フェイエノールト・宮市、2得点2アシストで、Goal.com評価8.0。この試合のベスト選手に

サッカーのオランダ1部リーグで、宮市亮が所属するフェイエノールトは17日、ホームでウィレム2と対戦し、宮市は左の攻撃的MFでフル出場し、2得点2アシストの大活躍で6―1の大勝に貢献した。

 このところ、おとなしかったフェエノールとの宮市が2得点、2アシストの大爆発。チームは大勝し、宮市はGoal.comの選手レイティングで「8.0」。Goal.comオランダ版では、編集部もファンも、この試合のベスト選手に選んでいた。楽しみだなあ。日本代表には招集しないのだろうか。ちなみに、この試合での宮市のゴールを収録したダイジェスト動画(6分34秒)がフェイエノールトのサイトで既に紹介されている。
フェイエノールト公式サイト「Feyenoord TV」(=> http://t.co/FRMeGVk
 提供動画のひとつに、Feyenoord vs Willem II(ウィレム2)戦のダイジェストがある。敵味方すべてのゴール場面を収録。
★Feyenoord vs Willem II戦リポートと選手レイティング - Goal.com => http://t.co/uKiP8oP
★18歳宮市2発!南米選手権へこの決定力 - SANSPO.COM => http://t.co/NlWkqKd
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先週末のブンデスリーガ、内田、岡崎の評価が高く、長谷部はチーム状態もあって厳しい

 先週末3月16日のブンデスリーガの日本人選手たち。評価が高かったのはシャルケの内田。

ブンデスリーガシャルケの日本代表DF内田篤人は16日、ブレーメン戦(アウェー)に右サイドバックでフル出場。後半18分に好クロスでFWエドゥーの同点弾をアシストし、試合は1-1で引き分けた。3日前に欧州CLでフル出場したばかりで「疲れてました」というが、16日付独誌キッカー(電子版)は「完璧なアシスト」と絶賛。

 このところ、調子が上がっていて、Goal.comの選手レイティングでも「8.0」で、編集部、ファンともに、この試合のベスト選手に内田を選んでいた。
ブレーメンシャルケ戦の選手レイティング - Goal.com => http://t.co/ydpmcVX
 岡崎のシュトゥットガルトは槙野のケルンと対戦。そちらは、こんな感じ。

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「一ノ蔵」が酒造り再開。一ノ蔵は宮城だったのだ

 宮城県大崎市の蔵元「一ノ蔵」は18日、被災して中断していた日本酒造りをほぼ5週間ぶりに再開した。生産施設が一部損壊したほか酒販店など地元の取引先を失ったが、全国的に知られる一ノ蔵ブランドの復活を目指す。

 そういえば、「一ノ蔵」は宮城だった。東日本大震災で被災していたのか。知らなかった。しかし、ようやく酒造りが復活できた様子。楽天などを見ていると、出荷まで日数がかかるものもあるようだが、ともあれ復活はうれしい話。こうした復活の知らせが今後も続いていくんだろうなあ。
★「一ノ蔵」オフィシャルサイト => http://www.ichinokura.co.jp/
★アマゾンで「一ノ蔵」を検索すると => amazon:一ノ蔵

楽天で「一ノ蔵」を検索すると => rakuten:一ノ蔵

ゴールデンウィークの旅行は激減の見通し。この世相では、ちょっと...

JTBが18日発表した今年のゴールデンウイーク(GW)の旅行動向の見通しによると、国内と海外を合わせて1泊以上の旅行にでかける人は1609万人と前年から27.6%減る。前年を下回るのは3年ぶり。東日本大震災の影響で旅行を控える動きが広まったためとみられる。4月24日から5月4日に出発する旅行の動向見通しをまとめた。国内旅行で27.8%、海外旅行で16.6%それぞれ減少する見込みだ。

 観光業界は大打撃だなあ。春休みシーズンに東日本大震災が起こり、足が止まったうえ、福島原発事故の影響で、海外から日本に来るビジネス(出張)、観光(旅行)ともに旅客需要は低迷したまま。さらに、ゴールデンウィークも27.6%減の見通しということは、4分の1強が吹き飛ぶ計算。これは大変だなあ。東電管内の企業は、夏場の節電を考えると、ゴールデンウィークは会社も工場も動かして、夏休みを長くすることを考えるところも出てくるかもしれない。ゴールデンウイークがあるのかどうかもわからなくなってくるなあ。これは学校にしても同じかも。新学期のスタートを遅らせたが学校も多いし、ゴールデンウィークは通常通り休まず、夏休みはいつもどおりという判断をするところも出てくるかな。ともあれ、経済にどのぐらいの余波があるのか、読めないなあ。

数字でみる観光[2010-2011年度版]

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マイレージ、マイライフ

マイレージ、マイライフ [DVD]

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 ジョージ・クルーニー主演の面白うてやがて哀しき物語。ロマンティック・コメディかと思ったら、「サンキュー・スモーキング」の監督でもあるジェイソン・ライトマンはそんなヤワな監督ではなかった。最後に、ひねってみせる。これは予想がつかなかった。ラストの15分ぐらいで登場人物たちは運命に振り回される。その一方で、ほのかな明るさを残すところが、ライトマンのやさしさなのかもしれない。
 原題は「Up in the Air」。主人公はリストラの解雇通告を代行する人事コンサルタントで、全米を飛行機で飛び回る、空港こそ我が家というような男。冒頭のタイトルバックで、大恐慌時代に米国を放浪した国民的歌手、ウディ・ガスリーの名曲「わが祖国」(This Land is Your Land)を現代風にカバーした歌をバックに、空撮した米国の都市の映像が次々と流れる。その風景が美しい。一方で映画の中では、それと対照的なリストラによって空席ばかりとなった殺伐としたオフィスが登場したりする。大恐慌時代とリーマン・ショック後の大不況が重なり合う感じがする。

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フィンランドで反ユーロ政党が議席拡大。ポルトガルなどへのEU支援計画の影響?

欧州連合(EU)に加盟するフィンランドで17日投開票が実施された議会選挙は、反ユーロ政党の「真のフィンランド人」が2位と僅差の第3党に大躍進した。同党が議会あるいは政府で大きな役割を担う可能性が浮上し、ポルトガルなどに対するEUの支援計画に暗雲が垂れ込めている。▼他のユーロ圏諸国とは異なり、フィンランド議会はEUによる救済資金要請に関して採決を行う権限を有しており、EUの支援計画が滞る可能性が出てきた。▼選挙の最終結果では、中道右派の国民連合が20.4%を確保して第1党の座を守ったものの、真のフィンランド人は2007年のわずか4.1%から19.0%に大きく得票率を伸ばした。こうした結果を受け、同党には政権協議への参画が求められる見込みだ。

 フィンランドも苦労して再生してきた国だから、ポルトガルギリシャなどの放漫財政には我慢ならないのだろうか。ドイツを筆頭に中欧・北欧の健全財政派には、南欧の放埒が我慢ならないのだろうなあ。この反ユーロ政党の躍進、アリとキリギリスの話は思い出すな。フィンランドのアリさんたちはポルトガルギリシャのキリギリスさんたちを助ける気にならないのかもしれない。理性ではひとつのユーロが政治・経済的な強さを生み出すと理解しても、感情的にはなぜ自分たちが不始末の負担をしなければならないのかと思うのだろう。豊かとはいっても、質実な国だし、アリさんだって、そう楽ではないだろうから、こじれるんだろうなあ。

ありときりぎりす―イソップものがたり (はじめてのめいさくしかけえほん)

ありときりぎりす―イソップものがたり (はじめてのめいさくしかけえほん)

首相の支持率、やはり危機の時は上昇する。菅首相でも

 メディア各社の世論調査が出てきた。やはり、危機の時にリーダーのもとに結束する。それは、どんなリーダーでも変わらないのだな。表にすると、震災の前と後で菅首相の支持率は、こんな具合。

  支持する 支持しない
NHK 27 (21) 59 (64)
朝 日 21 (20) 60 (62)
毎 日 22 (19) 54 (60)
日 経 27 (22) 67 (67)
NTV 24.0(22.1) 61.6(63.1)
新報道2001 26.6(30.6) 70.0(61.8)
共同通信 28.3(19.9)

 単位は%。調査は共同通信(4月3〜4日調査)を除き、ここ1週間以内のもの。()内の数字は前回の調査だから、震災前。共同通信は記事を見ても、前回の調査結果がわからなかった。
 で、数字を見ると、菅首相の支持率は上昇している。上昇はしているが、大した数字ではない。福島原発事故の処理などは各社とも「評価できない」という答えが多い。ここへきて菅下ろしの動きも目立ってきているが、この数字をどう読むかだろうなあ。
 一方、各社の調査結果を見ると、政策面では、復興増税を容認する声が高い。復興・復旧を支援していかなければならないことは確かだが、増税が解答なのだろうか。それで経済は持つのだろうか。復興需要の恩恵を享受できる業界は限られているような気がする。最終的には消費税の増税など、税負担が増やさなければならないことは確かだが、拙速な増税は経済を悪化させることにならないのだろうか。

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