電子竹林:Blog(アーカイブ)

電子竹林:Blogの2019/1/20までのアーカイブです、最新のものは→ https://zom-1.hatenablog.com

「アウトレイジ 最終章」

北野武監督脚本編集。関東の山王会と関西の花菱会の抗争後、張会長の庇護の元、韓国で暮らす大友(ビートたけし)と市川(大森南朋)は花菱会幹部の花田(ピエール瀧)とトラブルを起こす。緊張状態の中、山王会トップの野村(大杉漣)、西野(西田敏行)、繁田(松重豊)、中田(塩見三省)たちの権力争いが始まるが…。パワーバランスが巧みな権力闘争や裏切りの構図はなかなか面白い。物語的にはまあまあだけど、「その男、凶暴につき」からの同じパターン繰り返しで昔の遺産で生きてます的な感じは強い。ビートたけしは滑舌悪すぎで役者はもう無理でしょ。
http://outrage-movie.jp/

「恋と嘘」

古澤健監督、ムサオ原作。超・少子化対策法案により、16才の誕生日に遺伝子情報による最良の結婚相手を決める政策が取られている近未来の日本。仁坂葵(森川葵)は幼馴染の司馬優翔(北村匠海)と16才の誕生日を迎え、そこに高千穂蒼佑(佐藤寛太)が現れるが…。SF設定だけど、そんなトコはまったく活かされてなくて、幼馴染と突然のイケメン出現で葛藤する的な、超・平凡な恋愛モノでしかない。全体に退屈な展開で見るべきところは少ない。あえて言えば中島ひろ子を久々にスクリーンで見られたトコぐらいか。
http://koiuso.jp/