新聞記事:映画「大地の詩」クランクイン 村上弘明さん主演  2010/10/03 北海道新聞

 【遠軽オホーツク管内遠軽町の私立児童自立支援施設北海道家庭学校を創設した社会事業家、留岡幸助(1864〜1934年)の生涯を描く映画「大地の詩(うた)」の撮影が2日、同校で始まった。

 映画は、留岡が刑務所の前身に当たる空知集治監の教戒師に着任する場面で始まり、1914年(大正3年)の同校設立や晩年の姿を描く。監督は、福祉を題材にした映画を撮り続けている山田火砂子(ひさこ)さん、留岡役は俳優の村上弘明さん。

 この日は、囚人による道路建設現場を、留岡が視察する場面などを撮影。山田監督は「強欲な人間が多い現代だからこそ、他者のために尽くした留岡の存在を多くの人に伝えたい」と話した。10月下旬まで、遠軽や札幌など道内を中心に撮影し、来春の全国公開を目指す。

 同校は、非行や虐待などが原因で家庭で生活できない19歳以下の男子が入所。職員と寮で共同生活し、農作業などの実習を通して自立を目指す施設。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/253959.html (写真あり)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
前々から紹介させていただいていた映画ですが、いよいよクランクインですね。
費用集めが大変なようです。

児童自立支援施設は公的な施設が97%。だからというわけではないのですが、
昨今の流れでは映画への協力金(チケットを買うんですがね)なんて
支出のしようがないのが現状なのですかね。

私立の児童自立支援施設、それこそ舞台となる北海道家庭学校では、逆に費用的な余裕はないし、
留岡氏の出生地である岡山県ですが、それほど力を入れていない、
というか、釣りバカ日誌で懲りたか・・・

そんな裏事情はおいておいて、来春の公開を楽しみに待つとしましょう。