住まいについての熟考スタート

<復職後のこと>
復職してから間もなく6ヶ月になります。
復職直後は家族全員風邪でダウンしたり、目まぐるしかったですが
最近ようやく日々をなんとかこなせるようになりました。


復職は一人ではできませんでした…。

・夫の協力(夜の家事をほとんどお願いしている)
・両親(1歳の誕生日まで迎えを引き受けてくれた)
・保育園の皆様(よく見て下さる。子供は保育園に着くとご機嫌になる)
・病児保育のレスキュー隊の皆様(手厚い看護に感激)
ツイッター(私はツイート殆どしないのですが、フォローしてる方のツイート読んで心が潤う)

本当に助けられてます。



一昨日、地元でワーキングマザーサロンが開かれたので、
2回目ですが参加してきました。

とてもリフレッシュしました!!

生活が軌道に乗ったとはいえ、じっくり考える時間の確保は
なかなか難しいので、ワーキングマザーサロンというのは
本当にありがたいです。



<「住まい」のこと>

夫は以前から物件を購入したいと言っています。
私は、その話の度、話を濁しています。


なぜなら、ローン奴隷になりたくないから。
(私たちに物件を一括購入できるキャッシュはありません)


夫が家の話を持ち出す度、
現状の収入やこれからかかる費用とともに
否定的な言葉を並べ立て、
「無理無理!!」と取り合わなかったのです。
(いやな奥さん。。)


ある日夫がため息交じりで
「夫婦で物件探ししている人達を見かけると、いいなぁって思うよ」
とつぶやきました。


なんで?と聞くと、夫婦で家を持つことに共通の意識があるから、とのこと。
その言葉に、ちょっと危機感を感じた私。
なんか、まずい。確かに、聞く耳なかった私。
とにかく夫の言い分、聞こう。



・夫の持ち家にこだわる理由
(1)多額の借金をしても、トータルコストは持ち家のほうが賃貸より安い
(2)一生賃貸で、定年後も物件を借りられる保障はない。
   (子供に保証人なってもらうなんてことは絶対避けたい)

とのこと。


(2)については同意ですが、
(1)については、正直、私はそうは思いません。。


とにかく、
◎今まで全否定していた夫の意見をまず、じっくり聞くこと
◎否定するなら、代替案を提示すること。



私も家について本気で研究することを決意しました。
今後住まい関連のレポートブログになりそうです。

休業して感じたこと・行動したこと・忘れたくないこと

明日から復職します。
約10カ月半の産休・育休で「働くこと」や「子育て」で試行錯誤した記録です(時系列順)。

●出産前後の精神状態(私の)
産後ウツではなかったのですが、妊娠判明した時点からで出産前後まで、私は鬱々していました。
「無事生まれるか」「ちゃんと育てられるか」という不安だけではなく、「リストラされないか」という不安に苛まれていました。
今は、なるようにしかならない、と冷静になれているのですが、出産前後は、「リストラされたら、もう再就職できない」→「再就職できなかったら、子供を養えない」→もう終わり。という思考で停止して、リストラされる夢を見て、夜中に目が覚めるくらいの怯えようでした。

<行動したこと>
NECワーキングマザーサロンへの参加
上記のとおり不安に苛まれていた私は、その状態を脱したくてインターネットでワーキングマザー関連情報を検索しまくりました。
いくつかヒットしたうち、最初に行動したのはNPO法人マドレボニータが主催しているワーキングマザーサロンに参加することでした。

すごく素敵なサロンで興奮したと同時に、頭をガツンとやられたような気づきもあり、最初にこのサロンに行って本当によかったです。
ファシリテーションという手法・行為も初めて知りました。
また、ファシリテーターの方や参加者の人たちがツイッターfacebook、ブログ等を使いこなしているようでそれも衝撃でした。

そこで配布された(定価より安く購入できた)ワーキングマザーの教科書は、しばらく心の支えでした。今も時々読み返しています。

●NPプログラムの参加
NPはNobody's Perfectの略で、内容は『子育ての悩み、感心ごとをそれぞれに出し合い、話合いながら“自分にあった子育て方法”を学ぶカナダ生まれの親支援プログラム』です。
自治体の主催の子育て講座で、自治体の子育てホームページから知りました。
子育て講座といっても講師はおらず、ルールと話し合いたいテーマ(「しつけについて」とか「自分の時間について」とか)を参加者で決め、NPファシリテーター研修を受けた職員さんが進行役で、参加者同士の距離を縮めるようなちょっとしたゲームやテーマを話し合うグループワークを毎回行いました。

テーマで話すのは、いいですね。単に子育てサロンとかで居合わせるだけだと「何ヶ月ですか?かわいいですね」とか当たりさわりのない会話で終わってしまいますが、ルールとテーマがあれば、ルールのなかでテーマについてガンガン話せるので、心もとっても充実するのでした。

回を重ねるごとにテーマについて考えが深まると同時に、参加者の方々の魅力がわかってきて、近所の人ともこういう感じで話せると、変に束縛しないでいい感じで人と関われるし、愛せるなぁと感じて、近所付き合いに希望が持てました。

●マザーネットの育児休暇職場復帰セミナーへの参加
こちらは病児保育やチャイルドケアサービスを展開する会社の代表取締役社長 上田理恵子さんの講義と、ワークと交流会でした。
上田さんは働くママに一生をささげたいと起業し、また、マザーネット(自分の会社)がいらなくなる社会が夢という、本当にワーキングマザーの心に寄り添ってくれる、また、社会についてもよく考えられている方だなぁと、言葉一つ一つに優しさがにじみ出ていました。
「なぜ仕事をするのか?」を自分へ問いかけるのに、切り口は「自分にとって」だけでなく「社会にとって」も考えておくと、気持ちが迷わないよ、というようなことを言っていて、これは非常に参考になりました。

●育休ワークショップへの参加
主催者の方の参加者への質問が、コーチングのトレーニングを受けているせいか、内容が奥深く、自分の考えが明確になる感覚を覚えました。
任意の団体がこのようなワークショップを開いていることにも、感銘を受けました。


●本、ブログ等読み漁り
出産前は、スーパーウーマンに見えて自分とは違う人間と思って読めなかった作者の本も必要に迫られ、読めるようになりました。(勝間和代氏や小室淑江氏の本等)

ワーキングマザーについて書かれているブログも少なからずあり、非常に参考にしています。(kobeni氏や1995consultant氏のブログ等)

妊娠前に買ったものの読めなかった本(迷走する両立支援)も休業中読みました。



<所感>
なぜ出産前後、上記のように鬱々としていたのか、今でもよくわかりません。
ただ出産前は、会社と家との往復だけで興味関心の範囲が狭すぎていた・視野が狭すぎていた、ということが原因の一つだとは思います。

せっかくの産休の大半をリストラされる不安ばかりで過ごしたことは、本当に勿体ないことをしました。またもう一回産休が取れるとしたら、今回のようなことは繰り返したくないです。
でも、不安から脱したくていろいろ行動したことが、ワーキングマザーやワークライフバランス、また、それらについて真剣に考える個人・団体・企業について知ることに繋がったことは幸運でした。おぼろげながら、主体的に行動することの重要性を知ることができました。

とにかく明日は、働く姿を子供に見られても恥ずかしくない態度が取れるよう努めます。

以上、休業中感じたことを「そんなことあったっけ」と忘れてしまいたくなくて、大急ぎで記録しておきます。

病児保育

ほぼ一年ぶりの更新です。


初めての妊娠・出産でドタバタしました。
現在育児休暇中ですが、来年には子供を保育所に入園させ、復職したいです。


保育園に入園できたとしても、気ががりは病児保育。


だいたいの保育園は子供の体温が37.5℃以上になると預かってくれません。
その場合、保護者が早退や休暇を取って看病するわけですが、
そうそう休みたくない私。
急な休みは会社に煙たがれることが予想できるからです。
急な休みが続けば、リストラ有力候補になるでしょう。
幸いそれはない場合でも、こういった休みは(私の勤め先の場合)無給。
家計を圧迫します。



いろいろ調べたら、NPO法人「フローレンス」の存在を知りました。


代表の方の著作がいくつかあることを知り、片っ端から読んでいます。


これが非常に面白い!


『「社会を変える」を仕事にする』は、
フローレンスを立ち上げ、進めていく軌跡が書かれた本です。


子供に授乳しながら食い入るように一気読んでしまいました。


社会事業の立ち上げで出くわす、
様々な問題に対する著者の考えに感銘を受けたり、
困難に向かって、実際に動いている姿に背筋が正される思いがしました。


かといって、お堅い本では全くなく、
絶妙なタイミングでギャグ?が盛り込まれていて
小説みたいに次から次へと読めてしまいます。

著者が、協力者とのやりとりの中で不満や問題の解決を見出し
事業の意味を再確認するくだりにも感動しました。
協力者やその人たちとの関係性が素敵です。


立ち上げ初年度に、学生インターンの一人が企業の内定を断って
フローレンスに就職したい、と志願する際に言った言葉に感動しました。


『自分の頭で考えて、社会のために事業することのおもしろさ』


素直に、「こういう考え方、働き方、生き方っていいなあ!!」と感じました。
そして、自分の働き方、考え方について考えさせられました。


著作物やWEBサイトを読むだけで、
病児保育はここに決めたい気持ちが急上昇してしまいました。

はやる気持ちを抑えて、まずはWEB説明会に申し込もうと思います!

映画『悪人』

映画『悪人』を観ました。
とても胸を打つ映画で、観終わった後も、
映画のことばかり考えてしまう程
様々な感情がじわじわと沸き起こりました・・・


ストーリーは、土木作業員の祐一(妻夫木聡)が、
出会い系サイトで知り合った佳乃(満島ひかり)を殺害し、
その後同じく出会いサイトで出会った光代(深津絵里)と逃亡する話


逃亡は、犯罪を打ち明けられた光代が、
自首しに警察に向かう祐一に対し、
一緒に逃げてと叫んだことから始まります



「誰が本当の"悪人"なのか?」
「なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。」というのが
この映画や小説のコピーで、また、メインテーマでです



光代と同じ女性で、同じ29歳である私。
人間の業や、弱さ、強さ・・・を色々考えさせられました。


映画を観てすぐに強く思ったのが、
「これからの若者に、祐一のような哀しい想いをさせたくない!!」
という気持ち。私も祐一と同年代ですが。。


とにかく、本当に本当に奥深かった!
深津絵里が賞をとったことで話題ですが、
話題だけではない、本当にいい映画だと思います。


私は夫と観にいきましたが、
気の置けない友達とかパートナーとかと一緒に観たり、
または1人で観にいくのがオススメかな、と思います


小説も読み応えあり。
映画の脚本は、なんと監督と原作者の共作。
私は、映画を観た後に小説を読みましたが、
大筋も結末も知っているのに、一気に読めてしまいました!

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はじめまして

ブログを開設しました

開設したばかりで、まだ整ってませんが、まずはご挨拶まで

仕事のこと、家族のこと、生きることなど、
生活のことを書いていきたいなと思っていますので、
どうぞ宜しくお願い致します。