好奇心と怠惰の間 RSSフィード

書きっちらしでも読みたい人はg:fragments:id:zoniaまで。

2011-03-13

[]平成23年2011年東北地方太平洋沖地震

 最初にM8を示した緊急地震速報の端末を見たときには、まさかここまでの現象・被害になるとは思っていませんでした。

 東海・東南海・南海地震は、生きているうちに経験するのだろう、と漠然と考えていたけれど、今まさにそれに匹敵する地震と津波を目の当たりにして、想像を絶するとしか言いようがなくて…。もちろん、東北地方でこれほどのものは想定されていなかった(むしろ、これまでの経験から東北地方は津波に対する意識は高いはず)ので、被害が大きくなった面もあります。

 大阪でもしばらくは特別な対応をとることになりそうです。今日もお手伝いしてきました。

 今後、M7程度の地震の発生が3日間で70%という確率で予想されています。余震域が広いので、関東〜東北の太平洋側では、強い揺れを感じた時にはすぐに身を守り、海岸の近くにいる場合は高台へ逃げられるようにしてください。また、比較的遠く離れた東海地方近畿地方などでも、3月11日14時46分や15時15分の地震と同じ程度の揺れ(大阪では最大で震度3でした)となる恐れは十分に考えられますので、落ちやすいものを落ちにくいところへ退避させておくなどの対策が有効です。

 …ところで、今日、マグニチュードを再び修正しましたけど、今このタイミングでなぜ修正したのでしょうか…。学術的には重要ですが、防災対応上、どのような効果があるのか、個人的には見いだせていません。

2011-03-08

[]近況2011

 この時期になるとなんだかやっぱりセンチな気分になるのかどうか、去年もこの時期に一度きり更新していましたね。改めてご無沙汰です。

 さてこの4月には東京へ異動することになりました。某有名なシステムに関する管理や調整なんかを任される立場(と言ってもヒラですが)になるようです。ううむ。

 日々のお仕事ではとりあえず目先の懸案を片付けることに意識は集中してしまいますけど、たまーに事業の全体を俯瞰して考えてみると、戦略とか大方針とか、いろいろと思うところが出てくるものです。もちろん、働き始めて3年間の経験も、そう考えさせるのでしょうけれど。

 またこれから、何か書いていければいいなと思います。

2010-03-07

[]近況

 久しぶりにダイアリー編集画面を開きました。ご無沙汰しております。


 大阪で働き始めてもうすぐ1年、どうやら4月の異動はなく残留のようでホッとしているところであります。お仕事としては引き続き管理部門なのですが、いよいよ5/27から始まる市町村警報にも絡むことになりそう。新しく始まることには問題もきっといろいろとおこってしまうでしょうから、気を引き締めてガンバリマス。


 月一回くらいは更新したいなー。

2009-08-31

[]読む気がうせるメルマガ

こんな目次から始まるメルマガは、嫌いなのです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━

[0] 目次

━━━━━━━━━━━━━━━━━

[1] 今週のピックアップ

[2] 新着記事

[3] ランキング

[4] 新着ニュース

[5] 編集後記

どういう風に配列されているのかはわかったけど、具体的な内容がぱっと見で表示されないので、結局一番下までスクロールせざるをえず、大変面倒なのです。最低限、その項目ごとの今回のキーになるようなことが書いてあれば、自分の興味のある内容なのかそうじゃないのかぱっとわかるのに…。

2008-12-06

[][]税金から作られる,天気予報よりずっと大切なモノ

 以下,あくまでも個人的な見解であるけれども,ちょっぴし話題になっているので書きたい。


 気象庁やその下部組織である気象台が発表している天気予報が,国民全体にとって重要なものであるというのは間違いありません。「税金」を投入した天気予報ですから,より手に入れやすい手段・形式で伝達されることが望ましいでしょう。しかし,2つの意味において,気象庁はそこだけに全力投球していくわけにはいかないのです。今回は,そのうちの1つについて書いてみます。


 実は,気象庁・気象台のお仕事の本分は,天気予報ではありません。国民の生命や財産を守るべく,防災・減災に役立つ気象情報を出すことが,最も大切なお仕事なのです。「税金」が投入されたスーパーコンピューターによる数値計算結果や,予報官の知見を用いて,気象*1変化を予測し,また実際に起きている現象を監視して,社会的に影響の大きい現象について予め注意や警戒を呼び掛けるという,大事な仕事です。こういった情報を作成する段階で,天気予報が副産物として生み出されるとも言えます。


 したがって,天気予報をさまざまな形式で伝達することよりも,防災気象情報の発表・伝達・改善力を注ぐことが優先されますし,優先されなければならないでしょう。「税金」の使いみちも,当然後者に優先されて使われていくはずです。限りあるリソースを,有効に活用していかなくてはなりませんから。


 天気予報も重要だけれども,より重要な防災情報を提供しているよ,ということを意識してもらえるとうれしいな,ということでした。

もう1点については

 また明日(もう今日か)にでも書ければ。

ところで

 気象業務支援センター日本気象協会が「天下り官僚による組織」である情報のソースはどこにあるの…? どれくらいの人間が下りてるの? 実はよく知りません。

*1地震や火山の現象も含んでいます。