スマートフォンでも見やすいホームページを考える

 スマートフォンでインターネットの記事を読む機会が増えた。見やすいページ、見にくいページ、見えないページ(Flashサイト)などいろいろある。

 それぞれのホームページで諸所の事情があるだろうが、見る側にとって見やすいページの条件をまとめた。

概要

 スマートフォンや携帯では携帯の画面幅に合わせてレイアウトが調整される(ドコモ HT-03A調べ)

  • 携帯電話のダウンロード速度はだいたい302kbpsぐらい。
  • Flashコンテンツが表示されないことが多い(iPhoneAndroidWindows Mobile 6.5(Flash Lite)など)
  • 利用する機種、ブラウザで表示速度は変わる

利用シーン

  • 短時間で検索して読む
  • RSSリーダー経由で読む
  • 受信したメールのリンク先を読む
  • GPSなどを利用した位置情報サービスで周辺マップから検索したお店情報を読む

見やすいページ

  • 表示が速い
    • 読み込みデータ容量が小さい
    • 読み込みデータ点数が少ない(html:1、css:1、JS:1、GIF:1、Jpeg:1くらい)
    • 広告が少ない
  • 読みたい部分がスクロール起点(左上)から近い
    • メインコンテンツが左側、メニューは右側に配置されている
    • 上部(ヘッダ)の幅が狭い
    • タイトルが正しい
    • あってもなくてもいい物が省かれている
  • ムダな画像が少ない
  • Flashが見えなくても必要な情報が分かる
  • リンクが押しやすい
    • クリックエリアが広い
    • 余白があって間違ったクリックをしにくい

 正直なところ、パソコン用のサイトを見られるスマートフォンはドコモ HT-03Aを知っているだけだ。それゆえ、他に注意すべき点があるかと思う。ともかくホームページを作るときは、欲しい情報がすぐに見られるよう配慮する必要があると思った。

 平成22年3月12日(金) 記述