紐社長


女性に働かせ、金銭を貢がせる情夫のことを「ひも」と言うが、仕事を何もせずに社員に食わせてもらっている社長を形容して「紐社長」という言葉を考えた。


なんか私は最近そんな感じで社員に申し訳ないが、いま今後の経営戦略を練っているところなんよ。(鼻くそほじりながら深夜アニメ見つつ)

新しい田代砲


アイドルのランキングサイト等で投票ボタンを押すごとにカウンター(投票数)が増える場合、その動作を自動化して物凄い勢いでカウンターを回すのが田代砲である。


しかし、その田代砲もびっくりの投票数を久しぶりに見た。


http://newsbiz.yahoo.co.jp/ronpa/theme2


投票数がint.Max(32bit符号付き整数の最大値)になっている。わずか数時間の出来事だった。
(現在は投票数はリセットされている)


いくら田代砲でもそんな短時間にこの数だけ投票数を増やすことは不可能である。(サーバー側が1秒間に十万回以上も投票リクエストを受け付けることは現在の技術では不可能だろうから)


ということは、田代砲以外の何かがあるわけだが…。



JavaScriptで書かれたソースコードを確認したところ、どうやらページ遷移時に投票ボタンを押した回数をサーバー側に送信する仕組みのようだ。この送信する値を書き換えて送信すれば一気にint.Maxまで行くのだろう。


同一IPから複数回の投票を有効にするのがおかしいような気もするが、まあその部分が意図した動作なのだとすると、サーバー側で異常値を弾いていないのがおかしいということになるのかな…。

音楽の反復記号に関する疑問


とある人から教えてもらったのだけど、1.とか2.とか書いてある反復記号(1番カッコ、2番カッコ)のうち、1.だけは、右側をオープンのままに出来ない、つまり、以下のスタイルは本来許容されないというものだ。



えっ、まさか…。1番カッコの右側がオープンな(開いている)のは市販の楽譜でも普通によく使われている表記である。


しかし、Wikipediaの「演奏記号」の説明では..


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%94%E5%A5%8F%E8%A8%98%E5%8F%B7


確かに1番カッコのときは右側がオープンではない。Wikibooksのほうはこうだ。



http://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%BE%A9%E8%A8%98%E5%8F%B7


2番カッコは右側をオープンにできるが、1番カッコは不可能と読めなくもない。


気になって手元にあった楽典をいくつか確認したが、確かに1番カッコの右側をオープンにしてあるものは見当たらなかった。


これ、本当のところどうなの・・。教えて偉い人!

第二回電王戦 第2局、第3局


ちょっと時間が取れず、オンエアをリアルタイムでは見てなかったのですが、プロ棋士がニ連敗したようですね。ただ、コンピューター側も終始押され気味だったので「コンピューターが強い強いとは言ってもこの程度か」と思った人も多いかも知れませんね。


将棋の終盤は人間には読みにくく(勝つために読まないといけない筋が組み合わせ爆発してくるので知識や経験で埋め合わせにくい)、そういう部分ではコンピューターに逆転を許しやすいのでしょう。


そういう将棋というゲームの性質を考慮した場合、勝率と言う観点ではコンピューター将棋は人間を超えているのかも知れません。


しかしコンピューターの終盤も入玉などが絡みますと完璧というにはほど遠く、改善の余地は大いにあります。


コンピューター将棋の開発においては自己対戦、もしくはコンピューター同士を対戦させることによって強くなかったかどうかを判断するのが普通なのですが、こういう開発の仕方をすると対人間戦では裏目に出ることがあります。


例えば、コンピューター将棋は入玉評価が甘く、入玉を積極的に狙ってくるソフトはほとんどないのですが、人間側が「このソフトは入玉の評価がいいかげんだな」とわかればそればかりを積極的に狙ってきます。そういう形でソフトの弱点を一つでも見つければそこばかりを執拗に攻めてくるのが人間です。


そういう意味では、自己対戦の勝率を上げるようなチューンは、平均的な棋力を向上させるかも知れませんが、勝率に響かないような、現実的にあまり出てこない戦型での局面評価は相対的にいい加減になっていきます。人間の場合、そういう弱点を執拗に突いてくるのでレーティング(棋力)上、格下の相手にも勝てないということは起こりうるわけですね。

第二回 電王戦 第三局の妙手について


後手ツツカナの5五香も羽生マジックぐらいの驚きでしたが、以下図で後手6六銀が印象に残りました。
これには放送時は解説の鈴木大介八段も「ハッとする手ですが…」と意味不明の模様でしたが、これにはきちんとした意味があったようです。



1. △5八金▲同玉△3八角成からの挟撃形によるラッシュを仕掛けても、この瞬間が王手ではないので逆に▲2五龍!△同玉▲2六香からの7手詰み
2. それを避けるために、△6六銀で▲2五龍を消す筋を含めるのが必須
3. △6六銀▲同龍を入れた事で、△5八金▲同玉△3八角成の瞬間が△4九角からの19手詰みを見た詰めろ
4. しかし、△6六銀▲同龍を入れても同じく△3八角成の瞬間に、▲1五銀!△同玉の変化で計21手で頓死
5. ツツカナは4の変化に△6六銀▲同龍の後に気付いたため、仕方なく△4二歩
という流れらしいです。


将棋電王戦 第3局でツツカナの指した△6六銀について
http://www.hageatama.org/wp/1851

コンピューターのほうは詰みが絡む部分は正確に読んでいますね。詰む/詰まないはコンピューターには特に読みやすいですからね。


ただ、1手数分しか割り当てられない状況では(詰将棋専用ルーチンを用意していないタイプのコンピューター将棋ソフトが通常探索のなかで詰みを読むのは)20手先までぐらいが限度なので、上図の局面では6六銀、同龍のあとの上記引用4.の変化までは読めてなかったということなのでしょう。


結果として、この6六銀に対して同龍と取り返されたあとにツツカナは改心したということのようですが、それにしても短時間のわりにハイレベルな読みで、6六銀を水平線効果だとか、ポカだとかそういう言葉では片付けられないような、もっと恐ろしいものの片鱗を見たような思いがしました。

CodeIQの公式アカウントに速攻でリムられた件


そういや、ITエンジニアのための実務スキル評価サービスCodeIQはIT系の人ならば誰もが知っているだろうが、先日、その公式アカウントが私のtwitterアカウントをフォローしたようだったので、以下のツイートをしたところ速攻でリムられた。どやッ!(`Д´) ← 威張って言うこっちゃないか…



https://twitter.com/yaneuraoh/status/317085341133701121