辰巳の森緑道公園。ちょっと江東区にいるとは思えない光景。
ちょっと辰巳まで泳ぎに
7時起床、冷たい雨が降っているが雪にはならなかったようで。どうにも体が不調で、肩が凝っていけない。こういう時は泳ぐに限る。せっかくなので行った事の無いプールへ、ついでにお散歩してこようと決めて、プール好きの皆様の間では聖地であるらしい辰巳国際水泳場に行く事にする。11時過ぎに出かけて、中目黒から日比谷線、有楽町から有楽町線で辰巳へ。辰巳駅で降りて出るとすぐに公園で、首都高速の辰巳インターが覆いかぶさる。プールに向う公園は、立川の昭和記念公園にでも来たのか?という雰囲気。
辰巳国際水泳場はさすが、という規模で、50Mのプールが2つ、飛びこみのプールが1つ、ワンフロアにまとめてあって、天井は馬鹿高い。しかし、土曜日にも関わらず、個人利用はえらく空いていて、一人で50Mプールの1コースを占拠できるか、というほど(まあ、天候のせいもあるだろうが)。一方で、団体利用は随分と人数が多く、スパルタな雰囲気がぷんぷんしている。飛び散る血と汗と涙、という感じ。思うに、ここは駅からは遠いし気楽に遊ぶには皆真剣に泳いでいるしで、適度に泳ぎたい素人からは敬遠されているのかも。ロッカールーム他設備は綺麗だし、水質は抜群だし、これは良いわい、とは思うが、自分だって片道1時間もかかるのだから、当分ここまでは来ないだろうな。1時間半、2キロほど泳ぐ。
ところで、公共のプール、ホテルのプールについてはいつもここで情報を得ている。こういう情報を見るにつけ、東京都内のスポーツ系、文化系の公共施設(プールとか、図書館とか)の充実ぶりには溜息するばかり。
全国屋内プール情報【水夢王国】
疲れたけれど血の巡りが良くなった、というか、体が軽くなってプールを出る。そのまま辰巳の森海浜公園を、貯木場沿いに北上。振りかえって撮影した写真。プールの建物と京葉線の高架橋がいい感じ。
不思議な橋
そのまま北上して、砂町運河を漣橋で渡って潮見。東雲北運河を暁橋で渡って枝川。汐見運河をしおかぜ橋で渡って塩浜。このしおかぜ橋がなかなか面白い橋で、
まず斜張橋で運河を渡って
アーチ橋で駐車場の上を渡り
ループ橋で下る
全体像はこんな感じ
http://www.ne.jp/asahi/urban-house/suh/sakuhin2/shiokaze.html
アーチ橋の存在意義がまったく不明だったのだが、リンク先の写真を見ると橋の下に線路が通っていて、もとは線路を跨ぐ為のアーチ橋だったのだと理解。ここには元々貨物のJR貨物の越中島線があり、支線の廃線に伴って線路が無くなったのであるな。
JR貨物越中島線
洲崎パラダイスはもうパラダイスじゃなかった
さらに北上して、汐浜運河を南開橋で渡ると東陽、昔の洲崎。遊郭があったところ。洲崎の名前を最初に知ったのは、恥ずかしながら川島雄三の『洲崎パラダイス・赤信号』。池袋の文芸座(もう新文芸座だったかな?)に小沢昭一オールナイトを見に行って、『大当たり百発百中』、『洲崎パラダイス赤信号』、『「エロ事師たち」より人類学入門』の3本立てを見た。大当たり百発百中のバカバカしさと洲崎パラダイス赤信号のやるせなさが印象に残っている。そして、「洲崎パラダイス」の大きなアーチと橋が、凄く印象的に「あっち」と「こっち」を分けていた。
洲崎のあたりをうろうろしてみたが、雰囲気の有る古い建物が何軒かあるだけで、それらしい残骸は何も無かった。少なくとも私がピンと来るようなものは。そりゃあ、赤線が廃止されたのは40年前だから、当たり前だけど。かつて「洲崎パラダイス」のアーチがあったという場所も、これといったものはなかったが、なぜかあったのが
これ。なんで?
木場の駅まで歩いて、東西線で大手町。丸の内に寄り道して、丸の内線、日比谷線、東横線で帰宅。
日本海海戦百周年
ですね、今年は。関連書籍がいろいろ出るんだろうけど、今のところ出ている記念グッズを集めてみた。深い意味は無い
- http://www.gingakogenbeer.co.jp/rjw/
- 純米吟醸「日本海海戦百周年」
- 吉村酒造という会社が作っているお酒。吟醸「在此一戦」というのもあるそうな。
- 日本海海戦100周年記念
- 元帥酒造(すごい名前だ…)が出している、「みかさ東郷」と「元帥」の2本セット。
- 日本海海戦百年記念ZIPPOライター
- 復刻 日本海
- 松江の老舗和菓子屋が出しているもの。懐中しるこで、お湯をかけると日露の旗が両方浮かび上がってくるとのこと。私が松江で買ってきたときは、お湯を勢い良く掛けたら、日本の国旗が割れてましたよ…。
- 日本海海戦100周年記念グッズ
- 三笠記念会が運営しているらしいサイト。シールなんか、何に使えというのでしょうか。
- http://choumi.cside.com/f06.html
- オマケ。海軍さんのカレーのサイトにある、東郷平八郎関係のお酒いろいろ。「東郷ビール」って、結論としては「元帥シリーズ」の中の一本だ、ということで良かったのかな。