阿房宮遺跡

阿房宮遺跡

 阿房宮遺跡は現在の西安市西郊外の三橋鎮の南、趙家堡と大古村の間にあり、阿城とも呼ばれる秦王朝皇宮の前殿です。 阿房宮は恵文王の時に創建され、秦王朝になってから拡張されました。当時の阿房宮の規模を非常に大きく、正殿の東西は500歩、南北50丈で、殿の上には一万人以上が座ることができ、殿の下には5丈の旗が建てられ、閣道の南端は終南山まで達し、宮殿の前には12体の銅像が立っていました。唐の詩人杜甫は【阿房宮賦】で雄壮で美しい阿房宮を徹底的に描写しています。「露圧三百里、隔離天日、驪山北構而西折、直走咸陽、二川溶溶、流入宮塙、五歩一楼、十歩一閣、廊腰縵回、檐牙高啄、各抱地勢、鈎心斗角」 現在、遺跡には東西1300m、南北500m、高さ20m、総面積60万平方mの土台が残っていて、当地の人は「始皇帝天台」と呼んでいます。 遺跡の南にある西宝公路の脇には「阿房宮縮微園」が建てられ、多くの観光客を集めています。
 住所:西安市西郊紅光炉西段 電話:029−84521134
 営業時間:8:00−18:00
 入場料:50元(電動車・カートと遊覧船代込み) 観光所要時間:約1時間