年度別振り返り企画・第2世代

 忘れないうちに第2世代までは書いておくー。

■2003年生まれ

  • 所属クラブ:サウスニア・ウイン
  • 出資4頭:フォルタレーザ(2勝)・プリンセスデザイア(1)・ルクシオン(0)・ウインルーシッド(0)
  • 勝ち上がり率:50%(2/4)
  • 通算成績:3-0-0-0-1-30/勝率.088
  • 出資成績:出資代金28.66万/回収賞金4.3万/回収率23.3%


 09年産と並んで、一口キャリアの暗黒世代。というよりこの世代は1頭の馬との思い出がほぼ全てとも言えます。


 プリンセスデザイアは新馬戦を圧勝。2戦目にチューリップ賞を選んだ時は、日帰りで現地へ向かいました。以後、結局一度も勝てないどころか見せ場を作るレースもほとんどありませんでしたが、エリンズフォレストとの付き合いがあっという間に終わってしまい、本質を窺い知れなかった角居調教師の人となりが本当にこの馬を通じてよく分かりました。他の厩舎でこのキャリアだったら、ストレスを通り越して憎悪の対象になっていたことと思われます。今更ではありますが、チューリップ賞の後、しっかり休養を挟んでダートを使っていればもうちょっと違ったかもしれませんね。一度何かが切れた牝馬は本当に難しいです。


 ルクシオンはタキオンの初年度産駒。基本的に虚弱な馬の多い父でしたが、この子はなかなかどうにもなりませんでしたね。地方の2戦は大楽勝でしたが、中央500万でやれるものはありませんでした。そういえばこの馬のデビュー戦もスボリッチだったなあ…。


 ウインルーシッドはルミエールの妹。こちらはGCW。体質が弱く競走馬にはむきませんでしたが、厩舎の扱いも余り良くなかったですね。この頃のウインの関西馬はパイプのしっかりした厩舎に行かないとダメだった感じ。何も分かってませんでした。


 で、フォルタレーザの話。余り長く書いてもあれなので、デビュー戦で大蛇行しつつの勝利とノリちゃんのお説教。1戦挟んで、ゲート開いて3秒で落馬の3戦目。持ったまま大楽勝の4戦目。そして最後のレース。まともに競馬すれば圧勝、そうじゃ無きゃ話にならない。大変キャラの立った馬でした。当時の雑誌記事などで、馬の心拍数の話があり、平常時の心拍数や、追い切り後の数字の戻り方がディープは凄い、と。それに絡んでかなにかで、フォルタレーザの数値もG1馬並みで、厩舎では過去にブラックホークしか匹敵する馬がいない、なんて話も。無事だったらG3の一個は取れたんじゃないでしょうか。異系血脈の固まりのようなブラジリアンな父サイフォン。この馬は今でも絶対出資します。そう言い切れるサウス馬はこの馬だけかもしれません。ラストランは朝日杯の日の最終レース。今でもこの時期になると思い出します。朝日杯が阪神に行ったことで、自分の中でも一区切りという感じではありますが、さて、どんな気持ちでレースの日を迎えるかなー。


 次はキャロットに入ったよ!な第3世代。

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