NHK記者がインサイダー取引

NHKは17日、報道局の男性記者ら3人がインサイダー取引をした疑いで証券取引等監視委員会の調査を受けたと発表した。3人は昨年3月、外食大手が回転ずしチェーンをグループ化するとのニュース原稿を放送直前に職員専用の端末で閲覧し、回転ずしチェーンの株式をそれぞれ1000〜3000株購入。翌日売却し、10万〜40万円の利益を得た疑いがある。

 セコイ。10万円のためにジャーナリズムを捨ててしまう訳か。それとも、もともとジャーナリストという意識を持っていなかったのか。

サンがMySQLを買収

サン・マイクロシステムズは16日、データベース管理ソフトを手がけるMySQL社を10億ドル(約1070億円)で買収すると発表した。同社はスウェーデンと米カリフォルニアに本拠を置き、基本設計図を公開する「オープンソース型」でソフトを提供する。サンも同様に基本ソフト(OS)など自社ソフトの公開を進めており、相乗効果が見込めると判断。買収でデータベース分野に参入する。

 MySQLって会社だったのかあ。オープンソースなので、Linuxのようなコミュニティが開発しているのかと思った。で、サンが買収してしまったわけね。

メリルリンチも1兆5000億円の損失

米大手証券メリルリンチは17日発表した2007年10〜12月期決算で、米国の低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」による損失が141億ドル(約1兆5000億円)となった。07年下半期(7〜12月)の損失額は計220億ドル(約2兆3500億円)に達し、米大手銀行シティグループの286億ドルに次いで2番目の規模だ。

 サブプライムの損失拡大はまだまだ続くーーという感じ。

世界一のPCメーカーはHP

米調査会社のIDCが16日にまとめた2007年の世界パソコン出荷台数統計によると、ヒューレット・パッカード(HP)がデルを上回り1位になった。年間首位の交代はデルが旧コンパック・コンピューター(現HP)を抜いた01年以来6年ぶり。パソコン市場のけん引役が企業から個人にシフトするなか、価格だけでなくデザインなども重視した製品を投入したHPが躍進した。

 デルの時代からHPの時代になるのか。パソコン出荷医大数のトップにヒューレット・パッカードが立つ。時代は変わっていくのだなあ。

2007年の倒産は、21世紀に入って最多(最悪)

民間調査会社の帝国データバンクが17日発表した全国企業倒産集計(負債額1000万円以上)によると、2007年の倒産件数は前年比17・2%増の1万959件で、数値が比較可能な01年以降の7年間で最多となった。原油や食材など原材料価格の高騰や建築基準法改正の影響による経営不振が目立ち、中小・零細企業の倒産が6割を占めた。負債総額は同4・2%増の5兆4917億円だった。

 日本経済はボロボロなのか。過去最長の景気拡大といわれながら、中小・零細を中心に倒産件数は過去最多。外需中心の景気拡大で、内需型はボロボロだったんだなあ。で、外需に翳りが出てきた今・・・。どうなるんだろう。