山室新聞「やまぼうし」第84号

ミ田水利組合


 鯖石川の水量がようやく安定した5月6日、上ミ田水利組合の揚水ポンプの稼動準備作業が行われました。水温はまだ冷たく、胴長を履き腰まで水に浸かっての泥上げ作業はいつもながら大変でしたが、大きなトラブルもなく無事にポンプ稼動開始となりました。
 今年は代掻き・田植えなど水が必要なときには揚水機をフル稼働していただき、水に不自由することはほとんどありませんでした。上ミ田の水利の末端に水田を保有するものとしては、関係者の皆様に感謝・感謝!です。


山室生産組合田植え開始


 昨年と同じく、5月の第3土曜日に満を持して山室生産組合の田植え作業が開始されました。
 当初低温続きでプール育苗の生育が心配されましたが、田植え時期までには立派に成長し、田植え作業も天候に恵まれ順調に進められました。


福昌寺の近況


 福昌寺では、秋の晋山式に向け本堂の改修工事が行われています。5月12日に伺ったときには内陣の床の張替えが既に終わり、外陣の張替え作業が行われていました。普段見ることのできない床下の根太(ねだ)や大引きは非常に太く頑丈なものでした。この後もさらに工事は続き、7月中旬頃には引渡しの予定です。
 また、今年の境内や参道の雪囲い撤去作業は、万年青年の皆さんが頑張ってくれました。「玄人はだし」の植木の剪定作業も行われ、山門への参道は綺麗に手入れをされていました。今後の作業方法・運営方法などはともかく、地区内の皆さんが菩提寺を心のよりどころとして大切に思い作業していただけるということは、とても有意義なことと思います。



山室新聞「やまぼうし」第83号

ミ田雪解け


3月23日現在、上ミ田の積雪は1 m 弱というところでしょうか。気の早い「ふきのとう」が顔を出し、雪面には風紋(凹凸)ができ、黄砂で色が変わっています。以前は遥か数千㎞も彼方の大陸から偏西風に乗って飛来する黄砂に自然の雄大さやロマンを感じたものでしたが、今年は有害物質が含まれていないか心配するこの頃です。国境が海を隔てた日本の場合、越境被害に関する意識が希薄になりがちですが、大気汚染などは国境に関係なく被害の及ぶ地域全体で対策を行わないと、特にこれからの世の中を担って行く子供たちへの影響は、はかり知れません。かつて日本も高度経済成長期に深刻な大気汚染が発生し、国を挙げての努力と技術革新で大気汚染問題を克服してきた経緯があります。この世界最高水準の技術を活かし、日本が関係国のリーダーとなり子供達の未来に安全安心な環境を残してあげたいものです。



春まつり


山室神社境内の雪は、宮守さんが毎日コツコツと雪割りをしてくれています。春祭りには皆さんに雪のない境内に集まっていただけそうです。
今年も、厄払いの他、家内安全・交通安全などの祈願についても行っていただけます。ご希望の方は区長さん宛にお申し込みください。


『国際ご当地グルメグランプリ2013』


10月5日(土)6日(日)柏崎市を会場に「国際ご当地グルメグランプリ2013」が開催されます。(来訪者を5万人規模で想定しているとのことです。)これと同時に開催されるイベントに「おいな汁」を出店したいとのことです。2日間で約2,000食を準備する予定で、これに使用する野菜(土垂れ芋・にんじん・ごぼう・ネギ・こんにゃく)も南鯖石地区の地場産で準備する予定です。9月中に必要なため、例年よりも早い作付け・収穫が必要となりますが、南鯖石地区の『おいな汁の土垂れ芋』の特産化に向けた絶好の機会と思います。野菜作りのスペシャリストの皆さんにはご協力の依頼があると思いますので、宜しくお願いいたします。

山室新聞「やまぼうし」第82号

平成25年元朝体操


晦日から元旦にかけての降雪にもかかわらず18名が集り元朝体操が行われました。「一年の計は元旦にあり」といわれますが、今年も早寝早起き規則正しい生活を心がけ、健康で過ごしたいものです。


共同年賀


特産センターでの共同年賀は、席に余裕が見られるようになってきました。平成元年には91戸を数えた区の戸数も現在は68戸に減少しています。
地域の社会活動をも担う重要な役割を果たしてきた農業集落です。集落機能を将来的にも継続できるよう皆で検討する必要があるのではないでしょうか。



今年の降雪状況は・・・


昨年は大寒以後の強い寒波の襲来で、近年にない大雪となり1月末には柏崎全市が激甚災害地区になったことはまだ記憶に新しい事と思います。今年もまだまだ油断はできませんね。
ところで毎年この時期になると除雪作業中の事故が多く発生します。寒い中での高所作業となります。焦らず、体調管理や作業の安全には十分注意の上、作業に当たるようお願いします。万が一のことを考え「家族やお隣さんに一声かけてからの作業」を心がけましょう。
積雪も多くなっています。雪崩・雪庇などには十分に注意すると共に、危険と思われる場所には絶対に近づかないようお願いします。また危険箇所を発見された場合は、区の方に連絡を下さるよう
お願いします。
集落内の道路は除雪をされていますが道幅が狭く見通しも悪くなっています。歩行者も車も通行には十分注意するようお願いします。


福昌寺晋山式


福昌寺の晋山式が今年の秋、10月27日の挙行を予定しています。庫裏の改装工事も行われ副住職も春先までには福昌寺に入るとのことです。晋山式とこれに伴う事業に対しての準備も晋山実行委員会で進められています。皆様にはご支援ご協力を宜しくお願いいたします。

山室新聞「やまぼうし」第81号

直売所「やまぼうし」


お母さん達今年も頑張りました。開店当初は売上げが伸び悩んでいたようですが、後半には盛り返し例年並みの売上げに落ち着きそうです。11月28日(水)で「やまぼうし」は、今年の営業を終了するとのことです。皆様ご愛顧いただきまして有り難うございました。
今年も出前市が行われ、10月28日のコミュニティーセンター祭りへの出店及び11月11日の月湯女まつりへの出店と大活躍でした。残念ながら今年は、こんにゃく玉は出品できませんでしたが、茎付生姜、味の浸みた自家製こんにゃくの田楽など非常に好評でした。



11月4日の収穫祭・・・晴天に恵まれ盛況でした。


エコファーム認定


エコファームとは、たい肥などによる土作りを行いながら、化学合成農薬や化学肥料の使用量を減らし、環境に優しい農業に取り組む計画を、法律にもとづいて知事が認定した農業者のことです。「柳の町」「戸口」「押し廻し」約2.5haのコシヒカリの圃場が対象になり認定されました。農業者がエコファーマーに認定されると、「エコファーマー」が生産した農産物であることを文字で表示できます。つまり安全・安心の米であることを直接消費者にアピールできるわけです。何れにしても元々美味しい山室産のコシヒカリ米に何らかの付加価値をつけて消費者の皆様にアピールできるということはとても有り難いことです。
また、現在上ミ田の一部の圃場では、自然流水を利用して雪降り前まで湛水管理を行い、生き物にやさしい環境作りも行っています。

山室新聞「やまぼうし」第80号

山室生産組合


9月22日、コンバイン3台がフル稼働で、上ミ田の稲刈りが行われていました。山室地区以外の委託田は全て終了し、当日から地内のコシヒカリの刈り取りに入ったようです。稲刈り開始から好天に恵まれ、順調に作業が進んで来ましたが、23日からの雨天で最後の刈り上げができない状況で気をもみましたが、27日には今年の稲刈りが無事完了しました。





【9月22日晴天の元3台のコンバインで、上ミ田の稲刈りが行われていました】


斉藤さん百寿


斉藤チヨさんが、100歳を迎えられました。柏崎市では、8月15日現在で26人の方が100歳になったそうです。(明治45年4月1日〜大正2年3月31日生まれ)ところで、斉藤さんは、私たちが、福昌寺の季節保育所にお世話になった頃、ここの先生をしてくれていました。あの頃から既におばさんをしていましたから、おばさん歴はたいしたものです。若いときから苦労をした分、茶寿(108歳)・皇寿(111歳)を目指し、長生きをしていただきたいものです。


今月の元気印


関口多喜男さん。大正13年1月生まれの88歳造園業の現役です。先日伺ったところ、おもむろにポケットから補聴器を取り出し、色々とお話を聞かせていただきました。もちろん「くわえタバコ」で・・・。(タバコは、1日1箱以内にしたいと思っているようですが、なかなか本数が減らせないようです。)健康管理については、酒はそこそこ、早寝早起き程
度で、それ以外は特別に気を使っている所は無いようです。自分の仕事を持っていることで、お客さんからあてにされることが、充実した日々に繋がり、これが健康の元になっているようです。今年の猛暑で体調を崩したとの噂を聞いて心配しましたが、相変わらず声も大きく、現在は「元気印のじーちゃん」に復帰していました。



河東線道路整備


田島地内で中断していた河東線(市道柏崎18−137号線)の道路整備工事が、上ミ田の圃場整備を前に再開されます。当初の計画では、野崎から山室に向う直線道路が計画されていましたが、今回は、野崎から国道252号線に直角に交わる、圃場に最も影響の少ない路線に変更されます。順調に行けば、平成26年の工事着工になる見込みです。関係者の皆さんのご協力をお願いいたします。

山室新聞「やまぼうし」第79号

カメムシ共同防除


今年は、効果に万全を期し、散布日を2回に分けてカメムシ防除が実施されました。高温続きでコシヒカリの出穂時期が早まったり、雨降りの懸念や、炎天下の元で1日作業のできる屈強な作業者の確保など、例年よりも今年は段取りに非常に難儀したようです。何はともあれ無事作業が完了しました。関係者の皆さんご苦労様でした。


ナイヤガラのアーチ


山室盆踊り


8月14日山室盆踊りが、行われました。今年も青友倶楽部はもとより、人数は少なくとも元気いっぱいの子供たちから、カラオケ・おいな・甚句と盛り上げていただいた万年青会(おもと会)の皆さんまで、区内の老若男女、各団体のご協力で成功裡に終わる事ができました。『山室パワー健在』を実感した盆踊りでした。


タッチ熱唱・・・南ちゃん・達っちゃんの保護者の方ですか?


タッチ応援団・・・指をさして笑うのはやめて(^^;)


万年青年会


圃場整備事業


8月23日、圃場整備事業山室地区打合せ会が行われ、先般行われた生き物調査の報告、圃場整備計画平面図案などの現状説明が行われました。今後のスケジュールとしては、9月下旬に計画原案提示、12月に最終調整、1月に事業計画・営農プラン・促進計画の策定、2月に県ヒアリング、3月に最終確認となる予定です。着々と作業は進んでいます。今後とも地区の皆さんのご理解とご協力をお願いします。



ソフトバレーボール大会



お盆明けの8月19日の日曜日、南鯖石体協主催のソフトバレーボール大会が開催されました。四連覇を狙う山室チームは、いずれもフルセット(2−1)で勝ち進み、決勝で大沢チームと対戦しましたが、残念ながら力尽き、四連覇はなりませんでした。

山室新聞「やまぼうし」第78号

直売所『やまぼうし』開店


例年よりもやや遅れましたが、7月8日に直売所『やまぼうし』が開店しました。あいにくの小雨ではありましたが、おかあさんたちが持ち寄った新鮮野菜が販売されていました。今年も週2回(毎週日曜日と水曜日)午前8時から店しています。皆様のお出でをお待ちしております。



生き物調査行われる


現在進めている圃場整備の調査事業の一環として、7月14日に「生き物調査」が行われました。圃場整備が行われる上ミ田の水路やため池には、サンショウウオシュレーゲルアオガエル(講師の方からお聞きしました)がおり、多様な生態系が保たれいることが確認されました。今後進められる圃場整備事業においては、このデータを参考に、地区の皆さんと一緒に環境に配慮した計画づくりを進めて行きたいとのことでした。


人・農地プラン


7月23日、市、土地改良区などの担当者の方から来ていただいて、人・農地プランについての説明会が行われました。
この制度は、国が進めているもので、規模の大きな農家を優遇するものでも、個人の小規模農家を否定するものでもありません。地区に於ける5年後・10年後の農業経営のあるべき姿を皆でイメージし、話し合い、プランを作成し、これに基づいて今後の農業経営を進めて行こうというものです。
現在当地区は圃場整備事業も進められており、人・農地プランについても積極的に参加して行きたいと区では考えております。区民の皆様のご協力を宜しくお願いいたします。



産特産センターの看板


先月号で紹介しました、野方さん作の「特産センターの看板」が設置されました。茶色の地色に、緑の文字が映えます。
お近くをお通りの際は、じっくりとご覧下さい。