、キャラガー、アルベロア。MFはペナント、ベナユン、ルーカス、あと今季初出場の21歳の選手(名前忘れた…ってかミネキサンとこで確認しようとしたら“誰やねん”になってるしw)*1FWはクラウチの1トップ。こちらもベンチにジェラード、フェルナンド・トーレスなどが控える。ヒューピアはお休み。
お互い慣れないメンバーで戦っているせいか呼吸が合わず、特にアーセナルパスミスなどが多発。一方リヴァプールクラウチという明確なターゲットがいるため、まずシンプルにクラウチに当ててそのこぼれを拾うという戦術でチャンスを作る。そしてこの戦法がはまりGKからのロングボールをクラウチが競り勝って落としたボールをベナユンがつないでクラウチがボレー。それが決まりリヴァプールが先制する。そして後半に入る。後半に入っても同じような形だったがアーセナルが痺れを切らしてアデバヨールを投入。そこから流れが変わり、FKからベントナーがヘッドを叩き込んで同点とする。そこからはアーセナルのパスワークが戻り始めるも、第3戦に向けて負けは避けたいリヴァプールもジェラードを投入し流れを引き戻しにかかる。そうすると今度はベンゲルクリシーを投入。それを受けてベニテスがボロニン、フェルナンド・トーレスを投入する。最後にアーセナルはフレブも入れて勝ちに行くが結局同点のままタイムアップ。これでお互い優勝の目はほぼ消滅し。次の第3戦目にすべてをかけての戦いとなることが決まった。
今日の試合を観てるとリヴァプールは次のアンフィールドでもクラウチの1トップにした方がアーセナルは嫌がるんじゃないかなぁ。単純にFWとしての総合力じゃもちろんフェルナンド・トーレスの方が上なんだけど、対アーセナルに限ればアーセナルギャラスにしろトゥレにしろ今日出なかったセンデロスポストプレーヤーに対して弱いところがあるんでねぇ。だから去年まではボルトンとかに相性が悪かったんだけど。あとクラウチってアーセナルに相性が良くてこの日も決めたようにかなりゴールを奪ってるんだよね。第1戦もトーレスはシュート2本に抑えられたことも考えるとリヴァプールは引き分けを狙うんだったらクラウチ先発の方がいいと思うんだが。
なんとなく第3戦も1−1になりそうな気がしてきた。確かにリヴァプールは守るのも上手いチームなんだけど、第1戦と今日の試合と両方ともセットプレイでマークすべき長身FWのアデバヨールベントナーをどフリーにして決められてるってのもねぇ。ちなみにリヴァプールホームのプレミアも1−1でドローだったんだよなw
今季3試合してすべて1−1。4試合目にして始めて別のスコアになるのか。まぁUCLのノックアウトラウンドなんで1−1になっても延長戦、PK戦まであるんだけどね。

*1:リヴァプールの公式で確認したらPlesissってなってた。プレシスって読みでいいのか?