第684話 センチュリー・シリーズ
1950年代に登場した初期の超音速戦闘機群で米空軍向けに開発された機種を総称してセンチュリー・シリーズと呼ばれています。
私のコレクションも前々作のF-106で実用化されたセンチュリー・シリーズが完結しましたので改めて一括紹介します。
過去に紹介した作品ばかりで申し訳ありません。
North American F-100D Super Sabre 〜タミヤ製
朝鮮戦争で活躍したF-86Fの後継機として開発され、米国初の水平飛行で音速を超えた超音速機戦闘爆撃機。ベトナム戦争まで使用された。
North American F-100F Super Sabre 〜イタレリ製
F-100の複座練習機として開発されたが一部はレーダーサイトや地対空ミサイル基地攻撃用として使用された。
Mcdonnell Douglas F-101B Voodoo 〜レベル製
爆撃機擁護戦闘機として開発されたが機体構造と機動性の悪さから偵察機として主に使用された。
Convair F-102A Delta Dagger 〜ハセガワ製
ソ連の核武装した爆撃機が米本土を飛来することに備えた迎撃戦闘機として使用していた。
Lockheed F-104A Starfighter 〜イタレリ製
米国初のマッハ2級戦闘機。A型は最初の量産機で米国での使用実績は短く、数量も少なかった。改良型は海外の同盟国で採用され航空自衛隊もF-104Jを使用していた。
Republic F-105D Thunderchief 〜トランペッター製
マッハ2級の戦闘爆撃機。ベトナム戦争の時に北ベトナム爆撃の中心として活躍したが被撃墜率も多く、総生産数751機中約400機がこの戦いで撃墜されたと言われている。
Republic F-105G Wild Weasel 〜トランペッター製
単座型のD型をベースに複座型練習機にしたF-105Fをベースに、敵の防空用レーダーサイト攻撃に特化した機種。
Convair F-106A Delta Dart 〜ハセガワ製
F-102A の発展型として開発された全天候迎撃戦闘機。当時の米本土半自動化迎撃システムSAGEと連携したコンピュータを搭載した高度な迎撃能力を持っている。
F-103が存在していませんがマッハ3級の迎撃戦闘機として計画されたそうですがモックアップだけでキャンセルされたそうです。
他にF-107もF-100の発展型として試作されましたが実用化されませんでした。
F-107のプラモはモノクローム社から発売されていましたが、私は製作したことがありません。
現在凄い揺れがおそってきました。東海地方に地震が発生したようです。
3階の息子達の部屋は大丈夫か心配です!!