ゴールデン・グローブ賞、「スラムドッグ・ミリオネア」が席巻

 今回のゴールデン・グローブ賞の主役は、ケイト・ウィンスレットダニー・ボイルミッキー・ロークということになりそう。ケイト・ウィンスレットは「レボリューショナリー・ロード」(Revolutionary Road)で主演女優賞(ドラマ部門)、「朗読者」(The Reader)で助演女優賞(同)と2冠。一方、ミッキー・ロークは「The Wrestler」でカムバックし、主演男優賞。復活だなあ。注目は、ダニー・ボイル監督の新作「スラムドッグ・ミリオネア」(Slumdog Millionaire)で、作品、監督、脚色、作曲と主要部門を総なめした。前評判の高い映画で、いま一番、気になる映画だが、やはり、これは必見だなあ。で、最後にもうひとつ大きな話題になるのは、今はなきヒース・レジャーが「ダークナイト」で助演男優賞を受賞ししたこと。こうして見ると、昨年の映画界も話題の多い年だったんだなあ。
ゴールデン・グローブ賞のノミネートと受賞者
 http://www.goldenglobes.org/nominations/
「Slumdog Millionaire」の予告編

「Slumdog Millionaire」のオフィシャル・サイト
 http://www.foxsearchlight.com/slumdogmillionaire/

ポパイ特別編集「佐藤可士和デザインペディア」

ポパイ特別編集 佐藤可士和 デザインぺディア (マガジンハウスムック)

ポパイ特別編集 佐藤可士和 デザインぺディア (マガジンハウスムック)

 ポパイに連載されていた佐藤可士和のデザイン論をまとめたムック。佐藤可士和の話のあいだに注釈がはさまるのだが、これが文章のリズムを崩して、ちょっと鬱陶しい。注は飛ばして、佐藤可士和の話の部分だけを読んでしまった。面白かったのは、初期モデルのデザインには商品の本質が表現されると言うこと("First Model" is Hot)。ライカA型と富士写真フイルムの「写るんです」の最初のモデルを並べて見せられると、なるほどと思う。カメラの機能を追求していくと、筐体のバランス、レンズの位置など同じようなデザインになっていく。このところ、写真に興味を持っているので、佐藤可士和があげるカメラマンも気になる(「写真集は、写真よりもデザイン的だと思う」。紹介されていたのは、以下の人々。
 google:佐内正史]    [google:瀧本幹也
 google:ヴォルフガング・ティルマンス]   [google:Wolfgang Tillmans
 google:アンドレアス・グルスキー]   [google:Andreas Gursky
 google:テリー・リチャードソン]   [google:Terry Richardson

ヴォイスーー命なき者の声ーー

 フジテレビの新しい月9ドラマ。法医学教室の学生を題材にして、青春・人間成長モノに「CSI」やら「BONES」やらの推理モノが絡み合ったようなドラマ。一話完結。瑛太石原さとみ生田斗真といった顔ぶれに、時任三郎泉谷しげる、さらに久しぶりの矢田亜希子が絡む。結構、面白かった。次回も見てしまいそう。瑛太は好感度高いなあ。で、瑛太の子供を時代を演じていたのは、「天地人」で妻夫木聡の幼年期の役だった加藤清史郎クンのよう。売れっ子なんだな。
公式サイト
 http://wwwz.fujitv.co.jp/voice/index.html