文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

London 4th day 〜 Paris 1st day

早めにチェックアウト。小雨の中、タクシーでKing's Cross Stationへ。昨日も来たが、写真を撮れなかったが、今朝はガラガラ。9 3/4番線の写真を撮る。早々にEurostarにcheck inしようとしたら、check-inは1時間前かららしい。もう少しホテルでゆっくり出来たな。


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King's Cross駅のカフェで朝食を食べているうちにcheck-inの時間になる。check-inはプリントアウトしたバーコードを読ませるだけ。その後セキュリティゲートをくぐり、boarding timeを待つ。発車20分前から乗車開始。少しのんびりしていたら、スーツケースを置く場所がなくなってしまった。係員の人が使ってない個室に入れてくれたので助かった。


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EuroStarは少し奮発してStandard Prime Seatにした。2列+1列のゆったり配置。でも客車内の椅子の配置が半分が進行方向、残りが逆方向になっていて、たまたま逆方向の椅子だったのでちょいと残念。


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発車ベルも無く、あっけなく走りだし、あれよあれよというまにスピードが上がる。日本の新幹線より静かで揺れない。シートも余裕があるのでグッスリ眠れた。途中簡単な食事が出たので頂く。New YorkとLondonの塩の効いたパンばかり食べていたので、パンの美味しさが新鮮。日本のパンはフランスをモデルにしているんだな。


海底トンネルを期待していたが、知らぬ間に通過していた。気づいたらフランス国内。UK T-Mobileローミングで繋がっているので、Google Mapsで現在地がわかってしまう。それにしても早いね。味気ないぐらい、あっという間にパリ北駅へ到着。入国手続きもなく(イギリス側で済ませてしまう)、そのままパリ市内へ。


とりあえずトイレに行こうと思ったら、ココのトイレも有料。ちょっと我慢しつつ両替を済ませ、小銭が無いので、アイスを買って小銭を作り、アイスをワイフに渡してトイレへ。70centは高いよね。その後タクシーに乗りホテルへ。タクシーがMTなのが新鮮。ようやく欧州に入ったという感じがする。


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タクシーの運ちゃんがホテル探すのに手間取ったが無事にホテル到着。建物は17世紀の建物らしい。1フロアに1部屋しかないプチホテル。内装は豪華というか、趣きのある感じが素晴らしい。ただWiFiが弱い。。。


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ワイフが部屋で一休みする間にPre Paid SIMを探しに街に出る。弱いWiFiに辟易しつつネット情報を漁ると、やっぱりOrangeが良さそう。ホテルから1分の大通りの向かいにOrangeがあったので、早速相談すると、7日間500MBで格安20ユーロらしい。足りなくなったらリチャージすることになるが、まあ良いだろう。どうせ地図データだけだしね。店員さんにActivateまで済ませてもらい、ホテルに戻る。フロント隣のラウンジにあるPCを借りて、Orange FranceのAPN設定を探る(Android端末は稀にAPNを手動設定する)。誤情報や古い情報が錯綜していたが、ようやく正解情報にたどり着き、なんなくmobile internetが開通。前回Londonでは時間かかったからね。安心してホッとしたらお腹がすいたので、ホテル直営のレストランでオヤツを頂く。案の定、メニューがフランス語で意味不明。ウェイターにサラダの説明を聞いて、良さそうなチキンサラダとオレを注文。これまた、案の定、大皿でサラダが登場。一人で食べると、これ一つで十分だ。


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食後に少し散歩する。ホテル周辺はカフェやレストランがたくさんあって、本当に賑やか。いい雰囲気だ。ブラブラしてからホテルに戻る。事前にこのレストランをディナー用に予約しておいたので、予約時間近くになって部屋に電話が入る。ワイフを起こして支度させて、階下のレストランへ。既に入店待ちの行列ができている。隣や向かいのレストランは空席があるのにね。人気のレストランらしい。またもやメニューが分からないので、ウエイターオススメの料理にしておく。これが美味しい。牛肉と人参などの煮込みなんだけど、美味しい。ワイフの注文したレモネードもくどくなくあっさりして美味しい。これがフランスの実力なんだな。New York, Londonではかなわないんだろう。東洋人の客も多く、色々な言語が聞こえる。そんなに有名な店だったんだな。。。


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部屋に戻るとエビアンを持ってきてくれた。助かります。が、自分で買ってしまったので、ちょっとかぶった。

Paris 2nd day

8時頃に目が覚める。身支度してホテルのレストランで朝食を頂く。ビュッフェ形式かと思ったが、全て運んでくれた。クロワッサンとカフェオレ、ハムとチーズ、桃のように見えるが、実はルバーブのコンフィ、オレンジジュース等など。加えて半熟にゆでたタマゴ。エッグスタンドに立てて、スプーンで上部のカラを切れに開けて、スプーンで食べる。



部屋に戻り、11時前までのんびりとする。先日お願いしていたレストランのメニューのコピーを頂いたので、google翻訳を使って日本語になおしてみた。これなら注文するときに困らない。ただ、単語単位で翻訳しているので、意味はよくわからない料理も多いけど。



ワイフと地下鉄で凱旋門に行ってみる。思っていたよりも大きく迫力がある。内部に入れるようになっているので、チケットを買う列にならぶ。この時間がかなりもったいないので、Museum Passを買うことにした。美術館に入り放題になるらしい。ただし6日間限定。



パスを買った後で、シャンゼリゼ通りでランチを頂く。なぜかイタリア料理店に入り、サラダとピザを一品ずつ。これでちょうどいい。となりのテーブルでは中国人の若者が、スープ、サラダ、ピザ、ハンバーガーと豪華なランチを食べている。どう考えても多すぎるよね。



ランチのあとで、凱旋門の内部へ。凱旋門内部は螺旋階段になっていて、凱旋門の屋上に上がることが出来る。延々と階段を登り、屋上に出ると素晴らしい開放感。凱旋門から放射状に伸びる通りが全て見える。エッフェル塔もモンマルトルの丘も。ただ、延々と階段を登り降りすると息が切れる。凱旋門を出て、再びシャンゼリゼ通りのカフェでミネラルウォーターとノンアルコール・カクテルを頂いた。



その後、地下鉄でエッフェル塔へ。駅では日本語でスリに注意するようにアナウンスが流れている。それほど危険なのか。確かにアヤシイ人間が居るみたい。署名を求める人とか、妙なお土産を売っている人とか。エッフェル塔はすごい迫力。ただ、チケットを買うのが大変。1時間は並ぶ雰囲気。事前予約もあるが、予約もいっぱいみたいだ。エッフェル塔は遠くから眺めるに限るかもしれない。ちなみにMuseum Passはエッフェル塔では使えません。



エッフェル塔前の公園で一休みして記念撮影などする。東京タワーと違って、周囲の環境含めてデザインしているのがわかる。このへんの余裕は見習いたい。



地下鉄でホテルに戻る。ちなにみ、地下鉄への道順、地下鉄の路線案内、全てgoogle mapsに頼っている。これが無いとたぶん、死ぬだろう。



ホテルに戻り一休みしながら、メニューの翻訳の続きにとりかかる。19:30に予約を入れてあるはずが電話で連絡がないので、フロンに降りていくと、なんと予約が入ってない。しばらくのあいだフロント脇のロビーで一休み。飲み物も出してくれた。ほどなくして席の準備が出来たので、ワイフとレストランへ。するとシャンパンとフォアグラが出てきた。どうやらお詫びの印らしい。久々に飲むシャンパンはすごく美味しい。でも3口ほど飲んだところで、ワイフと私は真っ赤っ赤になってしまった。相変わらずアルコールを受け付けない。



日本語訳したメニューを見ながら注文。これは安心感があるね。ちょっと変わった料理も注文出来るのが嬉しい。このレストランは非常に人気がある。それは料理が丁寧だし、すごく凝っている。その割にリーズナブル。今日はタコサラダと子羊肉の焼肉をドライフルーツと穀物と一緒に煮込んだものを頂く。非常に美味しい。食後少し物足りなかったので、りんごと梨とセロリのゼリーを頂いた。これまた美味しい。隣のテーブルの女性も「これは美味しいのよ」と言っている。



食後の会計はレシートに金額が書かれている。アメリカだとTIPの欄が空欄で、最後にチップ含めたトータル金額の欄も空欄になっている。そしてサインするのが普通。フランスだとレシートにTIP抜きの合計金額が書かれているのみ。クレジットカードで決済する場合には、TIPを現金でテーブルに置くか、レシートの金額とボールペン等で修正する。だが、そのボールペンは自前で用意しないとダメなのだ。


ということが昨夜わかったので、昼のうちにCartier本店でボールペンを1本買った。一番安くて細身のを購入。高いやつはカッコイイけど太くて重たいので、実際には使いにくい。メインのペンは相変わらずモンブランの万年筆だしね。

Paris 3rd day

8時半起床。ホテルのレストランで朝食を頂く。


今日は日曜日。Paris市内の店はお休みらしい。ならば、週末に開かれる蚤の市に行ってみることに。地下鉄でPorte de vanresへ移動。とりあえずカフェでエスプレッソを頂く。店のトイレを使おうとすると、便座は無い、紙は無い、加えて汚い、という最悪の状態。仕方ないんだろうけど、ここでどうやって生活しているのか。やっぱり細かいことを気にしないだろうか。


気を取り直して、ヴァンブの蚤の市をブラブラする。う〜ん、限りなくゴミに近いものもあれば、ちょっと使えそうな物も色々とある。LPなどもあったが、もはやレコードは蚤の市の定番だな。Talking Heads Remain in Lightもあったりする。かなり長い距離にわたって店が出ているので、途中で引き返して駅に戻る。


再び地下鉄で移動し、ノートルダム寺院を見に行くことに。もう昼時なので、近くで店を探す。TripAdvisorのアプリで高評価の店を探すも、ヴァカンスでお休み。ちなにみ「れんげ」という日本料理屋でした。その近辺で流行っている店を探すと、これが低価格設定の店だったりして、ちょっと料理がイマイチそう。その近くにTraditional Foodを出すみせがあったので、そこに入る。Fish Soupとヤギチーズサラダ、Casseroletを注文してみる。出てくると、Fish Soupは寿司屋にあるアラ汁というかカニ汁の味でした。サラダはヤギチーズが焼いてあって美味。もうひとつは豆と鴨肉を煮込んだもので、こちらは素朴で良い感じ。でも、チョイと量が多目かな。


お腹が膨れたところで、ノートルダム寺院へ。すごい数の観光客が集まっていて圧倒される。入場の列が何故か2つに分かれていて、誰もコントロールしない。細かいことは気にしないんだな。列に並んで中に入ると、すごい量感に圧倒される。これはスゴイね。こんな環境で神を説かれたら、信じてしまうかもね。スゴイわ。


その後、オランジュリー美術館でモネの睡蓮を見ようと移動。TAXIが捕まらず(FUCK)、地下鉄で移動する。地下鉄も路線によって、ドアが手動だったり、ボタン押したり、全自動だったり、ホームドアがあったりと、仕様がバラバラ。乗り換えも非常に面倒で、まるで大手町の駅のよう。


なんとかオランジュリー美術館に到着。早速、睡蓮を鑑賞。所詮、アジアの一般人に芸術など理解できるわけがないので、気負わずに、気軽に鑑賞する。このサイズの絵画をたくさん描いたのがスゴイ。その程度で良いのだ。


階下のルノワールモディリアーニ、ピカソなど鑑賞して、早々に脱出し、ホテルに戻る。1時間ほどゴロゴロしてからホテルのレストランで夕食。予め予約してあるから良いものの、予約なしだと1時間待ちだろう。それくらい人気のレストランらしい。Google翻訳したメニューのコピーを片手に、インゲンとフォアグラのサラダ、子豚の焼いたつにレンティル・ポタージュを注文。こんなに大きなフォアグラは初めて見た。味も美味しい。しかし、子豚料理はもっと美味しい。New YorkのT-boneステーキと同じぐらいの衝撃だな。滞在中にもう一度食べよう。デザートはチョコアイスとルバーブジャム乗せの「日本の真珠」。要はタピオカみたいな物でした。これは今ひとつ。

Paris 4th day

今日も8時半起床。月曜日なので、車の音が大きい。ホテルのレストランで朝食をとりながら、今日の予定を考える。とりあえずはルーブル美術館に行って見ることにする。食事の後、そのまま外出。まずはgoogle mapsルーブル美術館を検索。そのまま地下鉄ルート案内が出るので、それに従って移動する。Google検索が無いと全く移動出来ない。逆に言えば、Googleさえ使えれば、世界中どこでも移動出来るんじゃないだろうか。Google mapsAndroid Appがversion upしてmy mapsが使えないのは痛いが、場所検索からルート検索へseamlessに使えるのが素晴らしい。



地下鉄を乗り継いでルーブル美術館へ。チケットを求める行列が続いているが、museum passがあるので、すんなり入場する。ニケを見てから、ワイフのリクエストで、とりあえずモナリザ、それからミロのビーナスを見学。これだけ見学するだけでも大変。大混雑だ。中国系ツアー客の団体が次から次へやってくるし、日本人、韓国人などアジア系が多い。それ以外にスペイン語系やら何やら、世界中のお上りさん大集合という感じだ。


この2つを見て疲れ果てたので、早々に退散してミュージアムショップに移動。娘にTシャツとハンドパペット、実母にスカーフなど買う。そのままルーブルを脱出。


近くのレストランをTrip Advisorで探す。Edokkoという日本料理屋があるので行ってみたら行列していたので、近くのカフェでランチ。キッシュとクロックムッシュを頂く。可もなく不可もなく。


再びルーブルに戻るのもなんなので、シャンゼリゼ通りのディズニーストアに行ってみる。娘からはユーロディズニーに行ってきてくれとのリクエストだが、入場料が高い割にアトラクションも少ないので取りやめにする。その代わりにディズニーストアだ。パリ限定グッズがあるのかと思ったら、数は少ない。その中から娘にTシャツとキーホルダーを買う。



地下鉄で移動してシャネルの本店に行って見ることに。カンボン通りにはシャネルの店が多数あるようで、三回目でようやく本店にたどり着く。実父に香水、実母に定期入れを買う。店内はお客さんでいっぱい。アジア系も多い。多数の日本人がハンドバッグなど買っている。店員にも日系人がいるようで、日本語での対応もあるみたいだ。


店を後にして、近くのカフェでエスプレッソを頂いてから、公園内にある遊園地で観覧車に乗る。もちろん、ワイフのリクエストでだ。その後、少し早いがホテルに戻る。


ホテルで一休み。TVはNHK海外放送が入る。なんとなく見ているが、やっぱり暗いニュースが多いような気がする。もう少し明るいニュースは無いんだろうか。これは良くないことだと思う。


19時半にいつものレストランを予約してある。電話でテーブルの準備が整ったと連絡があり、身支度してレストランへ。キャビアゼリー、豚肉テリーヌ+りんごサラダ、牛焼肉+季節の野菜を頂く。相変わらず美味しい。しかし行列待ちの客の視線に耐えつつ頂くのはいかがなものか。それを考慮しても、やっぱり美味しい。今日はデザート無しで、カフェを頂いて終了とする。

Paris 5th day

二度寝して9時起床。だいぶ寝過ごした。身支度して、いつものようにホテルのレストランで朝食。時間が遅いせいか、ウェイターは片付けに忙しい。それでもテキパキと用意をして頂いた。パリの店員は愛想が悪いというウワサだが、当たっている場合もある。だが、それは日本も同じ程度だろう。


朝食後、ワイフと「欧州イチ大きい」といわれるデパート、ギャラリー・ラファイエットに行ってみる。地下鉄乗り継いで行くが、当然、地下鉄とデパートが直結していると思いきや、直結していることはしているんだけど、ものすごくわかりにくい。このへんが雑なんだよね。


店内に入ると大量の中国人観光客に圧倒される。どうやら観光ツアーのメニューに入っているんだろう。人気の店は入場制限しているし、どの店でも大きな声で中国語が叫ばれている。このパワーはスゴイですね。


上階のおもちゃ売り場に行くと、少しは静かで落ち着く。娘用にパペット人形を探すと沢山の種類があり、迷ったが「スーパー・ヒーロー・ルージュ」という謎のキャラクタにする。その他、可愛らしいぬいぐるみが多数あったが、残念ながら連れて帰れない。悲しいねえ。


昼時になり、屋上にレストランがあるので、行ってみる。ここも中国人観光団体でいっぱいかな。。。と思いきや、ほとんど客が居ない。団体観光だと食べる場所が決まっているのか。レストランからの眺めは素晴らしいの一言。目の前にオペラ座、その少し遠くにエッフェル塔、反対側には少しだけモンマルトルの丘が見える。メニューにメザがあったので注文する。これはトルコ料理にもあった、様々な前菜なんだが、これの盛り合わせセットがあったのだ。チョイと懐かしい味わいで、当然ながら、オリーブも実も出てきた。飲み物はノン・アルコール・カクテル、つまりはジュースを頂いた。


隣の建物に紳士服を扱っているので、すこし見る。ブランド系の店は中国人で一杯。もちろん、日本人も見かける。中国人のおっさんはどこでも短パンサンダルで現れるので分かりやすい。アメリカ系のカジュアルウエアの店で、なぜか矢絣柄(やがすり柄)のブルゾンがあった。聞いてみると、Japanese Traditional PatternのSpecial Modelだと。試着してみると良い感じなので衝動買いする。日本にはありそうで無いのかもしれない。


ホテルに戻る前に向いのオペラ座を見学。これが豪華絢爛。スゴイね。全く縁のないクラシックの世界だ。こういうのを様式美というのだろうか。圧倒的だ。オペラ、バレエ、クラシック好きならばたまらないんだろうなあ。


かなり早めにホテルに戻る。ワイフは昼寝。自分は写真の整理をする。明日はベルサイユへ行く予定。