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ザウエリズム 【Zawerhythm】 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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  テキスト庵(0009)に参加しています。

2011-10-08-土

[]近況 近況を含むブックマーク 近況のブックマークコメント

 大学へ戻って激務の濁流に飲み込まれ、その流れに抗ったり身をまかせたりしているうちに半年が過ぎました。慣れたといえば慣れたし、いつまでも慣れることがないといえばそうでもあります。

 僕の専門としようとしている領域は、消化器外科の中でもまあハードでマッチョな領域でして、体育会系とは縁遠い立ち位置の僕には荷が重いところもあるのですが、そこに食らいついていくのか、違うところを目指すのか、激務の中で考えることが面倒になって結局今日も早朝から深夜まで大学病院内をバタバタしているというのは、10年ほど前に医師免許をもらったばかりの頃、同じように経験していたのですけれども。

 医療が激務なのは覚悟していたといえばしていたのだけれども、なんというか業界の労働強度が両極すぎます。一線でバリバリやるのか、徹底的に退いて悠々暮らすのか。その中間くらいの場がないから、いろいろ思い悩む人が出てくるのです。女性医師が働きやすい現場を、といいますが、こんなに休みもとれず、完全に病院に生活を握られる生活、男性医師にとっても極めて働きにくいのです。

 何年か働いて立場が変わったら解決するのかなと淡い期待を抱いてみたものの、十年たっても変わらないのを見るにつけ、これは何か大きな力と意思をもって変えない限り変わらないということが確信できました。僕にとって、誰かと約​束をするのが難しいというのがこれ以上ないストレスです。こんな前時代的な丁稚奉公(しかも番頭さんへの道は限りなく遠い)システムを改善しないまま、「外科医の減少を憂う」なんて言っているのはちゃんちゃらおかしい。でも、僕は確実にそのシステムの一翼を担ってしまっているのです。

 教授が「人生は一度しかないんだから一流を目指せ」というたびに、一度しかない人生の限られた時間の使い道について思い悩み、仕事以外のことがほとんどできないということにストレスを感じているのであれば、飯の種として割りきって労働強度を下げ、プライベートに時間を割くこともまた真であると思うし、あるいは、語学や法律や経済の勉強を大学に入りなおしてでもしてみたいという思いとか、エイプリルフールネタで書いたものの、心の奥底で渦巻いている、海外での医療とか、政治への参加という希望というか野望も持っていないわけでもなく。

 人生の終わりが十年短くなった以外は、考えていることは十年前とおんなじです。

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2011-07-23-土

[]テキスト庵解散 テキスト庵解散を含むブックマーク テキスト庵解散のブックマークコメント

 この春大学に戻ってからというもの、毎日早朝から深夜まで病院に拘束されるような生活を続けていたので、かつてのようにいろんなウェブ日記を読みにいったりするということもだんだんしなくなっていて、せいぜい時折、iPhoneからtwitterとかtumblrのぞくというくらいでした。

 ネット界でのあれこれについていけるはずもなく、テキスト庵「解散」を今になって知りました。登録番号9番と、閉鎖前の時点で運営者以外の登録では一番早い番号を頂いていた(当初は僕以前の番号に登録されていたテキストがありましたが)、それなりに思い入れのあるサイトでした。

 日記猿人日記才人が閉鎖された寂しさを紛らわしてくれる存在でもありましたし、十周年記念のオフ会に参加できず悔しい思いをしたのも最近のことのように思えます。

 閉鎖に絡む経緯は、ネットに残された断片から窺い知ることしかできませんし、僕はそれ以上その是非を判断する術を持ちませんが、とにかく、今までありがとうございました。ここ数年はほとんど更新報告もせず、最近頻繁に更新されていた方々と濃密な交流があったわけでもありませんが、二十周年記念オフ会を楽しみにしておりました。またいつかどこかで集えることがあれば嬉しいです。

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2011-04-30-土

[]何度でも。カルテをきちんと書くということ 何度でも。カルテをきちんと書くということを含むブックマーク 何度でも。カルテをきちんと書くということのブックマークコメント

 久しぶりに大学に戻って感じたことなど。きちんと自分に下の学年の医師がつくというのは初めてかも知れません。とにかく何度でも繰り返します。僕はカルテのいい加減な医師を信用できません。研修医のときにやらなかったこと(できなかったことではなくて)は、おそらく一生やらないのではないかと思います。とにかくカルテをきちんと書くということを心がけて欲しいのです。

 カルテや紹介状をきちんと書くこと。検査伝票をきちんと書くこと。

 検査の前後にきちんと患者さんに説明すること。行った検査の結果は可能な限り速やかに患者さんにフィードバックすること。検査のやりっ放しはあり得ない。

 患者さんや病院職員に対して、きちんとした態度をとり、丁寧な言葉遣いを心がけること。意見することと無礼であることは違うし、フレンドリーなのと無礼であるということは違う。

 自分の行為に責任を持つこと。どうせ指導医が控えているという考えを捨てること。自分の選択に確たる知識と哲学を持つこと。分からないことを分からないという勇気を持つこと。

 何を偉そうにと言われてしまうでしょうし、僕自身がどこまで出来ているのか分からないのですけれども、僕が研修医に求めていることはおおむねこういうことです。残念ながら経験を経た医師でもこうしたことが出来ていないように思える方々も少なくないように思います。価値観はいろいろあるでしょうけれども、僕は技術がどうこうということ以前に、こういう医師を尊敬し、自分もそうありたいと思っているのです。

カルテをきちんと書くということ

http://d.hatena.ne.jp/zaw/20080402#p1

カルテを書けない医者たち

http://d.hatena.ne.jp/zaw/20051228#p1

第101回医師国家試験合格発表

http://d.hatena.ne.jp/zaw/20070330#p2

ふうふう 2011/05/10 00:06 つまり、教師にたとえると、きちんと授業して、それを評価に(教師自身の評価に、そして子どもたちの
評価―通知表)に反映させる、ということでしょうか。
…たとえる必要はないのですが^^;、どんな仕事でも 当たり前のことを当たり前にやる、ということは大事なのでしょうね。

zawzaw 2011/06/11 21:34 放置しててすみません…生きてます。
自分の頭の中だけでいろんなことを考えていても、それをカルテに反映してくれない医師が少なくないんです。優れた技能を持っていても、それができていないと非常に気になるんですよね。
完全な個人プレーならいいんですが、そういうわけにもいきませんし。その流れで、きちんと教えないで「目で盗め」みたいなのも好きではないです。

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