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ネット検閲がもたらす究極の監視社会

さて、今号のインターネットマガジンでも IPv6 Summit in China 2005 のニュースが報じられている。

中国(政府)が IPv6 に本気であるというのは以前から伝えられてきたことで、確かにあの人口だから v6 がいいわな、とは漠然と思っていた。しかし、今回の反日運動絡みで中国のとんでもないネット検閲の一端に触れ(市民運動な方々は、こうした検閲には反対しないんですかぁ?)、IPv6 への取り組みというのがどこまで本気なのかちょっと図りかねない感じがしてきた。

IPv6 の特徴として挙げられる end-to-end 通信の理念を中国政府が容認するのだろうか。メディア探究のエントリを読むと、そのあたりの意図が謎に思えてくる。

別に IPv6 でなくとも IPsecVPN をはるという対抗手段はあるはずだが、IPv6 ネットワークでは NAT 越えの問題がないだけ IPsec をやりやすくなる。そのあたり中国政府はどのような対抗手段を考えているのだろうか。

そういえば中国で販売する暗号を含む製品って必ず中国で開発製造しなくちゃいけないんだったよね? さては、それを義務付けているのは、中国政府が専用バックドア(以下、陰謀論につき自主規制)

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