<立ち食いそば店>ネズミ入りカレーで18食 新小岩駅

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070313-00000150-mai-soci

問題のカレールーが使われていたのは13日午前6時15分から午前8時半までに販売した、カレーそば・うどん4食▽カレーライス7食▽カレーセット2食など。午前8時半ごろに店長が鍋にルーを足してかき混ぜる際、お玉に約8センチのネズミの死体が引っかかり、「ネズミ混入」が分かったという。

こういった不祥事に関する情報は、隠ぺいせず公表する、というのが望ましいとされていますが、この種の不祥事は、「こういう話は聞きたくなかった」という気がする部類に入りますね。
ネズミというものは、都内でも、かなりの数、生息しているようで、飲食業等で衛生に注意すべき業態では、ネズミ対策は重要でしょう。

「決められた通りにやった」=胴体着陸した全日空機機長−冷静沈着な人物との評

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070313-00000230-jij-soci

最悪の状況ながら1人のけが人も出ず、「前輪がないとは思えないほど衝撃が少なかった」と振り返る乗客もいた。 

胴体着陸シーンを、テレビのニュースで見ましたが、素人目に見ても、衝撃を最小限に抑えた、非常に巧みな着陸という印象を受けました。
ボンバルディア機の事故は、本ブログでも、過去に、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041121#1101032327
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050617#1118982162

とコメントしたことがありますが、事故が頻発しているようで、

「いつかは…」の不安的中 ボンバルディア
http://www.kochinews.co.jp/0703/070313evening03.htm

人命に関わる深刻な事故の発生が憂慮されます。徹底した対策を早急に講じるべきでしょう。

追記:

全日空機「劇的な緊急着陸」と称賛 英BBC
http://www.asahi.com/international/update/0314/003.html

BBCはニュース番組などで、機首を滑走路に接触させて停止する全日空機の映像を繰り返し放映。電子版にも同様の映像を流し、「ほとんど完ぺきだった」「パイロットは極めて冷静で、訓練通りのことがやれたようだ」など、専門家のコメントを紹介した。

改めて、機長は良くやったな、と思いますね。長い間の修練が一瞬に生きる、ということなのでしょう。
1979年に、当時の東亜国内航空機が羽田空港胴体着陸した場面がテレビで放映されていましたが、これも、非常に巧みな着陸に見えました。東亜国内航空は、旧JASで、今回の事故はANAでしたが、これがJAL(旧JASは現JALではありますが)だったら・・・ということが頭に浮かびました。

最高検が全国検察指導 「自白だけに頼らずに」

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070313/mng_____sya_____002.shtml

通知は「基本に忠実な検察権の行使について」と題し、最高検の笠間治雄刑事部長名で2月9日に出された。
まず「無辜(むこ、罪のないこと)の者を早期に刑事手続きから解放することも、検察官の重要な使命」と指摘。
自白などの供述証拠は「変遷しがちで信用性の検討を要する」とし「消極証拠(容疑者側に有利な証拠)を含む全体を十分吟味し、特に犯人か否かにつき、あらゆる角度から綿密、冷静な検討を遂げて事件の適正な処理に努めることが肝要」としている。
その上で、各次席検事に部下の検事らへの指導や研修を求めている。

言うは易く、行うは難し、ということでしょうね。肝心なのは、総論よりもむしろ「各論」であり、具体的な事件の中で、いかに上記のような内容を実践するか、実践できるか、ということでしょう。指導、研修も、単に「自白だけに依存してはいけない」などと、口で言うだけではなく、例えば、決裁の際に、自白以外の裏付け証拠がどの程度あるかを意識的に問題にする、といったことを、しつこいくらいやるべきだと思います。また、無罪事件等について、研究会を行ったり、その結果を資料化して配布し、必要に応じ読めるようにする、といったことも効果的でしょう。
適切な検察権の行使が行われることは、無辜の不処罰のためにも重要なことであり、無罪事件を今後に生かしてほしいと思います。

追記:

最近、自白が諸悪の根源のように言われている面がありますが、真相を解明し適正な科刑を得るための、自白の重要性というものは、日本の刑事司法制度が劇的に変わらない限り、今後も低下することはないでしょう。要は、適正な手段・方法により信用性が高い自白を得るということであり、それだけにとどまらず、他の証拠にも目を向け、自白に過度に依存しない、ということではないかと思います。自白以外の証拠にも目を向け、自白を慎重にチェックすることが、過誤を防止し、より真相に迫る自白の確保にもつながります。
自白以外の証拠による立証は重要ですが、自白がない立証には、どうしても限界があり、良質な自白というものは、真相を解明する上で、やはり、ほしい、というのが、捜査官の率直な認識でしょう。