プライバシー重視の現在とは異なり、昭和や平成の時代には冠婚葬祭の際、その全てで記者会見を開く律儀な芸能人は少なくなかった。 ただ、恋愛や結婚などは質問するこちらも聞きやすいが、葬儀の直後となると、言葉を慎重に選ばなければならない。 生前お世話になった人々に対する「お礼のご挨拶の場」が設けられたものの、さすがにまだ早すぎたのでは、との印象が拭えなかったのが、夫・愛川欽也の死後、うつみ宮土理が東京・目黒の「キンケロ・シアター」で行った、痛々しすぎる記者会見だ。 愛川が肺ガンのため80歳の生涯を閉じたのは、2015年4月15日だ。 以降、遺骨と2人きりで時を過ごしたといううつみが1カ月ぶりに姿を見せ…