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ザウエリズム 【Zawerhythm】 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2016-05-25-水

[]バンコク バンコクを含むブックマーク バンコクのブックマークコメント

 お仕事でバンコクに来ました。4年ぶり。

 まあ仕事の密度はそれほど濃くなくて、拘束時間も少なめなので、会ったりできる方いれば是非。とはいっても明後日には任国へ帰ります。

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2016-05-24-火

[]君の膵臓をたべたい 君の膵臓をたべたいを含むブックマーク 君の膵臓をたべたいのブックマークコメント

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい

 読了。別に本というのは難解である必要は無いし、伏線やらプロットやら謎やらが想像通りに進んでは行けないというものでは無く、心を打つものがあるのは確かなんですが、いろいろと勿体無いな、とは思いました。

 膵臓というのはたまたまプロットであって、多分具体的な何かは想定されていないから、膵臓に抱えている何かと、ヒロインの行動との関係性が全く不可解に思えてしまうのはまあ職業病なんでしょうね。ファンタジーとしてはそれでいいのかも知れませんが、せっかくなら具体的な何かを想定して、そこに矛盾しない描き方をしてもよかったのではないか、とは思います。それに関して作中で詳しく語られることは結局無いし、話の筋には関係ないと言われてしまえばそれまでです。

 主人公のそれまでの生き方と、会話の切り返しのイメージがうまく重ならないところがあって、そのたびに読書世界から引き戻されてしまうことがありました。作中でそれを意識しているということがややあからさまに語られるように、ある作家のような会話の妙っていうのをこの作品の肝の一つとしようとしているというのは分かるのですが、それにしてはテンポはあまり良くなくて、一読してスッとは入って来にくい台詞回しも少なくありませんでした。いや、むしろ主人公のそれまでの生き方故に、これくらいのテンポの悪さがあったほうがリアリティがあるのだ、という考え方ができなくもないのかも知れません。実際、一息で吐くように飛び出した表現にハッとするような箇所もありましたし。

 大きな伏線のように最後まで引っ張りながら、あんまり回収されていないようなアイテムについても、どうにも気になってしまいました。無理に入れ込まなくてもよかったのでは、という気もします。

 なんとなく本筋とは関係のないところがいろいろと気になってしまう作品ではありましたが、心を打つものがあったのは確かですし、これはデビュー作ということなので、機会があれば別の作品も読んでみようかな、と思います。

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2016-05-23-月

[]羊と鋼の森 羊と鋼の森を含むブックマーク 羊と鋼の森のブックマークコメント

羊と鋼の森

羊と鋼の森

 海外で暮らすようになってから、読みたい時にすぐ手に入り、かさばらない電子書籍というものにも手を出すようにはなってきましたが、できれば紙の本をめくりたいと思い、一時帰国の際に目についた本をわさわさと買うということをしています。2016年本屋大賞受賞、そうやって目立つ場所におかれている本は、やはり手に取る機会が増えるわけで、毎年大賞作品を必ず読むというわけではないけれども、まあ振り返ると結構読んでいるような気もします。

 一つのことに誠実に取り組んで極めていく、ということが絶望的にできない僕にとって、一つの道にじっくり取り組むことのできる人というのは尊敬に値するし、そうした物語には非常に感銘を覚えます。静かで力強い文章。短いセンテンスが心地よいテンポで綴られて、ラストまで同じような静かな、しかし力強いテンションで綴られる物語は、まさに主人公の心をそのまま映し出してるような、そんな心地よさを感じました。

舟を編む (光文社文庫)

舟を編む (光文社文庫)

 一つの物事をつきつめていくというテーマを同じくするという意味で、2012年に本屋大賞を受賞した「舟を編む」とも似た読後感でした。「舟を編む」の方が、より目に見えてわかりやすい目標達成の場面や、人生における大きなイベントの描写などがある一方で、「羊と鋼の森」には、一見そうしたわかりやすいなにか大きな盛り上がりというのは描かれていません。しかしながら、僕にとっては「羊と鋼の森」の文章は、静かではあるけれども、むしろより力強いものであるようにも感じました。

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