公平さ欠く行為

舛添厚労相がTBSに抗議へ、年金問題で「欠席裁判」と」について。

 舛添厚生労働相は18日、閣僚懇談会後の記者会見で、TBSの情報番組「ピンポン!」が、年金問題について民主党議員が舛添厚労相を一方的に批判する内容の放送を流したのは、放送法が定める政治的公平の原則に違反するとして、TBSあてに抗議文を送付する意向を明らかにした。

 番組は、17日午前11時から放送された。スタジオ内に舛添厚労相の顔写真と年金に関する発言を掲げ、民主党長妻昭政調会長代理が、発言内容を批判する模様を放送したという。

報道に公平さを求める行為は必要だ。こうやって然るべき立場に有る方が抗議するのは大切な事だろう。


先日の日記にも書いたが、報道は中立ではない。
報道機関が存在するには金が必要で、金を出してくれる広告主にへつらうのは仕方が無いからだ。
とは言え、偏った報道をする事が良いと言う訳ではない。そうそう報道機関の姿勢が変わらない以上、単に偏った報道と言うものがされると言う前提に立ち、その情報を鵜呑みにしないことが大切だ。



厚労相の抗議受け訂正 年金問題報道でTBS」によると、

 TBSや舛添氏によると、番組では同氏の写真と発言を示したうえで長妻氏が年金保険料の流用問題などの政府の対応を批判。キャスターは「舛添厚労相に出演を断られた」と話したという。

とあり、かなり悪質だ。
政治的公平の原則云云ではなく、捏造報道ではないか。

福田氏と麻生氏

「自民党総裁にふさわしい」福田氏58%麻生氏22%

 読売新聞社は15、16の両日、自民党総裁選に関する緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。


 福田康夫・元官房長官麻生太郎幹事長の、どちらが総裁にふさわしいかでは、福田氏を挙げた人が58%にのぼり、麻生氏の22%を大きく上回った。自民支持層で見ると、福田氏61%、麻生氏27%だった。


 国会議員票で優位に立つ福田陣営に対し、麻生陣営は都道府県連の党員投票に期待しているが、国民の人気も福田氏の方が高かった。


 男女別では、男性は福田氏53%、麻生氏27%、女性は福田氏62%、麻生氏18%で、女性の福田氏支持が目立った。年代別、地域別でもすべて福田氏の方が多かったが、麻生氏の地元「九州」では、福田氏50%、麻生氏28%と他と比べて差は小さかった。

麻生氏もみくちゃや〜 福田氏は待ちぼうけ

 17日午後に高松市内で行われた自民党総裁選街頭演説で、デパート前の狭い路上に約4000人の聴衆が詰めかけ、握手攻めにあった総裁候補の麻生太郎幹事長(66)がバスに戻れなくなり、出発が遅れる一幕があった。


 演説の途中から小雨が降り出し、麻生氏が2分早く切り上げたにもかかわらず、党本部が用意した大型バスまでの道路沿いに長い人垣ができ、麻生氏は10分以上にわたって、握手を求めて取り囲んだ年配の女性や若者らに足止めされて、もみくちゃになった。


 この間、対立候補福田康夫官房長官(71)や臼井日出男選挙管理委員長はバスのなかで待ちぼうけ。たまりかねたのか、福田氏は自分からバスの窓を開けて聴衆に手を振りながら「お願いしますね」と声をかけていた。

鳩山法相「数字悔しい」。麻生候補に関する世論調査

 自民党の総裁選に立候補している麻生太郎幹事長の陣営の選対本部長を務める鳩山邦夫法相は、18日午前の記者会見で、各種世論調査福田康夫官房長官支持が麻生氏支持を大きく上回っていることについて「マスコミの世論調査の数字は悔しい。福田さんが圧倒的に有利だとマスコミが書くもんだから、福田票が増えているんじゃないかな、そんな気がしてしようがない」と述べた。

数の上では圧倒的に福田氏が多いようだが、麻生氏の支持者には「是非麻生さんに!」と言うような積極的支持者が多く、福田氏のには「福田さんで良いんじゃないの?」と言うような消極的支持者が多いのかもしれない。
個人的には少数であっても意欲の強い方に支持されている方の方が好ましいのだが、熱意は数値化することができないので票数に反映されないであろう事が残念。


ただ、首相になったら急に毒気が抜かれる可能性もあるので、もしかしたら麻生氏には今の位置で頑張って頂くのが最も良いのかもしれない。